オモウトコロ

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METAL WEEKEND 第四弾 LOUDNESS&FRIENDS AMPAN RETURNS @ZEPP DiverCityTokyo0924レポ

いつも通りのメモなし記憶のみですす。

 

 

遡ること、去年の10月。

LOUDPARK(メタルフェス)に行く電車に乗って、ドア横に立った瞬間に気がついたのですが、真横に座っているのが、その数時間後に出演するLOUDNESSのDr.「あんぱん」こと、鈴木さんでした。

なにせあの風貌、瞬時にわかる。

斜め前の男性もわかっているようで、チラチラ。

 

会場のある、さいたま新都心駅に着くと、当然同時に降りるわけでして、短く「この後、楽しみにしてます!」と声がけながら降りましたところ、満面の笑みで、「ありがとうございます!」と仰っていただきました。

その後、車内でチラチラ見てた男性が、興奮のあまり、駅のホームからエスカレーター、改札を出るまで話しかけ続けていたんですが、嫌がることもなく、ずっーと笑顔で応対されていて、丁寧でとてもお優しい方だな、と思ったのでした。

 

その後、LOUDNESSは海外公演をキャンセル。何故、と思っていたところ、あんぱんさんが倒れられたからと知りました。

 

そして、先日、小さなライブハウスに、二井原さんとまー師匠こと山下さん、そして横関敦さんも来るーー!と言うことで行ったのですが、その時のMCで、二井ちゃんが「あんぱんは元気です。日常生活は問題ないくらい。ただ、ドラムは叩くと血圧が上がるのでね、なかなか『IN THE MIRROR』を叩けるかっちゅーと、ね」と聞いておりました。

 

さて、今回のMETAL WEEKEND、4日目最終日はそんな「あんぱん」さんの復活の舞台。

 

おかげさまで中々いい番号でして、突っ込めば3列目は堅いという位置でしたが、1柵目に寄りかかりながら鑑賞することにしました。

 

LOUDNESSのセトリは、途中の二井ちゃんのMCの通りで、最新アルバム「Rise To Glory」からゴリゴリに攻め攻め。

前3日間、毎日別々のセトリでやってきたはずなのにまっっったく疲れが見えない。

1曲目、「Soul on Fire」での反応を見る限り、最前ブロックのほとんどはB'zファン。

 

いつも「LOUDNESS」では「カッコいい二井原実」でMCを通す印象でしたが、この日は比較的「いつもの二井ちゃん」で、砕けた感じの笑い溢れるMC。

 

先のイベントでも、短髪グラサンの自らのお姿をネタにして「どうもー!長渕剛でーす!」とカマしてたんですが、今回もまさかの長渕ネタをぶちこみ、会場を笑わせる。

「鏡見たら誰かに似とるな…って、髪型とサングラスだけやけど」と。

終いには「乾杯」をアコギ弾きながら歌いだして、会場合唱状態。

そのまま、アレスの嘆きの合唱部分を客席と。

 

LOUDNESSを初めて見る人ー?」と手を挙げさせたところ、すごい数の挙手に、「お前ら、嘘やろ!?」。

「(METAL WEEKEND)4日間来てるって人?」には、さすがにちらほらで、「これだけかいっ!」と突っ込む姿も。

我々B'zファンを意識してか、「80年代…君ら生まれてなかったと思うけど、この後は80年代の曲行きます」と、突如過去曲ゾーンへ。

 

そしていきなりの「ゲスト呼びます!TAK MATSUMOTO!」に、ぐわーっと最前ブロックに圧縮が発生。

松ちゃんはこのイベントのオフィシャルTシャツ(黒)に、期待通り青いkillerギターを抱えて登場。

つまりダブルkillerギターで「Crazy Night」。

バッキングもゴリゴリ。

ソロではタッカンと交互にバトル。

間奏、「M.Z.A」とコールを入れる場所があるんですが、そこでは拳を高らかに上げるお姿も。

そしてkillerでもやはり松本トーン。

掛け合いでは、ちょっと硬さも見られましたけど、いやー良いもの見られました。

去り際、メンバーそれぞれと握手なはハグにとしながら、手を高く上げてハケる松本さん。

二井ちゃんは「鳥肌!」「弾き倒していったな!」と賛辞。

 

