昨日と今日の読売新聞の頭がおかしい(誉め言葉)。
昨日は「LOUD PARK」のレポートを(メタルゴッドの写真つき)掲載、
今日は、英国でロックが規制されていた60年代に"海賊ラジオ局"を作った実話が元の
「パイレーツ・ロック」(http://www.pirates-rock.jp/)と、
ANVILのドキュメンタリー映画
「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」(http://www.uplink.co.jp/anvil/)
の評が載っていた。
実にロケンローではないか。
仕組んだのか偶然かは分からないが、編集部に賛辞を送る!
2つのロック映画の公式サイトを見た限り、どちらにもコメントしているのは唯一ROLLYだけ。
さすがだ。
さてそういえば前に見たROCK映画の感想を書いていないことに気がついた。
書いた気がしてたんだけどなぁ。
見たのは
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「GLOBAL METAL」は「METAL-ヘッドバンガーズ・ジャーニー」の続編的なもの。
人類学者でメタル好き・サム・ダン監督が今度は世界へ!、みたいな。
日本でのメタル文化については前回のラウパの映像を挟んで、
マーティーやX JAPANのYOSHIKIが登場。
マーティーの語る「V系」と「メタル」のファンの違いなんかは実に的を射ていたと思う。
普段は「真面目でおとなしい」イメージの日本人も「暴れる」という件で、
メタリカのラーズがコメントしていたが、
そのラーズが、別のシーンで「ダウンロードミュージック」について
しっかり今は肯定的なご発言となっていたことがさりげなく笑えた。
中国や中東など、政治的背景によりメタルという文化が受け入れられ難い国の現状を
垣間見ることができたのは非常に興味深かった。
「HEAVY METAL IN THE COUNTRY」はメタルレーベル・ニュークリアブラストがいかにドイツの
片田舎の村に根付いているかをのんびり見るドキュメンタリー。
メタルが一大産業となっているため、「パートのおばちゃん」の仕事はメタルTの梱包、
若い人間は勿論メタラー。
…という特殊な環境であることは十分伝わったんだけど、なんせ特に何も起きないし
何の提起もないので途中から「ながら見」をしてしまった。
そういう意味ではGLOBAL〜の方が映画としては成立してたかな。
というか単純に中身が濃かった。
あと、わたくし、普段映画の長さに耐えられないので見ないけど、
メタルが絡むとすんなり見られることがわかった。