オモウトコロ

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B'zParty Presents Pleasure in Hawaii コンサートレポ(0929)

知ってると思うけど、この記事、長いですぜ!

ライブ編です。
んでもって、いつもながらのメモなし記憶のみですので諸々何卒ご容赦を。
かいつまんで言うと、「ボロボロ泣いた日記」です。

 

トークイベント&大抽選会&アロハ生脱ぎプレゼント』、というこれまでにない衝撃を受けた余韻が抜けないまま、翌日はコンサート。
しかも、in HAWAII。


トークイベントの後、「うおおおおりゃあああ!」という勢いでメモをPCに入力、パタリと眠って目覚めてカーテンを開ければ、そこにはまるで夢みたいに美しい「青空と海」が広がっている訳でして

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「あ、やっぱこんな美しさ、夢だな、これすべて夢だったのですな、HAHAHA…なーんだなんだ……
……

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…なんだこの手首のリストバンドは…!!

そうだ!夢じゃねぇ!!」というくらいの、とてもふわふわとした感覚。
※リストバンドはプラ製のフェスでよくあるやつで、ずっと着けてなきゃならんかったのです。

というわけで、「こうしちゃいられねぇ、もったいねぇ!観光だ!」という時間が、コンサートの前にどうしても入ってくる訳でして、感覚として、「これから!!ライブ!!全力!!そして物販からのガチャ!」みたいな気持ちとはどこか違う、不思議な心持ちでした。

※ちなみに物販はありませんでしたし、結果寝まくって時間なかったので、近くのスーパーにしか行きませんでした。

写真はB'zParty様渾身のトラベルガイドより。

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確か開場の1時間半くらい前にホテル毎に集合して、バスで会場まで、えっちらおっちらと運ばれる我々。
ド昼なわけでして、ほのぼのと、明るい日差し。

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そんな訳で、この日は会場付近にバスが何台も通るので、こんなサインも。

「駐車禁止区域」

「マハロ(ありがとう)ございます」

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会場の前には、大きな公園と、謎の像…マイケルジャクソンかな?というような。

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会場。背景の空が青すぎて、合成みたい!

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吸い込まれゆく我々ビーパ民。

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この会場には、来月、デフレパード(広告右下)も来るみたいです。

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日本人の、しかも確実に特定の人間しか来ないという環境だからか、リストバンドと、座席が印字されたネックパスの本人確認のみで、セキュリティチェックはありませんでした。

(過去に行ったアメリカの他のアーティストの公演では、男女別れて、金属探知機で銃を持っていないかのチェックがありました)

 
再入場不可の場内(だけど外)では、水をはじめとしたペットボトル飲料の他、レモネード(!)やナッツ、アイスが売られていて、飲食物は持ち込み不可なので、物販はないけど行列ができることに。

レモネードを飲みながら開演を待つのはさすがに初体験。

いい風が吹く~外国っぽい~

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しかし、そんな穏やかなハワイの風景とは違い、日本には台風が接近していて、ライブビューイングが中止になってしまった会場があることは、ツイッター上で見て、知っていました。

 

 

入場すると、「いつもの」ステージ機材たち。おお…!アンプもゴリっと自前!ドラムもツーバスで!(デビルマンが居たかどうか見忘れました)
いや、実はですね、どこにも「今回のコンサートはバンドセットですよ」、という記述は見当たらなかったので、どう考えても金銭的なことを考えたら、もしかしたらアコースティックセットでB'zだけ、ということもあり得るなと構えていたもんでして、「さすがだわー…ていうかペイできてんのかこれ…」と真顔になりました。すごい。サラッとバンドごと輸出。さすがすぎる。多分、向こうからしたら当たり前すぎて書いてなかったんじゃないかとも思うんですけども。