次に呼び出す(二井ちゃん:「タック マツモト!」の時とおんなじくらいの歓声あげてな!でないと凹むで!)は、影山ヒロノブさんと井上俊次さん。LAZYのお二人。

二井原さんはここで一旦退場、となる前に、セット転換の間場つなぎのMC。

LAZYがいかにアイドルとして凄かったかを、「TOKIOより凄かったんちゃう?もしかしたら、元SMAPよりも?」と表現。

影山さんは二井ちゃんに毛量をイジられながら(羨ましいなー!、と)も、LAZYとしての貴重なステージに感謝の意を表して、「Dreamer」。

ちょっと井上さんのオルガンがトラブってたっぽいですが、続くEarthyArk(宇宙船地球号から!と叫ぶ影山さん)とBURN(パープルのカバー/LAZYのデビューのきっかけになった曲)はANTHEMの柴田さんを交えて。

影山さんことミッシェル(LAZYの時のお名前)、BURNの高音部のシャウト連発。

そうそう、MCの途中、客席から「赤頭巾ー!」と声が上がったようで、高崎さんは「誰や!『赤頭巾』言うたんは!」と突っ込んでました。

※「赤頭巾ちゃん御用心」はLAZYのアイドル時代のヒット曲。

 

そのまま柴田さんが残り、高崎さんの「妖しい曲、やるで!」と言う声の元に、LOUDNESS第3期の曲「ghetto machine)を披露。(ボーカルは二井原さん!)

重い曲調そのままに、ぶいんぶいんに頭を振りながら弾く柴田さん。残念ながらお声は聞けず!

 

そして、やって来ました最後のゲスト。

二井ちゃんの「キュートな男を呼びます!」と、呼び出される稲葉さん。

こうなると、最前ブロックはもはや圧縮のその先へ。

ぎうううううと人が後ろから流入して詰まってゆく。

両手を挙げて稲葉さんが登場、二井原さんとはそれこそ、「ぎうううう」という擬音が聞こえんばかりのハグ。

二井ちゃん、稲葉っちを全然離さずに笑いが起こる。

そしてまさかの「写真撮ろ!」の一声

で、客席をバックに、二井原・稲葉のセルフィーをパチリ。

あとで電話番号教えてな!送るから!」との二井ちゃんの声かけに、笑いながら平身低頭の稲葉さん。

 

曲はやはり、CrazyDoctor。

二井ちゃんと交互に歌う。サビはハモり(サビ前もだったかな?)。

味スタ公演を含め、不調と伝え聞いていた稲葉さんでしたが、全くそんな風には見えませんでした。

ぴょんぴょんと飛び跳ね、客席を煽り、LOUDNESSメンバーの見せ所は、各人を指をさしてアピール。

そして弾ける、笑顔。

Rock Rockイベント時の「少年イナバ」、再来。

超、楽しそう。

 

去り際も各メンバーとがっちりと握手、「LAZYとLOUDNESSを聴いて育ちました!どうもありがとう!」と言ってお帰りに。

場内の熱気そのままに、IN THE MIRROR、S.D.Iと続いて、本編は終了。

 

暗転したステージ上で、それまでサポートの西田竜一さんが叩いていたドラムセットがハケて、別のドラムセットが現れると、歓声が。

 

Erupitionが流れる中、宣言どおり、アンコールであんぱんさんが登場。

ゆっくりとセットに上がり、LOUDNESSのバックドロップに両手を合わせて祈った後、タッカンとセッション。

LOUDNESS」(曲名)を1曲、叩き上げました。

しっかりとした重い音。

しかめっ面で、力のかぎり叩く!といういつものお姿を見ると、いかん、目から汗が。

「We are the LOUDNESS guys」ですよ。泣くわ。

 

