を、母上が録画しており、ご飯を食べながら見ている。
十中八九、かつてフジの特番枠で栄盛を極めた「ものまね王座」の
スタッフが作ったであろう構成と編集。
「若手芸人を集めてカラオケ合戦」という、一週回ってもあまり面白くなさそうな企画に惹かれて
結局最後まで見てしまったが、どこまでいっても「ものまね王座」の残した影がチラついていた。
なんだろう、別に「何が」というわけではないのだが、
あの編集差し込みの笑い声だったり、結構無理のある編集だったりが、
ただならぬ哀しさをかもしだすんだよなぁ。
子供の頃、あれだけ人気があった番組から、芸人がひとり抜け、ふたり抜け、
ついには司会者までもが抜けて、他局で彼等がものまね番組を持って行ったあたりから、
確実にあのフジのものまねには腐臭が漂ってるんだよなぁ。
子供心に、「なんで勝ち残るかどうか分からないのに、準決勝の今、
「御本人登場〜！」が行われているんだろう。
もしこの人負けてたら、ゲストである『御本人』は帰ってたの？」という
大きな疑問が未だ解決されてないしな。
一生しなくていいけど。
私だけなのかなぁ。