今回の座席は、もう本当に有難い事に、どセンター10列目。
しかし、このかつての渋谷公会堂を思わせるホールでは、席に関係なく、よく見えたのではないかと思われます。

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シートピッチも、席幅も、アメリカ仕様でかなり余裕がありました。
日本と違うのは、セキュリティが、一段高い壇上から我々を監視していることくらい。

 
開演前のBGMで確認できたのは、Barracuda/HEART、Black Night/Deep purple、Another One Bites the Dust/QUEEN、Don't Stop Believin'/JOURNEY、ELECTRIC EYE/JUDUS PRIEST(何故か毎回Helionは無し)。
なので、ダイナソーツアーからやっぱりSE変わってないんじゃないかな、と思ってます。尚、ウマいことELECTRIC EYE終わりで勢いよく開演しそうでしなかった。


日本の公演と同様、影アナが入ると、もう「みんな、この日のために喉を温めてきましたね?」というくらいの大歓声が上がる。

セトリはいつものごとく、bassyさんにお借りしました。ありがとうございます!
(そして、長い間のブログ運営、本当にお疲れさまでした!!)

easygoz.net


多分5分くらいは押していたかな、暗転すると、メンバー、そして松本さんが登場。

大・歓・声。

松本さんはピンクmusic manを抱えて、アメリカ国歌を奏でる。
屋内にいて、目の前に機材が並んでいたもんで、「ここがハワイだ」ということを忘れていたのですが、そうか!そうだよ!と思い起こされました。

 
稲葉さん登場して、『ミエナイチカラ

もう、すでにこの選曲で、私の「涙腺ガーディアン」(※想像上の生き物です)が全く役に立たなくなりました。

これは、9月の稲葉さんの不調のリベンジなんじゃないかな、と勝手に思っちゃったらもう、私のガーディアン、全然涙を抑えつけられないでやんの。ちっちゃいガーディアン達が私の下まぶたに溜まる涙を一生懸命せき止めようとしてどんなに両手上げても無理、みたいな。

 
…そんな妄想はさて置き、稲葉さんは、紺色に近いブルーのTシャツ(背面になんか模様が十字にはいってるやつ)、松本さんはなんと、昨日アロハシャツを脱いだ時に下に着ていたものと同じ、クロムハーツのグレーのタンクトップ。
シェーン(モーターヘッドのTシャツ)とバリーは、確か日産かなんかで見た衣装と同じだった気がする。


勿論客席も大歓声どころの騒ぎではなく。
リアルスケールで見えるバンドに盛り上がる盛り上がる。


あ、本当に始まったんだ…やだ!困る!と思っているうちに、『BLOWIN'』

HINOTORIツアー同様、イントロは原曲とは少し違うドラムフィルから。

「♪繰り返しなんか全然ない暮らしをしてるはず!だぜ!ハニー!」は松本さんに寄り添って指差し歌う稲葉さん。

続けて、「♪毎日同じよ、と」の部分で、「奥さんったらも~う」とでも言うかのごとく、大きく手を上から下に振る。心なしか、アクションが大きい。

アウトロ、シェーンのドコドコ(バスドラ)アレンジだった気が。

Blowin' In The Wind!のコールアンドレスポンスもしっかり。

 

裸足の女神』はアカペライントロ。ここでまさかの「B'zのPleasure IN HAWAIIへようこそ!」と、ピースサインを閉じたような形で手を挙げながら稲葉さんが発せば、もう会場からはぎゃあああと、うおおおおおおの混じった歓声が上がる。
「あ、そうか、わたし、ずっーと心待ちにしてた場所にいるんだ」、と思ったら、もう涙腺ガーディアン、全然仕事しねぇでやんの!!あいつら!!


