オモウトコロ

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ROCKROCK 20H ANNIVERSARY LIVE ROCK BEYOND ROCK@ZeppNamba(20150707)後編

さて、ついにトリのLOUDNESS

キーボード・サポートギタリストのいるB'zの後だと、バンドの人数自体が減るので、セットがものすごいシンプルに見える。
山下さん(Ba.)前で比較的自由に鑑賞。

  

 

ご挨拶がわりの「LOUDNESS」(という、バンド名そのままの曲)からスタート。
やはり音圧、音量ともに「爆」という文字を付けるしかない。
体にズドンと響く。
でもバランスいいのが本当に不思議。
あんだけデカけりゃひずんでしまいそうなものなのに、高崎さんのギターは音の粒が実に美しい。

二井原さん(Vo.)はLOUDNESSのロゴ入り「アイロンパッチ」を沢山付けたベスト(メタラーはああして好きなバンドのロゴパッチをGジャンなどに縫い付ける習性があるのです。習性です。流行などは知らない。)をお召し。
いつもながら、あの小さな体からは想像できない歌声。
しかもあの爆音に負けないんだから本当にすごい。
いやそれにしてもこの距離のLOUDNESS…ありがたや…ありがたや…!
高崎さんの第三の目まではっきり(※若干の誇張が入っています)。

  

セトリはこの前週に出演したフィンランドのフェスでのものに近い、名盤「THUNDER IN THE EAST」を中心にしたもの。
B'zファン向けに「RUN FOR YOUR LIFE」とかやったら面白かったな(タイトル名的な意味で)。

予想外だったのは、二井原さんのアコースティックコーナーがあったこと。
「♪YOU ARE~ SO~BEAUTIFUL~おおさかぁ~!」と、さらりと歌いあげてから「アレスの嘆き」(もしくはSO LONELYか。私にはどっちだか判別つかなんだ…)。
(余談ですが、終演後にバンド用のセットリストをツイッターに上げていた方の写真を見る限り、どこにもこのACコーナーの記述がない。
「MCを長引かせなきゃいけない」発言といい、これ急きょ追加されたラッキーだったりして…)

  

また、この日は七夕ということで、LOUDNESS公式ツイッターでも言及されていた通り、「Milky Way」を披露。

さしずめ名曲揃いのヒットパレードといったところ。
新譜からはタイトル曲を1曲のみでした。
それにしてもMILKY WAY、ニイちゃんもMCで似たようなことを言っていたと思いますが、本当に曲調に反してかわいらしい歌詞よね。

  

1.LOUDNESS
2.Crazy Doctor
3.Heavy Chains
4.Let It Go
5.アレスの嘆き(もしくはSo Lonely)
6.Never Change Your Mind
7.The Sun Will Rise Again
8.Milky Way
9.In the Mirror
10.S.D.I.

  

MC
二井原:「B'z終わったらみんな帰ってしまうと思ってたけど、残ってくれたな。ありがとう!」
黒いデジカメをもった二井原さんは客席をパシャリ。(ブログで公開されています)

blog.goo.ne.jp

 

二井原:「冠凄かったなあ…あんなん放送禁止やで(笑)俺もあんなパンツ(※Tバック状態)穿いてケツ振ってみたい!

高崎:「楽屋でいっつもあんなんやんか!(笑)
…どういうことwwww

  

他にも、
二井原:「なんか長めに喋らないかんちゅーことで…

もう覚えてられんのよ(と、メモをゴソゴソ取り出すが、舞台袖を見て)
…ん?もう長めにやらんでいいの?

  
今、THUNDER IN THE EASTから30周年ちゅーことで、ワールドツアー中です。
先週フィンランド行って、来週はドイツ。
30周年ということで色々オファーいただいてます。
大阪も、なんばhatchでやりますんで、よかったら…ってもうチケット残りわずか(笑)」

  

また、「メンバー紹介します!」と、Dr.の鈴木さんを指して「ヒゲ! …以上!本当の名前はネットで!(笑」と、まさかの天丼!冠オマージュ!
(ちなみに鈴木さんは通称「アンパン」なので、どっちを呼んでても知らない人には面白いことになったかもw)

  

私の声が枯れた頃、「S.D.I.」で本編終了。

  

偶然ご一緒となったMさんと感想を言いながらアンコールする。
「いやぁ、「THUNDER IN THE EAST」中心でしたね」
「そうだね、でも『あの曲』やってないね。」
「そうですね、「THUNDER IN THE EAST」から『あの曲』やってないですねぇ…w」
と、ニヤニヤしながら拍手する。

  

そう、『あの曲』をやってないんですよ。

  

「THUNDER IN THE EAST」収録のシングル曲、LOUDNESSのオリジナルドラマー・樋口宗孝さんの命日に、B'zがEX THEATRE ROPPONGIでカバーした『あの曲』。


樋口さんの追悼公演でも偶然一緒だった我々は、あの日、EXに行けなかった事を物凄く、ものすごーく、悔しく思っていたのです。
ご一緒してるMさんなんかはずっとお好きなはずだから、きっともっと。

  

存分に期待を込めて待っていたところ、なんだか人が物凄く最前ブロックに増えてくる…みな考えることは同じ、余裕のあった場所はあっという間に人で埋め尽くされました。

う、うぎゅ…これはイヤな予感がする… と思うもつかの間、自分の想定以上の人ががが。
後ろに下がることもできず、仕方なしに人の間から見ることに。

そのうちにメンバー再登場。

  
二井原「せっかくやからゲストを…って、まだ何も言うてないよ!期待しとるかもしれんけど…冠かもしれんよ?
いやそれも十分に面白いけども!

