（ネタバレしかないよ）
横浜アリーナ公演をがっつり見て来ました。
当初は「え？ジョン(B)来ないの？」で盛り下がって行く気を無くしていたのですが、
実際1万円の価値大アリでした。
１７時開演（！）で、且つ入場まで横アリ名物大行列でしたが無問題。
席だって、事前に調べたら物凄いステージ後方あたりの悪席だと思い込んでたのに、
実際に入場したらあらまアリーナAブロック横の特設席で、プルプルしちゃう始末。
やたーッ！
ちなみに、客層はびっくりするくらい「普通」の人々ばかり。
「愛バク」Tを着てた人も見付けましたが（笑）
さて、今回はブライアンがアコギで「'39」を歌うという前情報で、
ウキウキしていたのですが、実際にはその前に、「Long Away」を歌詞が微妙ながら
（笑：本人が「これは練習！（笑）」って言うくらい）
歌ってくれちゃいまして、この2曲が密かに好きな私は本気で泣いちゃいましたよ。
「'39」の歌詞は最後、「♪For my life,still ahead,pity me.」なのですが、
「pity me」を「godbless you all」と歌い替えてくれたのを聴いてぶわぁっと。
「ボヘミアン・ラプソディ」は、なんと1番を丸々、フレディが歌いました。
映像の中でだけど。映像でのズレにもきちんと合わせて演奏してました。
もうそれだけで場内大拍手。見切れてるところに本当にフレディがいるんじゃないかと
錯覚したくなる、ニクい演出。またぶわぁっと涙が出て来ちゃうのよ、これが。
「手をとりあって」「LOVE OF MY LIFE」を合唱して、「RADIO GAGA」で手を叩いて…
ライブビデオでしか見られなかった光景を間のあたりにしたっつーのは本当に
「嬉しくて楽し」かったです。
入場時に物販で駆け込んで買ったタオルも、ちゃんと思惑通り「WE ARE THE CHAMPION」で
掲げられたし。
他にも、MCでいきなり「イラッシャイマスェ！イラッシャイマスェ！」と言い出すブライアンや
相変わらず歌の上手いドラムスのロジャーの声にしびれました。ハイ。
老けても、太ってもカッコイイよ…
あ、日本だけの「I WAS BORN TO LOVE YOU」はロジャーとブライアンで歌ってました。
ポールはあくまで「ポールロジャース」でしたが、私は悪く無かったと。
「普通に上手い」し、観客の微妙な心理を察してか、引くところは引いてたからね。
彼の曲も5曲程やってたのですが、「バッドカンパニー」って非常に良い曲だと思ったし。
ともかくも、純粋に楽しみました。しみじみとフレディの魂を皆で感じる演出が多くて
涙腺がことごとくつつかれましたが、あたたかくほんわかとしたライブでした。