例のごとく、松本さんにドリルが渡され、ギュイイイイン!とドリル奏法が終わると、なんと!その!黒いドリルをポイっと客席へ。びゃああああ!!という悲鳴にも似た叫びが上がる。あれ、どこだったかな、「Oh My裸足の女神よ」を客席も歌った気がする。(自信なし)。

 
「ははーん、これは、やはりスケジュールの関係上、HINOTORIツアーの楽曲だな?」とわかってきたところなのに、イントロで何の曲だか分からなかった『Wonderful Opportunity』。

ツアー同様、「♪目が覚めれば気分が悪い」後の2小節は、バッキングアレンジがぶっとくゴリゴリで、バリーも稲葉さんも頭を振る。

当然?、例の振り付けもあり。

♪トラブルは素晴らしいチャンス!

の後で、「チャンス!」と手を伸ばせる楽しさたるや。
この曲だったかな、あ、増田さんのコーラスって結構稲葉さんの声と親和性高かったのねと今更思った。


ありがとうございます!と明点後に呼びかけた稲葉さん「最高ですか?」と客席に問いかける。

もちろん「最高!」と答える客席に、「最高の上の更に最高を目指します」と宣言。今度は「ここにいるみなさんは、昨日会った皆さん…ですよね?」という謎の確認もあり。アットホームな雰囲気とも。


稲「こんなシチュエーションなので、ゆるゆるとやって行きますんで…今日はそういう「スタイル」なんで!!

たゆたう(揺蕩う)ようにやって行きますんで、よろしくお願いします!」

 

た、揺蕩うって…日常で言ったことも聞いたこともないよ!

やっぱりこの方の語彙が凄すぎてもうぐふぇ… 


稲「これまでは、Pleasureツアーでもやった曲でしたが、この後の曲はだいぶ古い曲もありますので、分からなかったら…いつも言っているように、(手を前で組んで左右に揺れながら)こうやって体を揺らしてですね(笑)さもわかっているかのように!!

と、会場に笑いを届けた後に

 

 

流れ出すSTARDUST TRAINのイントロ

 

 

( ゚д゚) えっ バカな

( ゚д゚)( ゚д゚) 聞き間違いかな?

( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚) ………

 

ぎぃやあああああああーーっ!!

叫んでしまいました。私、そういうキャラじゃないんですけども。


さっきのMCのゆるさは何処へやら、もう一気に殺しにかかられたような。

バッキングは、いつものシェーンの笑っちゃうほど全力!モードもあって、タイトで力強い。(よくよく考えたら原曲自体意外と速いしドラム目立ってるんだけども)

そこに、増田さんの美しい音色。
そして前傾姿勢で、かつ射抜くような目線で、音源よりも含みのある声色で歌う稲葉さん。もしかしたらこの方は、もはや髪の毛の先までご自分で艶っぽくできるんじゃないだろうか。

個人的には特に思い入れがある曲ではないのですが、こんなに色んな表現が見られるのは純粋にう、嬉しいーーーー!!
涙ボロボロボロボローーーッ!!(涙腺ガーディアン、なすすべもなく全員帰国)

マイスイーハーッ のコーラスも!

「I WANT YOUR LOVE」で手を挙げることもできるッ!!

はぐぅぅッ!!

最後の、ブレイク後の「I WANT YOUR LOVE」の破壊力もさることながら、松本さんはあのアウトロを原曲準拠で弾くもんだからもうゴリゴリなんだからカッコえええええーーエェェェェ…

もちろん、会場もどよめきが収まらず。


ひぃはぁ、とこちらが息も絶え絶えにしている間に、稲葉さんはアコギを。

 
稲「次は…久しぶりですけど、みんなで歌える曲を」と、「Blue Sunshine」

てっきりEasyCome,~かと思ってました。あなたを好きでいられることを幸せに思うよ!!!

 
続けて、今度は増田さんが…ね…

増田さんが弾くメロディラインが…

き、「消えない虹」

ステージは少し仄暗い照明へ。

ハワイで作った曲といえばお馴染みの…

FC20周年で送られたDVDでの松本さんの仮歌が衝撃的だった、あの消えない虹。

おい!!もう言うことなんもねぇよ!

