オモウトコロ

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Tak Matsumoto LIVE 2014 -New Horizon- @BlueNoteTokyo 0612-2nd公演

  
「感想」…なんて、そんなもんイイに決まってる。
悪いわけがない。
だって端っことはいえ…
  
最前列だったんだから(号泣)

  
  
チケットきた時には、ミュージカルの主人公みたいな気分でくるくる回って空に向かって投げキッスをして飛び跳ねて喜びましたよ。
もちろん一人で。
アナ雪は見ていないが、知ったことか!むしろ私がアナ雪だ!くらいのテンションで。
  
とはいえ小心者、BlueNoteの公式サイトの座席表を何度も見ては「間違いなんじゃ…」とか半信半疑、「いや実際席に着くまでは信用ならねぇよ…」とか言いつつ前日からド緊張。
私がステージ立つわけでもないのに。
  
いざ席を案内されると…やっぱり…座席表は間違っておらず。
安心!と同時に襲いくる緊張感!
「よかった!私が出演する側じゃなくて!」とかわけのわからんことを思いながら、ノンアルコールで本公演特製カクテル「Islands Of Peace」を頼んでひたすら緊張の開演前。
  

ち、ちかいっ ていうか テーブルの端が舞台にくっついてるんですけど…。
んでもってなぜか足元にスピーカーがあたってるんですが…。
ちょうどTravisの目の前にあたる、本当に本当に上手端っこ最前列。
(というわけで、Travis用のセトリをガン見。なので今回は唯一史上自信あるセトリですよ。)
  
センターの松本さんゾーンを見やると、近年使ってるくねっと曲がったマイクスタンド、ギターは例のFirebird、そんでペダルが2つ…え…ぺ、ペダル思い切り見えるよ…
ワウワウの横に書いてある「玲」の字までくっきりと…。うぉ…。
小野塚さんのセットの前に白いアンプ2台。
奥の大賀さんのセットまではあまり見えませんでしたが、富士弦のやつに見えた。
とにかく、こんなに機材が目の前の状態はライブハウスでもありえないので大興奮。
…同行Dさんとソワソワ落ち着かない状態。無理、落ち着けないよ…。
とりあえず、やってきたカクテル「Islands Of Peace」にストローがなぜ2本ついているのかについて話す
あ、ノンアルコールはストロー白色でした。ちゅー(※ストローですする音)。
    
そしてついにメンバー登場。
下手からなので、ハイタッチはさすがにできないなーと思ってたら、
Johnさんがわざわざハイタッチしに来てくれました。あ、ありがとう…!(感涙)
  
少しおいて松本さん登場。
Mステ時と変わらず、グラサン、スカイブルーのシャツにジーンズ、黒い厚底スニーカーといういでたち。
小さい…細い…現人神(あらひとがみ)だよ…近いよ…
できればそのグラサンは…いや、なんでもない…とか思いながらスタンバイを待つ。
  
↓あたくしビジョン

  
01.New Horizon
  
Mステ同様ブラス部分は小野塚さん。
ちなみにラック上下とも「MOTIF XF7」というのをお使い。
私の位置からはあとはMacBookしか見えなかった。
  
Mステ時の固さは取れてみんなニコニコ演奏。
  
そして思い出すは数年前のTakeYourPickのこと。
あの時もなぜかすべて上手側の席で、「あ、これこっち側ラッキーだ」と思ったんでした。
ギターの手元見るからこっち見るのよね。必然的に。
こっちを見てくれるかのような錯覚(向こうグラサンだし)。
錯覚は大事。
  

02.take5
原曲でのフルートパートは小野塚さんが音色似せてシンセで対応。
Johnさん赤いマラカス使用。
「カッ」っていう音はスネア横に付けてる小さな箱を叩いてたんだがなんだあれ。
  
MC:
「こんばんはーっ!(客席:こんばんはーっ!)
  いーねーぇ(笑)…(客席を眺める)
  いーねーぇ(笑)…
  いつもはウェーイ(右手を上にあげて拳をにぎる)って感じだけど
  今日はこんな感じでやっていきます。」
  
「ウェーイ!」って時は、いかつい顔をしてこぶしを挙げてたのよね。
すこしコミカルな表現をするなんて…テンション高いなぁなんてこちらもニコニコ。
  
03.blue
ストリングスはこちらもシンセ。
  
04.華(hana)
  
この曲でのTravisとJohnの表情がなんともいえない…優しく微笑んでた。
外国人でもこの哀愁のメロラインがツボに入るのかな、なんて思って見てました。
  
05.tokyo nite
   
06.Shattered glass
  
この辺あんまし記憶ないんだよなー勿体ないなー。
たぶん飛んでたんだろうな、わたし。
グルーヴが心地よくて体を揺ら揺らしながら聴いててたのは覚えてます。
  
07.学生街の喫茶店(once upon a love)
  