  

B'zのふたりが登場。二人とも、この日物販で販売していたROCKROCKTシャツを着用。

二井原さんとハグをする稲葉さん。

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もうメッチャ笑顔。

  

二井原「なぁ…今、抱き合ったら…ええ匂いした(笑)

そして稲葉さんの顔を見るなり

二井原「顔、ちっさ!ちっさ!」と連呼。

言われながら「あはははー」とばかりに、超ニコニコ顏で二井原さんをただ見つめる稲葉さん。

  

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おお…これは…あのまぼろしの「少年イナバ」じゃ…

AEROSONIC以来の少年イナバのご登場じゃ…!
とにかくずーーーっと笑顔。ずーっと周囲にハートが飛んでいる。

何せニコニコしながら挙動不審。

今後テレビ出演の際にはニイちゃんにずっと横にいてもらったらいいかもしれないくらいの笑顔。

  

当然ながら演奏するは『あの曲』、「Crazy Nights」。
声の限り「M ! Z ! A!」と叫んだよ。(※曲間にそういう掛け合いフレーズがあるのです)

  
遠慮がちに参加する稲葉さんと、引き戻そうとする二井原さんのニコニコ対決。
本当に残念ながら、私は人に埋もれてタッカン(高崎さん)&タック(松本さん)の図はよく見えなかったんですが、ニッコニコで「YOU ARE THE HERO!」と歌う稲葉さんを見て、私の邪念にも似た「EX THEATREへの思い」がシュウウウウウううう…と、煙のようにたちのぼって浄化されていくようでした。

  
二井原さんがメンバー紹介。
最後に稲葉さんが「二井原実!」と二井原さんを紹介。
大歓声。
最後はみな、横一列に並んで手を握り、腕をあげる。

  

レジェンドだ…私は伝説を見たのだ…
ただただ感無量、七夕のウルトラクレイジーナイト((c)高崎晃)でした。

 

  
チケットを取った時には、とにかくLOUDNESSとB'zが対バン!取るしか!うおおおおお」という思いで、ずっとずっと頭の隅から離れなかった「EXののろい」が解消できるかもしれない…と、はしゃいだものです。

そして後から気が付きました。

あれ、これってもしかして私、ライブハウスでB'z見るの初めてじゃね?

……えーーーーーーーッッ!!!

それに気が付いてしまったもんで、もう数日前からそわそわとしまくりで、当日も新幹線に乗る前からあと一歩で挙動不審レベルのそわそわっぷりだったと思います。

無論、わたしの「そわそわ」にたがわず、B'zさんは音の迫力、パフォーマンスともに期待通りのものでした。

あんなにずーっと憧れていた「ライブハウスでB'z」が叶う日がやってくるとは…壱岐での「初ホール」もそうですが、TIMEで私が涙した理由は、「あれ、今夢が叶ってるな」という実感が一気に湧いてきたからかなと思ってます。

  

LOUDNESSとの最後のセッションは、前回の記事で書いたように、ライブハウスで上手く見る方法「人との距離をとる」ことができず、実はちょっと…いや、かなり後悔したのでした。
近くでなくても良いから、全体が見たかったなぁ。
興奮と人波にもまれていたこともあってか、どのパートをどちらがやったかをほんのりしか覚えてないのです…もったいねぇえぇぇ orz

 

ちなみにLOUDNESSでの1曲目、案の定、2階上手側にはタオルを頭から被ったままの稲葉さんと松本さんが両手を挙げてステージを見てました。微笑ましい。
    

それにしても全パート、本当に楽しかった。

マサ&キャプテンはあんなメタルトークがあるとは思ってなかったし、冠さんは期待値以上だったし…

LOUDNESS公式のFacebookでは、当日の投稿で「みなさま御来場ありがとうございました。イベントサイドより、写真の、アップなどに制限がかかっていたのであげられませんが、オフィシャルで、撮影もしてますので、後日なんらかの形で公開できるかと思いますので、お楽しみに!」とのコメントがあったので、ほんのり何かの拍子に公開されないかな…もしくは売ったり…あるいは売らないかな…しかもブルーレイで…売れば2万までは間違いなく出すのに…と思っております。

(※と書いた途端に、7/18の「マサ伊藤のロックTV」(BSフジ)

『伊藤政則のロックTV』|BSフジ

にてLOUDNESSの映像がチロリとワイプサイズですが流れました。

プロショットで映像がっつりある証拠!期待!!次週はニイちゃんのインタビューありとのこと。)

  

いや、それもいいけど2度目やろうよ、2度目(真顔)。

  

最後になりましたがこの後世に語り継がれるであろう最高の夜のきっかけとなった、バーROCK ROCKさんに最大の感謝を。

いつか(営業時間内に)行きます!

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(翌日看板だけ写真撮ってきました)