正直泣きすぎて全然覚えてもいやしないよ!!(勿体ねぇぇぇ…)orz

 
MCに入り、このプレミアムゾーンの説明をする稲葉さん。

このツアー参加者には事前にアンケートで、「ハワイで聴きたい曲」を聞かれていたのでありました。

このゾーンはその結果を反映したとのこと。

稲「みんな、選ぶ曲に特徴がありまして、『海』とか、『風』とかを選んでくれたんですけど、今回ひとつだけその中で『星』があったんですけど…それがSTARDUST TRAINという曲で、こう、湿り気を帯びたというか…(笑)」

 
稲「ここからはですね、我々このPleasureツアーで、全国を回ってきまして、全国を躍らせた(笑)、振り付けのある曲を…『恋心』という曲なんですけど。」

客席から「(振り付けを)教えてー!」と声が上がると、稲「段取りってものがあるので!(笑)待ってもらえますか?」と制す。

みなさんご存知かとは思いますけど、と前置きしてから、振り付けレッスン。

ツアー同様、自ら口ずさみながら手をぶんっと回す。「んーーっ!ぱぱぱんっ!」までやって、「大丈夫ですね」と。ええ、なんせFC会員だらけですから…


稲「ライブビューイングでも…やってくれますでしょうか?!(向こうの声が)聞こえないからなぁ(笑)…きっと、やってくれると信じてます…」と祈るようなポーズを見せてから
稲「ハワイでこの曲をやれるなんて、嬉しいなぁ~~~!」と芝居がかったように言うと、「恋心!IN!ハワイー!」

残念ながら(?)、1番でフーッ!って言っちゃう人多発でしたが、「♪松ちゃん松ちゃんヘルプミー」で松ちゃんを指差す人も多発でして、あ、なんかFCライブっぽい!

 

そして、「♪何かな?」パート直前から、何故か客席の一部(上手側前方)に身体を向けて、じーーっと見つめる稲葉さん。

ん?さては、いつも松ちゃんが言うパートを、客席のコに言わせる気かな?という空気。

そしてそれを見て戸惑う松本孝弘

しかし、無言の松本さんに、「!」と驚くように顔を向ける稲葉さん。

松「!…今日は違う段取りなのかと思って!(笑)

松「なんだよ!」と発して無事に曲は進む。

いや、あれは誤解しますよ!むしろあれ、なんだったんだ!稲葉っち!(笑)

アウトロ前にミュートして、松ちゃんの振り付け投げやりパートがあるのも、ツアーと同様でした。


そして『OH!GIRL』。

「♪ふたりだけのステージ」ですよ。ぐふうううううう!!

今回のツアーでのこの曲は、アウトロで松本・大賀コンビが前に出てきてバリバリに弾くのがハイライトだと思うんですけど(そしてこの日も良かったんですけど)、この時思い切りシェーンがスティックぶっ飛ばしまして(この日都合3度くらいはありました)、飛ばしたスティックを稲葉さんが持って、後ろでシンバルを叩いたりスティック回ししたりして、シェーンとアイコンタクトしながら遊ぶ、という実に自由度の高いステージに。

いい…こういう楽しげな感じとても良い…

 

イチブトゼンブ』では「♪あなたーは私をっ」はやはり客席にマイクを向けて。この辺りからかな、稲葉さんが台に立って歌ったりするアクションが増える。

 

稲「新曲を…」と言うだけで沸く会場。グリコ『ポッキー』タイアップ「マジェスティック」初披露な訳で、もう流れているよね的な話をしだすものの、曲名を言う前に、客席から「ポッキー」と声があがり、まるでタイトルが「ポッキー」かのように。

稲「タイトルが『ポッキー』みたい(笑)NewSingle『ポッキー』にすればよかった…皆さんの発想にはいつも驚かされます(笑)」

(賛同者少ないと思うんですけど、私的にはこないだのMETAL WEEKEND流れで、本当は「スージー!」って言いたかった。※LAZYネタ)