何気にこの曲面白かった。
サビ終わり、Johnさんがスネアにタオルを置いてたもんで、
一瞬何かと思ったんですが…そのままタオルの上から叩いてました。
ミュート!
まさかのタオルでミュート!なるほど、そんな方法で…!
終わったらまたサッと取るんだよね…そんな人初めて見た。
それともジャズフュージョン界では ”あるある”なのたろうか…。
  
松本さん、2番はゆったりめに指びき。
ここで僅かに震える指先を見て悶絶する私(昇天間近)
  
曲終わり、メンバーとごにょごにょする松本さん。
オフマイクで「忘れた!」(照笑)
どうやら次の曲がなんだったか忘れた模様。
  
08.islands of peace
  
この曲もJohn情報をお伝えします。
ブラシ使用。こんなやつね。
 

  
このハケみたいな部分を使うんですが、スネアの上を円を描くようにして
「サーッ」てな音を出すわけです。これで叩くシンバルも優しい音ですわね。
いや、それはもちろん見たことあるわけですが…
  
アウトロ近くなって、アタックの強い音を出す時、くるり回転させて柄の部分でシンバルたたき出すとは思わなかった…。
これもジャズあるあるなのだろうか…。
ちなみに、別曲だったはずですが、シンバルを、柄 どころではなく、ワイヤーをくるくる巻いた 「?」 みたいな形のところで当ててました…。
しかもヒットの位置もシンバルのてっぺんちょい横を的確に狙ってるんだよね。惚れるよね〜。
  
09.That's Cool
  
クラップを促すメンバー。松本さんも「イェーイ!」なんて言っちゃう。ノリノリでちょっと後ろに重心預けながら手拍手しちゃうTAK。
  

曲中、ソロ回し大会開催。
大賀さんが歓声を浴びる。
  
MC メンバー紹介。
  
松「楽しんでますか? じゃあ、もうちょっとやっちゃおうかなー?(にやり)
  
10.月のあかり(Light of the moon)
  
小野塚さんのイントロ長めだったかな。
  
記憶があいまいなのは、曲を聴くというよりも、
この時の松本さんに見入っていたから(数分ぶり10度目)
右手をだらりと下げて小野塚さんの音を聴き、パートが近づいてきたときにピックを握って構える
までの一連のモーションがやたら目に焼き付いております。
  
曲の後半、若干テンポ上げてブルース?だったかな(忘れた…とにかく原曲にない)アレンジ。
  
11.Go Further
  
いよっしゃぁああああああああ!!!!きたああああああ!!
想像してなかったもんで、イントロきた瞬間握りこぶし。
できればジャンプしたかったねぇ。
  
いえーーーイ!と笑顔で咆哮しながらAメロ弾きだす松本さん。
血沸き肉躍るとはまさにこのことかと。
何度か咆哮してました。

バンドも実にドコドコベンベンベンベンとラウドに仕上げてて、ブルーノートの音圧じゃなかった。
この時のはしゃぐ私はたぶん他からみたら相当滑稽だったと思う(それでも自分なりに抑え気味)。
そんな時にちょうどこちら側をみて微笑んでいたボスも超笑顔だった。
うぉおおおお盛り上がるぅうううう(錯覚は大事)!
  
間髪開けずに
12.#1090
   
「サンキュー!」とオフマイクで叫ぶ松本さん。
一旦ハケていく。
  
ふおおおおと緊張と熱量から体から湯気が出んばかりの状態。
ちぎれんばかりの拍手をしてENC。
のども乾きまくりなもんで、間にさっきのカクテル「Island Of Peace」をゴクリと飲んだところ、アクセントであったはずの赤唐辛子がのどにストライク!して「ドSだな!ボス!」とか思ったのは内緒ゲホゲホ。
  
再度下手側から、ツアーグッズのワークシャツに着替えたメンバーが登場。
やはりハイタッチは無理…と思ってたら、今度はTravisがしてくれました。うひょー!
Johnさんはグータッチをしつづけてたんですが、我々の前でなぜか「ぱぁーん!」といってグーからパーへ広げて見せて去っていきました。
なんだありゃ(笑)。
  
松本さんはここからFireBirdの色違いを使用。
ちらりとワークシャツから二の腕のタトゥーが見えてたり。
あと、グラサンをお外しになられました…!OH…!まぶしい!
何年も一般公開することのなかった仏像を見たかのごとくありがたい気持ちになるのはなんでだろう…!
ありがたや…ありがたや…みなの願いが通じたんだね…
  