大歓声の中、セットを降りると、ステージ中央に置かれたマイクに向かって、スピーチ。

脳梗塞、治りました!」と高らかに宣言。

現在は後遺症である右半身の麻痺、失語症と闘っておられるとのことです。

LOUDNESSが大好きであるということ、メンバー、スタッフの方々への感謝を述べ、年末の Rock Beats Cancer(LOUDNESSの前ドラマーである故 樋口宗孝 がん研究基金主催のイベント)への出演を予告されました。

「健康第一!」とも。

 

という感動的な場面にこだまする、二井ちゃんの「HappyBirthdayToYou〜♪」という声。

9/26生まれのあんぱんさんの誕生日を祝うものでした。

ケーキと共にLOUDNESSメンバー登場。何故かろうそくが無かったので、「ろうそくを吹く真似」をあんぱんさんにしてもらうことに。

ケーキを運ぶ役からコック帽を奪って、自らかぶるタッカン。しかし何故かそのまま今度は二井ちゃんに被せる。

和気あいあいとはこの事。

あんぱんさんはLOUDNESSファンの皆さんが寄せ書きをした旗を手に、笑顔。

嬉しそうにガッツポーズを見せて去って行かれました。

 

まさか、1曲丸々叩くとは。

予想していませんでした。

バラードに近いものを、かつ、1番だけ、というようなことを想像していたら、まるまる1曲ですよ。

奇しくもこの日は、脳挫傷などの後遺症により、ステージから遠ざかっていた「すかんち」のベーシストShima-changが、あるイベントで歌声を披露した日でもありました。

頑張って、きっと想像よりも厳しい日々を頑張って、2人ともステージに戻ってきたと思うと、これを書いてる今でも泣けて泣けて仕方ありません。

 

どちらのバンドも、メンバーの死去(樋口さん/小川文明さん)を経験し、そしてまた、病と闘うメンバーを見守るという苦難に合っている。

その心境を考えると、とてもとても。

 

みんな、めちゃくちゃに、かっこよかった。

 

さて、ゲストであるところの我らがB'zさん達ですが、各々、本当に楽しそうで何よりでした。周年記念ツアーの千秋楽の翌々日、ハワイライブ前という鬼スケジュール、まさかの出演でこちらはとってもありがたかったです。

ライブハウスで見られることはそうはないですし、何より、特に稲葉さんがキャッキャとはしゃぐ姿はそうはないと思ってますんで、なんとも有難い有難い。

 

明らかにB'zファンで箱慣れしてない、サンダル履きや髪飾りをつけたまま/髪を後ろで縛ったまま最前ブロックに突入していく姿を見ましたが、その辺りは今後習ってもらうとして、さておき、このイベントがきっかけでLOUDNESSやLAZYを聴く輪が広がれば、それはそれは何よりで、願ったり叶ったりだと思ってます。

で、今回実際に、チケットをお渡しした方がLOUDNESSの予習のためにベスト盤をご購入されたと聞いて小躍り。

それに、私が見る限り、おそらくLOUDNESSの曲は知らないB'zファン(HINOTORI Tシャツなもんでね。めっちゃ多かったです。)が、何とかノリについていこうと、拳を見よう見まねで上げてた姿を少なくとも数人見かけまして、「それーー!その姿勢よーー!最高!」と賛辞を心の中で送りました。

ニイちゃんが「どうせ曲を知らない人達が多くくるのなら、古いのも新しい曲も同じだから、新しいアルバムの曲をやりました」と仰ってたことからして、アーティスト側もきっと、このイベントで今のLOUDNESSの良さをぶつけてみたかったのではないかと、そういうカッコよさにニコニコ。

 

当日は、ファン同士で閉鎖的なメタル界隈ぽい発言も聞かれたようですし、残念なB'zファンも実際いましたが、この祝祭の夜は、私にはとても美しく燃えた夜でした。垣根無くなるといいんだけどもね。
終演後に夜風に吹かれながら、B友さんたちと語らえたのも収穫でしたし、こういうイベントのおかげで、これまで結婚して10数年、一度もB'zを見たことのない、家の師匠が生B'zを見るという面白も生まれることになったわけです(出演はバラバラだけど)。

 

あとはワードレコーズさん、何卒!!!
期待してまっせ!!