稲「紅茶でも飲みながら、リラックスして聴いてもらえたらと思っています」

 
よりによってどのギターだったかをすっかり忘れているんですが、なんか今日のために用意された曲なんじゃないか、とか勘違いするようなゆったりとした音とか、「♪繰り返す日のあちこちに潜む奇跡」の積み重ねで今日を迎えていると思って、大好きだと胸を張れるなとか思ってまた泣くわけです。
バラードという曲調は、本来私の中ではあまり好きなほうではないんですけれども…たぶん、今後ポッキーを見るだけで「びゅっ」と涙が出てくる気がしておりうわぁあああああん…。

 

稲「いつも天気の心配ばかりしているのに、今日は晴れて…こう言う時に限って外じゃないですけど(笑)。ハワイの海を思い出しながら聴いてください。」と、『OCEAN』。

なるほど!

 

稲「ありがとうございます…みなさん、ハワイは楽しんでますか?何しました?」

会場からは「セグウェイ!」「イルカと泳いだ!」「サーフィン!」などのマリンアクティビティー!な声。(この時、あ、私、買い物以外何にもしてないやと気がつく)

稲「セグウェイ!やったことないんですよねぇ…サーフィン!いいですね!(その他、客席からバラバラと相次ぐ声に)…楽しそうですねっっ!わかりました!

と、いつものように急にぶった切ってメンバー紹介へ。
毎度ながら、本当に切れ味よい刀をお持ち。


ハワイの感想を聞かれた増田さんは「…気持ちいいよねぇ…!連れてきてくれてありがとうございます!」とお辞儀ぎみに。

笑うメンバー。

続く『ギター大好き』大賀さんも、「気持ちいいです!ありがとうございます!」と増田さんの内容を踏襲してニコニコ。
稲葉さんは笑いながら突然のドSっぷりで、「でもギター好きだからこの後もずっとギター弾くんでしょ?!ビーチでも!」という謎のプレッシャーのようなものを早口でけしかける。

バリーは「本当に最高で、ビーチにずっといたよ!」みたいな事を言ってたと思いますが、稲葉さんは「ファンタスティックでマジェスティック!」と言ってない事まで追加して訳す

シェーンは日本語で「めっちゃ!めっちゃ!めっちゃ!楽しかったです!」とご陽気なご発言。

我らがボスはと言いますと…これがまた、いつもより長く喋っていただきました。ありがとうハワイの雰囲気!!

 

稲「松本さんのハワイに対する思いは、昨日言い尽くしたと思いますけど」

松「そうなんだよね、俺のハワイへの思いは昨日全部言っちゃったんだよね…でも、日本の人たちは知らないから話さないとさぁ…」と、言ったあとに、自ら「気配りできちゃうリーダーだから(笑)」と褒め称える。

イエェェェス!!その通りです!マイボス!!

松「(客席に向かって)ハワイって帰るときに名残惜しくなって、何度も来たくなるでしょ?!」「僕もう曲も書いちゃった。」

稲「!すごいですね!働くなぁ…休まない男ッ!TAK! MATSUMOTO!」

 

という、これまでにないくらいくだけた様子で、ニコニコなやりとりの後、まさかの『Brotherhood』。
曲と相反する?ニコニコな雰囲気そのままに、ステージ中央の立ち位置を「どうぞどうぞ」とばかりに譲り合うB'zの図。平&和~(涙)

「こっちだって」は、「誰もが」に言い換え。曲間に日産の時のようなMCはありませんでしたが、客席とのコールアンドレスポンスの後は渾身の「We'll be allright」シャウト。

