オモウトコロ

B'zファンサイトの管理人でしたがパスワードを見事に忘れて更新できないのでなんでもココで。ついったは@wmyss_ssymw

B'z LIVE-GYM Pleasure2018 ー HINOTORI ー@日産スタジアム 8/4・8/5 レポ

いつもながらのメモなし記憶のみでギャーッと思い出してぐおーっと書いてるやーつです。

いつもならこんなこと書かないですし、私自身はネタバレ上等派ですが、スタジアム公演未見の方、悪いことは言わねぇ、今回ばかりはネタバレレポは見ないで行った方がいいと思いますぜ!

静岡エコパ公演(アリーナクラス)との比較も書いてるのでご注意ちゃんですぜ!

 

 

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灼熱の日産スタジアム2デイズ。

首にタオルで保冷剤巻いて、同じく半分保冷剤目的のパピコをちゅうちゅう食べても、新横浜駅からの徒歩ですでに汗まみれ。

全然期待せずにチケットを引き換えたら初日(ビーパ)はアリーナB10列目というありがたさ。2日目は初日の公演直後に取った(クラブジム)ので、これも期待してなかったんですが、ど正面から見渡せる2Fスタンド席。

今回は2日間まとめて書いてます。

 

開演前BGM、やはりエコパ公演同様、DINOSAURツアーと恐らく一緒。

まだ日差しのある野外スタジアムにJORNEYのDon'tStopBelievingは爽やかさでは似合うなぁ、など。

ステージを見ると、火の鳥の頭を模したような部分が中央に、羽根部分はエコパ公演と違い、ビジョンの役割はなく、照明として存在。

ステージの下にもゴールドの模様が描かれていたりと、幾分豪華。

シェーンのドラムセットは2バスで、ドラムヘッドもHINOTORI使用(個人的にPearlのロゴが赤いのが珍しいなと)。

アンプは「玲」が白く入っているキャビネットエキシビションで「近々現れるかも」と宣言されてたデビルマンフィギュアがアンプの上に。

同じく、松本さんへの送風用と思われるダクトが伸びている。

 

1日目は忘れちゃいましたが、2日目はQueen「NowI'mHere」の音量が上がって、開演の合図。

(間違いなくランダム再生なんでしょうけど、「Yes,you made me live again」(そう、君が僕を蘇らせたのさ)なんて、実にHINOTORI感のある歌詞の曲が直前だったし、私ゃQueenTシャツ着用だったしでそらぁ嬉しかったです。)

セトリはいつもながらのこちらから。

easygo! -B'z DATA BOX-

ありがとうございます!



ビジョンには今ツアーのロゴが映し出され、ファントムとHINOTORIを足したような音源が流れる。ロゴの羽根の部分が燃え上がったり、青と赤の羽根が舞ったり。
過去のライブ映像が次々と映し出されて、バンドが板付くと、最近のライブアレンジの「ultra sou」のイントロが。
ステージ左右に置かれた小高い台からCO2が吹き出る中、せり上がってB'zが登場。
稲葉さんは両日共に、胸のあたりでメロイックサインをしながら。
ビジョンには赤と青の円でB'zが囲まれる。


エコパ時は稲葉さん、「えっ!こんな昭和な布、まだ売ってるの?」というような、浅草演芸場前の看板に写ってる芸人さんみたいな斬新なスーツでしたが、今回は!!今回はー!
黒ストライプを基調としたシャツに、普通の!!スーツでした。バンザーイ!
ただし、超暑そう…

松本さんは、LPゴールドを抱え、こちらもまた袖なしで黒いストライプの入ったベストをご着用。
それで…いいのです…!!それが…いいのです…!!