13.the moment

この曲聴くと、夏の日に窓開けて、松ちゃんのラジオ楽しみに聴いてた日々を思い出すんだよねぇ。


14.Rodeo Blues
  
いやもうイントロから沸き立つよね。
みんな若干前のめりで笑顔で演奏してんの。楽しげに。
  
曲中の、なんて書いたらいいかわからんが
「♪ンタータ・ンタータ・タータ・タータ」っていうフレーズで、
小野塚さんがそれに合わせて立って・座って・立って・座ってっていう動作を繰り返すと、それをみて爆笑してたJohnが真似しだす。
以降、そのフレーズくるたびに 小野塚 VS John の立って・座って合戦。
超ノリノリ。
それを見て苦笑いというか「もぅしょーがねーな」的な笑みを見せる松本さん。
とにかく笑顔、みんな笑顔。
  
楽しい時間はあっという間、センターに全員集まってお辞儀。
松「サンキュー!!! みんな気をつけて帰ってね!」と言い、
にこやかに、それはそれはにこやかに帰って行かれました。
はああああありがたや…ありがたや…

                          • -

  
感想はもうね、ほんと「よかった、最高でした、超楽しい、Cool!」しかないん
です。万物に感謝ですよ。
そらぁみんな上手いしね、雰囲気も大層良いのですよ。
笑顔、笑顔、笑顔で。
  
距離的にも今回、足元になぜかスピーカーが横付けされてまして、置いてたカバンがビシビシなってたり、
Johnさんのスネアがビビビビと震えちゃうくらいの距離なもんで…私も震えるよねぇ。
  
ちょっと遠いはずのセンターにいる松本さんでも、グラサン越しでおめめが見えて、ライトに照らされる腕毛も見えて、ピアスも見えるわけです。
案外「顔で弾く」んだなぁ、なんていう風に、眉毛の上げてたり口をゆがませたり…
そんなのがガン見できるなんてそらぁ至福ですよ。
ご本人もとても楽しくやれてるんだろうなぁといった雰囲気で、
「松ちゃーん!」とかいう掛け声に照れ笑いしてたり。
  
あまり大賀さんのことを書けないのは、位置的に逆サイドだったからなのですが、
エレキにアコギ(エレアコかも)に大忙し、しかも頻繁にギターチェンジしてたんですが、
これがまあ笑顔で松本さんを見ながら弾きなさる。
ニッコニコ。
確かThat's Coolのソロ回しだったと思いますが、スライドバー使ってたり。大活躍ですよ。ええ。
特にアコギが出す雰囲気が気持ちいいことよ。
  
同じく書けてないTravisについては、こちらも同じ位置的な問題として、
  
近すぎた。
  
というのがあります。
目の前だったからね。
決して目立つような派手なパフォーマンスはないんですが、大きな体で、大きな指で
優しい音出すんだよなー。とはいえGoFurtherは結構ゴリゴリさせてましたけど。
常に微笑んでました。あと腕のタトゥーゴイスだったなぁ。
あとデカかったなぁ。デカかった。ワークシャツ、こんな大きなサイズ作ったんだ…って思ったもんw
  
小野塚さんは私en2行ってないので初見だったんですが、みんなの絶賛がわかった てな感想。
RodeoBluesでのはしゃぎ方は文中の通りですが、ほかの曲でも比較的遊びの名手であり、
全体を見てるんだなぁなんて瞬間が多く。
Johnが遊んだり派手目にタム回し(ダカダカとタイコを連続で叩くヤツね)をすると、一番最初に反応して笑ってました。
  
Johnさんについてはドラム好きとしてはガン見対象でしたが、まっっったく顔が見えず(笑)。
しかし手元見てるだけで最高。
月のあかりだったかな、なんか曲前にごにょごにょ独り言してました(笑)。
他にもYeah!とかはすぐ言っちゃう感じ。特に後半ね。
  
ともかく、本当にあっという間、凝縮した幸せな時間でした。
たのしすぎてキャーキャー舞い上がって、色々早速忘れちゃったんだよな(´・_・`)
それこそGO FURTHER の時に「なるほど、レスポールよりもfirebirdの音は○○な感じなんだ」とか、
何の曲だかすらですが「あらま皆さん爆笑してらっさる(○○さんトチったから)」とか、
松本さんが、体仰け反ったり、右足前に蹴り上げてたり、諸々書くポイントはあったはずなんだけどなぁ。
ほんと、夢のよう。
あと、私に画力があれば、松本さんの細い脚のライン、ワウワウ踏む足のチャームさ、ピックの指捌きなんかを克明に描くのに…!
とこれほど思ったことはないです。無念。
  
またこんな一夜に出会えたら最高だな。