前日のトークショーで「稲葉さんご自身が励まされた曲」というエピソードを聞いたあとで聞くというのは、沁みるとかいうレベルじゃない…ズビビビ…


…からの、まさかの『ultra soul』。え!この流れで!?と驚きましたが、夢じゃないのですよ。あれもこれも。


今回のセットリストの中で、唯一に近いハネ曲『愛のバクダン』。
たぶん日産とかでは使ってなかったゴールドのダブルカッタウェイ登場。なぜ!
「1,2,3!」とか「アン・ドゥ・トロワッ!」とか楽しいな!と今更ながら。
途中、シェーンが盛大に展開を間違えてからというもの、珍しく全体的にかなりグッタグタな演奏になったと思うですが、それもこれも何故か「ハワイっぽさみある~」とか思っちゃう感じ。
そう、完璧だけが醍醐味じゃないんだ、これがライブだよ!みんなでわっははー!とか思ったり。バリーのベースの音(か、どちらかのギターの低音かも)が一瞬出なくなったのもこの曲だった気が。
あれ、「〇〇のボイス」って何て言ってたか思い出せないや…順当にいけば「ハワイ」なんだろうけど…


稲「Pleasureをビンッビンに感じています…」と、UBUな私にはまったく理由はわからないんですけれど、足の間に手を置いて(※普段よりソフトな表現を心がけております)客席へアピールする稲葉さん。
稲「ハワイまで、時間を割いてえっちらおっちらと集まっていただいて」という新しい表現を交えて、集いし我々に謝意を伝える。
同時に、稲「今、日本が台風で大変なことになっているのは知っています。今日ライブビューイングで集まってくれたみなさんも、来ようと思ってたのに予定が狂ってしまったみなさんにも、感謝しています。」と、日本のファンへの謝意も忘れない。
稲「今回のツアーは、色んなことを学んで、皆さんの愛情を感じたツアーでした。忘れられない30周年になりました。」と、まだ学ぶのか!あんたはまだ!学ぶと言っちゃうのか!!(感涙)というMC

 

からの


Pleasure 2018 』のイントロで泣かないわけがないだろう。
日産のレポでも書いた通り、私はこの曲のイントロ=JUST ANOTHER LIFEでの指先をピンっと立てるシーンを推していく会 に所属しているんですが、会場ではまさにそんな風に指を立ててる人が多くてですねぇぇえええ…最高の景色じゃあ…
曲のアレンジはツアー同様、「裏を感じてぇ~」なパンク仕様。

本編はこれで終了。

 

アンコール、ウェーブを1階席に先導するナイスガイがいまして、一階から二階へとキレイに何度もつながる。

前日のトークショーで「この日のために作られたTシャツ(黒字に今回のHawaiiロゴ)」がある事は知っていましたが、まさにそのTシャツを着て現れるメンバー。

ここだったかな、写真撮影タイム。
客席をバックにしてメンバーがセンターに寄る。シャッターを2回しか切ってないというとこに不安を感じる稲葉さん。
何故か客席から「写真欲しいー!」的な声が上がりましたが、「遊園地の写真じゃないんだから!出口で売らないですから!」という非常にナイスな返し。
「えー!」的な声が続くも、「(写真をあげないということは)旅行のパンフレットに書いてあるはず!」「個人的な思い出にします!」「会報とかに載るんじゃないですか?」という、速さと鋭さ溢れるナイス切り返しを続ける稲葉さん。最終的には「ご不満はないですねッ?」とデカめの刀でぶった切る。(そしてそれでいいと思う)

意外に人気があると聞いております、『HEAT』。
グローリーデイズ』。

すんません、目の前がなんか水っぽい膜に覆われててですね、よく覚えてないんです…グローリーデイズのアウトロのシンガロングがものすごい名残惜しさを掻き立ててきたのは覚えているんですけれど。

 

ああ、終わってしまう。

「おつかれー!」をやるために、横一列に並ぶメンバー。

稲葉さんのMC。

ツアークルー、そして、B'z Partyスタッフに(こんなにすごい大変な企画を、みたいなニュアンス。稲葉さんらしい良い表現だったんだけどなー、忘れてしまった…)感謝の意を伝え、拍手。そして、メンバーにも、「自身の不調を支えてもらった」と拍手を送る。