「1曲めからまさか」のこの曲。
イントロでは、「あー!とー!そー!」と稲葉さんが客席を煽る。
ギターソロ前、追加で数フレーズあり。

Cメロ、「♪Do It! Do it!×2…HEY!」のために、下手花道にいる松本さんに向かって走る稲葉さんの姿も。
アウトロは3回「うるとらそー」。

ちなみにOPムービーは、エコパの方が長かった(西暦で年数とか出てた)です。


そのままシェーンのドラムフィルイン「Blowin'」
♪してる!はずだぜ!ハニー!の部分は、1日目はしゃがみながら客席に向かって強く言い放ち、2日目は松本さんを指差す。
アレンジはアウトロを長めに、「Blowin' in the wind」を客席と掛け合って。


定番、「B'zのLIVE-GYMへようこそ」パート。
エコパ公演同様、'99 Brotherhoodツアーのリバイバルのごとく、稲葉さんは客席に背を向けながら紙コップで給水。
その様子を横から撮っているカメラマンを手招きする。

1日目、マイクを通さないものの、「早く!」と言っている。
カメラが近づき、紙コップを持ち上げて底を見せると…何も書かれていない。
しかし、さも書かれているかのように、指で真っ白なコップの底をなぞる稲葉さん。
…何も書かれていない事が分かると、ドラムライザーに乗っている他の紙コップを見ては「違う」といったそぶりで、ポイポイ投げ捨てる。
終いにはシェーンからスティックを受け取ってじーっと見るが、当然書かれておらず、首を横に振る。

そんな中、客席からの歓声につられるように松本さんの方を見ると、松本さんがめちゃくちゃゴクゴク飲んでる紙コップに書いてあるのを発見!
少しの間を空けて、さらに無表情でごくごくごくごく飲む松本さん。
(※氷ぶぉりぶぉり食べてたようにも見えました)
稲葉さんが近づいて「俺のだから…」というと、一回コップを渋々渡そうとするものの、すぐ引っ込めて、渡さない。
なんとか奪取した紙コップを見遣ってから「B'zのLIVE-GYMへようこそ」!

2日目はやはりシェーンのくだりまで同じで、今度は松本さん…も、持ってなーい!
肩透かし!スカしたーー!
しかし、その白い紙コップと、黒いマーカーペンを差し出す松本さん(※決して喋らない)。

稲:「自分で!?(書くの)?!」
うなずく松本さん。

というわけで、マイクを小脇に挟んで、マーカーの蓋を難儀そうに開けながら
稲「こんなの初めて…」と言い、コップの底にきゅっきゅっっきゅ~っと
「B'zのLIVE-GYMへようこそ」と書く。

稲「お待たせしました…できました!!
ちょっと読みにくいけど…「B'zのLIVE-GYMへようこそ」!

…まさか2日間とも内容を変えてくるとは…!!


帰ってきたピンクのmusicmanがアップになり、松本さんがかき鳴らした後、「ミエナイチカラ」。
ギターのヘッド部分(GO NO FURTHER)がやたらカメラに抜かれる。

イイ!「お帰り!感」がとてもイイ!
原曲に忠実なアレンジ。
松本さんに寄り添って、稲葉さんがエアギターをする場面も。
2日目、アウトロはフェイクしながら。


1日目は松本さんが少し弾いてから裸足の女神
2日目は「TIME」
いずれも過去のライブ映像とシンク。思わずロン毛期を探す我が目よ…

 

1日目は続けて久しぶりの「Wonderful Opportunity」。
というか、あれ?私もしかして初めてじゃないか?
過去の映像(多分15周年のかな)と一緒に踊る。
Bメロ、♪目が覚めれば気分が悪い の後のギターのザクザク感よ!

2日目は 「loveme,I love you」
赤いマイクスタンド背負って回す。

やっぱ野外はlove meよねー!

 

MC
お、お暑かろうでしょうに…シャツの袖をまくる稲葉さん。
そうそう、中のシャツは2日目は薄いピンク色に見えました

稲「今晩はー!元気にしてましたか横浜ー!
いやいやいや…本当に今日はこの「クソ暑い」中(2日目:猛暑の中)をこんなにもたくさんの皆さんに集まっていただいて、本当に嬉しいです。どうもありがとう!