珍しく、真横にいた増田さんと抱き合う場面も、「色々あった」30周年ツアーの最後を飾るに相応しい、素敵な場面。

 

いつも通りの「オツカレー!」を拳いっぱい上げたあとは、皆んな前列にサービス。

バリーさんが、前方の客席と戯れすぎて、メンバー同士の円陣ハグ会みたいなのに気がつかずに慌てて参加したのもご愛嬌。

サポメンが舞台を去り、B'z2人が残って、尚、挨拶。いつもながら深いお辞儀。

稲葉さんが松本さんに何やら本当に楽しげに、にっこりニヤニヤとした顔で、こしょこしょこしょこしょ…と耳打ち。最初は真顔で聞いていた松本さん、「えっ!」と驚くような、照れたような表情を浮かべた後、覚悟を決めたようにマイクに向かって

つまりっ(照)!み、皆んなが俺らにとってPleasureでTreasureってことだよ!」とご発声…うわあぁあああ!!

わははは!と笑う稲葉さん。

なんつープロデュース能力ッッッ!!

ありがとう…ありがとうございます…!!

 

稲「B'zは止まらないので!ハワイ、楽しんでください!」

 

あああありがとおおおおおお!!!…

 

こうして、夢のような時間は幕を閉じたのでありました。
終演後会場を出ると、星が。

「す、STAR DUST TRAIN…」と思ったとか、思わなかったとか。

 

我々は、軽い規制退場を経て、行きと同じようにえっちらおっちらホテルに運ばれて行ったのですが、そのバスを待つ間も、ホテルに着いてからも、放心状態。

ぽーっ。
やけにリアルな幻を見たかのように、私はしばらく部屋から動けませんでした。

 

 

ご存知「あれ?彫刻が動き出したのかな?」と勘違いするでおなじみ、鼻筋ではっきりわかるお顔に細身で筋肉質な身体の稲葉さんですが、勿論そのお顔や指先まで拝見できた有難さもさることながら、嗚呼、私はまだまだこのお方のすんばらしさを全然理解しきれてないんだな、というように思わされました。


心なしか、いつもよりも言葉を一つ一つ、皆の心に置きに行くかのように、勢いよりも丁寧さを重んじていたようにお見受けしました。なんなら、そのためには少しリズムを崩してタメるような歌い方だったかと。
稲葉さんが『役者』のようにも見えた日でした。

 

「あなた」という歌詞では会場の誰かや、カメラを見つめ、「私」では自らの胸のあたりを叩く。

客席を射抜くような目で見たかと思えば、破顔したり、微笑みかけるような事もある。そうだった、こんなに「歌」を、一曲の中で一つの劇のように細やかに表現するお方だったんじゃないか、と超ウルトラ今更思い返したのでありました。
すんばらしかった。 

お声については、ああ、これが悪化したら確かにお辛かっただろう、と思う場面も正直ありました(OCEAN以降)が、そんな事前エピソード聞いてなけりゃ、そこまで気に留めなかったとも思います。なにより、楽しそうに歌うお姿が最高なのですよ、稲葉さん(本心+検索用)。


そして、松本さん。笑顔に次ぐ笑顔。

ずーーっともう、口角があがって、歌詞を口ずさみ、時折、メロイックサインではなく、「アロハ」ハンドサインを高々と掲げる。

すんごい楽しそうで、どこか砕けた感じのボス様のお姿は、こちらを幸せにしかしませんでした。

ピックを口に含んで出そうとして失敗したりするお姿、客席からの「愛してる」コールに「俺も!」と応える尊いお姿、恋心での段取り確認、そして稲葉さんに耳打ちされて照れながら言った「つまりっ(照)!皆んながPleasureでTreasureってことだよ!」などなどの破壊力、全てはこの緩やかな雰囲気がなせる技なのではと考えると、危うくハワイでの永住を決意するところでした。

 

そもそも、今回のこのハワイ公演、味の素スタジアム公演を終えて翌々日にはMETAL WEEKEND、そしてハワイ移動→トーク→ライブとなると、どうしてもリハの日は限られている訳でして、1、2曲追加あれば万々歳と思ってたところをこんだけサービスしてくれるとは…わたし…あれ?何かお返しできることあるかしら??ちょいとこれはもらいすぎじゃない??ってな心持ち。ただただ感嘆。

 
そんなわけで、私はというと、ボロ泣きとはこのこと!!くらい泣きながら見ていました。
これ以上ないくらいの笑顔で、ゆるゆるに楽しそうなメンバーを見られる幸せが、もうありがたくてありがたくて。

純粋な嬉しさ、楽しさに加え、台風のせいでこんなに楽しいライブを見る機会を逸してしまった方々への想い、HINOTORI福岡ドーム公演からのバンドの最大の危機を乗り越えた彼らへの敬意、「あれ、これ始まったということは終わってしまう」という恐怖、感謝とか感激とか、この日を迎えるまでの日々とかを思い出したりして、もうあらゆる感情がないまぜになって、だらだらと涙を流しながら見ていました。

また、大変な倍率だったという今回のハワイイベント、当たらずに涙を飲んだ方々のお気持ち、その上で私を送り出してくださるお言葉をいただいたお気持ちを考えると、もう大爆発で、なんという有難いことなんだろう、と泣けて泣けて。
自分も、これまでレアイベントが当たらずに悔しい思いをしたからこそ、皆さまのお気持ちが本当に沁みました。ありがとうございました。その割に泣きすぎてあんまり濃いレポにならず恐縮です…


そんなわけで、これ、帰国の飛行機の中で書いてる(※後日加筆修正してます)んですが、思い出して情緒不安定マンなくらい泣いています。というか多分、安定させる何かを置いてきたっぽいです。


それくらい、感情揺さぶられる日々で、かつてない経験でした。


ですので、B'zParty様、是非、是非ともこの素晴らしい体験を、皆んなで分かち合えたなら、最高の上の更に最高になると思うのです。どういった形でも、少なくともあの日共有できなかった会員の皆さんに、見ていただける機会がこの先にあればこの上なく嬉しいです…っていうか、おで、信じてるッ!!


そして、本当にこんなにも楽しい旅行…ノウハウ、蓄積されましたでしょう…?(悪い顔をしながら確認)


マジで今回みたいに「収益大丈夫か、おい」的スタイルでなくてもみんな、全然構わないと思うのです。
ギター、あれだけの本数を持って来ちゃったの!?と驚きましたよ。(文中に無いものはゴールドトップ、黄色musicmanコリーナV)
なんなら、「集金かよ」と揶揄されるくらいでも、海外でなくてもいい。(いやそうすると今度は応募のハードル下がりすぎて大変とか色々ご事情あるのは重々承知のすけの上で)
多くの方が、また、FCイベントが開催されて、笑顔になれる日がくるよう、祈っております。


30周年だわ、アルバムツアー後からのPleasureだわ、エキシビションだわ、LOUD-GYMだわ、想像しただけでもぶっ倒れそうなお忙しいさのなか、手がかかりまくりなこんなイベントの開催、本当にあ゛り゛か゛と゛う゛こ゛さ゛い゛ま゛し゛た゛(号泣)。一生の思い出を、B'zからはいつももらってばかりですよ。

なんか、好きな食べ物とかあったら遠慮なく言って!2個ずつ…いいや、10だ!10個ずつはお届けするからさ!せめてそのくらいさせてよ!!…の心境。

 
B'z、そしてB'z Partyに幸あれ!!

幸せをありがとーーー!!

バンザーーーーーイ!!!

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