(1日目:

稲「私が爽やかな歌声だったらよかったんですが、そんな「能力」はないので…暑苦しいスタイルなので…」と客席を笑わせたあと、

稲「 いいですか?
無理しない!(ビシッと客席を指さす)

無理しない!(方向を変えてビシッと客席を指さす)

無理しないッ!(同上)
…みなさんは無理しないでください!
私は…無理します…!
無理に無理をします!(笑)それが仕事ですから…!
こんな…感じで(水飲むジェスチャー)…ね!」と、客席を気遣う。

そんな…三度も無理します宣言しないでもいいのに…と思いつつ、いや、実に稲葉さんらしいMC。

 

(2日目:
まだここまでの感じですけど…昨日より暑いんじゃない?……良い意味で!(笑))


ツアータイトル、「LIVE-GYM Pleasure2018 HINOTORI」というんですけど…
タイトルにもあるように、火の鳥のように燃えて!燃えて!(両手でジェスチャーしながら)燃え上がって!…はばたいて…飛んで行こうじゃありませんか…!


最後までたっぷり、ゆっくり、楽しんで帰って行ってください!ヨロシクッ!」

ビジョンに薄曇りの空が映り、「光芒」のイントロが流れると会場からはどよめきが。
松本さんはオレンジ?イエロー?musicman
ビジョンはモノクロ処理。
1日目は ♪欲しいものが…買えないこと と、少し溜めて歌う稲葉さん。

♪景色は少しずつ変わってゆくーのあと、2小節分かなり激しく迫力のあるアレンジで伸ばして
♪光をもとめー につなげる。

アウトロはそれまでの激しさと対極の穏やかさ。
長めに、松本さんのギターフレーズも追加。
シェーンのシェイカー、大賀さんのアコギ、Uh-というコーラス、松本さんのフレーズ、いずれもすべて美しく。
最後、大写しになった稲葉さんは「ありがとうございました」と声は出さずとも、唇を動かす。

そういうとこ!!ハイ、そういうところ最高!!


1日目、松本さんが少しつま弾いてから「月光」
ビジョンにキラキラと星のようなエフェクト。
すべてがとてもやさしい。
この曲の後半は、英語詞のコーラスが多いんですが、実際にコーラスがあったのは「moon light」だけだったような。
まだ空が明るかったのが玉にきずだったかな。
会場からは星が1個だけ見えました。


2日目はビジョンにステンドグラスのような柄が入り、増田さんのピアノが響いて「もう一度キスしたかった」。

アウトロは、エコパ同様、「恋はみずいろ」。


MC
1日目はここで少々事件が。
MCを喋っている稲葉さんが、そのまま音もなくスゥーっと横倒しに崩れ、倒れかかる
すぐ横にいたスタッフに抱きかかえられるように支えられて元に戻り、

稲「びっ…くりした……今のは言わないで…(笑)

後ろで笑うシェーン。

何が起きたのかは全く説明はなく、そのまま気を取り直したかのように話を続ける稲葉さんでしたが、途中「まだ、動揺しています…」と仰るほどには、その後は傍目にも早口で、ところどころ詰まりながらのMCとなりました。

…「言わないで」と言われたのに書くのもどうかと、ちょっと迷ったんですがね…
崩れていく時の表情が真顔で、何が起きているのか「?」というようなお顔だったこと、その後「穴が…」と言いかけたことと、次の演出の「バボット」を吊り上げるための「ひも」がその直後から稲葉さんの後ろに垂れていたことを思うに、ほぼ間違いなく、稲葉さんご自身の体調ではなく、バボット搬出のための「せり」か、せり上げてスタッフが引っ張るバボット本体に引っかかってしまったのではないかと推察してます。

そうそう、私がこの時、スローモーションのように倒れゆくお姿を見て、いろんなことを想像して実は涙ぽろぽろして震えてたのは…内緒な!絶対内緒な!
言わないでねっ!

 

MCの内容に戻ると、

稲「 みなさんご存知かもしれませんけど、『Pleasure'91』という曲がありまして、そこから(タイトルを取って的な)Pleasureというツアーを不定期でやっていたんですけど、いつの頃からか周年…10周年、20周年…という時にやるようになって、 Pleasureでしかやらない曲もあるという。

珍しく振り付けのある曲があるんですけど…さっきのも(Wonderful~)振りありますけど…さっきのはまだ私の中で未完成なので!(笑)

Pleasure'91という曲を作った時にはまさか30周年まで…ねぇ?(松本さんの方を見る)やるとは思いませんでしたけど、リハーサルの時から、振り付けを先にやった方がいいんじゃないか、ということになりまして。「恋心」という曲なんですけど。」

と、ここからは、稲葉さんが自分で「恋心」のメロディも含め(♪忘れないっ…ちゃっちゃっちゃーららー)歌いながら振り付けの解説。

バスドラは踏んでくれてるものの、ステージ上でやるのは稲葉さんのみ。

「ひとりっきり…」とつぶやく場面も。

はいっ!ここまで!…あんまりやると忘れるから!」と、先生っぽさを醸し出しながらの指導。

区切ったあとも
稲「…また同じ(振り)なんですけどね…」とぼやきつつ、最後の「あーっぱぱぱんっ」まで無事に披露。

客席を見渡して、「大丈夫そうですね!」と言いつつ、曲の最後のサビの繰り返しがきちんと踊れるかを気にして、「最後のあたりはまぁ…適当に!自己責任で!!」とのお言葉も。

しかし、「…(そもそも)曲知らない人はわからないでしょうけど…」とご不安になったようで、「わからない人ー!」と会場へ声かけするものの、すぐ「はい!いませんね!」と処理して笑いを誘う。

 

客席の肩も温まったところで「恋心」。
曲がはじまり、客席が踊れるのを見届けると、こちらに向かって拍手を送る稲葉さん。
かつて'97FIREBALLツアー、「Gimme your love」での演出と同様、ステージの両端にB'zバボットと、中央に赤いスカートにヒールを履いた女性の足のバボットが出現。

稲バボットは花束を、松バボットはダイヤを持っている。

♪何かな?の後はブレイク、少し間を空けてからの

松「なんだよ!」(1日目:若干の「荒井注」リスペクト感)

松「なに?」(2日目…ちょっと自信なし;よく聴こえなかったっす)

 

”松ちゃん 松ちゃん ヘルプミー”パート、

♪松本に相談しようか

では、ビジョンの松本さんがハートマークで囲まれる。

(エコパ時はハートマークを手で作ってたんですが、日産両日やってなかったですよね…?)

ラスサビ前、バスドラのみで振り付けをみんなで踊る。
松本さんがカメラに抜かれるが、かなり適当な振り。
ぶんぶんぶんぶん手を闇雲になげる姿に笑いが起こる。

 

続けて「OH!GIRL」
引き続きバボットがあるので、それ相手にかなり自由に遊ぶ稲葉さんは、足のバボットに絡みついたり、スカートの中を見上げて覗いたり、松本さんのバボットと戯れたり。
Aメロは両日共上手に稲葉さん、下手に松本さん。
Cメロ、♪誘われるだーけ 誘われてーのバスドラに合わせて、片足を後ろにふり上げてドンっと踏みつけながら歌う。
ラスト、♪I'm never gonna Leave you はフェイクで。
アウトロでは松本大賀コンビがセンターに立ち、2人でハモるように弾く。
いつもながら、大賀さんは超ウルトラスマイル。

 

この頃には既に夜空に。青い照明が光り、「イチブトゼンブ」
(結構間もなく始まって、バボットの撤収大丈夫かと不安になりました)

ど頭、♪あなたーは私をっ

の部分は客席にマイクを向ける稲葉さん。

♪圧倒的な手触りでは松本さんの横に並び、指を滑らかに動かしながら歌い、

♪愛し抜けるポイントがひとつありゃいいのにで、松本さんの横に並んで指差す(いずれも1日目)。

毎度ながら、♪血眼でーというコーラスで、バリーさんがカメラに抜かれるの、あたいはすごく好きでっせ、カメラチームさん…!

Cメロは前ツアーのアレンジと違い、シェーンの叩き方を変えて、区切らず滑らかなアレンジに。

 

増田さんのピアノソロを少し挟み、
1日目は「ねがい」

赤いマイクスタンドを掲げる稲葉さん。

逆にマラカス…そこにあるのに振らないのね…!?

ストラトがビジョンにアップになってすんごい驚いたんですが、弾いてる主は大賀さん。

アレンジはシングルバージョン。

♪流れ落ちそうなこの熱い涙はーの部分は、頬の辺りに手をやって情熱的に歌う。

「それにしても私のねがい、叶ってるよ、今叶ってるー!」と思いながら鑑賞。


2日目は「ZERO」

エコパ同様、イントロではかつてのように回る稲葉さんのお姿が!

(ビジョンのエフェクトが邪魔であんまりよく見えませんでしたが…)

♪人のすることに〜のラップ前にブレイク。

まっすーを上手花道から指差す稲葉さん。

増田さんが弾きだすと、アリーナ後方の小太りの警備員がカメラに抜かれる。
ここまではエコパと同じ。

さて、いざラップパートが始まると、ビジョンには稲葉さんの手書きと思われる歌詞と共に、帽子を取って歌う警備員…いや、B'z芸人の代表格ブラックマヨネーズ・小杉さんの姿が!
会場からはもはや爆発音に近いレベルの歓声。
つぶらな瞳を輝かせながら踊り歌うコッスー。
松本さんがギターを掲げて歓声を煽り、曲が終わったあと、各所から「コッスー!」という声援が飛ぶ。


MC
稲「イイ感じになってきましたね…」と夜空を形容したあと、メンバー紹介。
増田さん→大賀さん→バリーさん→シェーンさんと続き(各メンバーからのコメントはなし)、最後は「オン!ギター!」と客席を煽る稲葉さん。

数度「オン!ギター!」と煽ったあとに「…『ON GUITAR』ですよ?!」と、「ちょっと盛り上がりが足りないんじゃないの?!」的ニュアンスでさらにあおったあと、

「MR.!TAK!MATSUMOTO!」と紹介。
松本さんは片手を上げたあと、お辞儀で歓声に応える。


センターに立った松本さんが、少しだけ「WannaGoHome」とも「Rain」ともとれそうなフレーズをつま弾いた後、なんと「SUPER GUITAR DISNEY」から「星に願いを」
きらり一つ星が輝く空にピッタリ。
おい、今日、晴れて…よかったあああああ!!
しかし何故か会場からは笑い声が…なんでだったんだろう。


そして衝撃の「ALONE」

何が衝撃かって…松本さんの足下からグランドピアノがせりあがってきたから!
そう!’95 BUZZ!!ツアーの再現!!
これは!!やられたーーーーーーッ!!
ピアノを弾くのはもちろん、稲葉さん。
違うのは松本さんがタバコを吸っているか否かぐらいかしら。
ピアノの上にはHINOTORIロゴのコップ。
アウトロ、ピアノを弾きながら、はじけんばかりの笑顔でシェーンを見遣る稲葉さん。
まさにBUZZ!!同様、最後は稲葉さんがバーンと弾いて締める。

 
暗転したステージと夜空を切り裂くように広がる緑のレーザーライト、不穏なSE。
LOVE PHANTOM のPVが流れると、ステージ上には大きな「鏡」と松明が。
…ほう、エコパの時出てなかったよね…?

イントロ終わり、ダッシュで現れた稲葉さんは、エコパと違って「白いシャツ」姿!!いやったぁぁぁあ!!正義ーーーーーーーー!正しいーーーーーー!

ありがとう!!!それ!!それやで!!!(泣きながら)

というわけで、こちらもBUZZ!!ツアーのフラッシュバックかのよう。
松本さんはエコパ同様、青いkillerギター!

 

2番終わり、低音が響き、縦ヘドバン上等!な重いフレーズ(やっぱサバスのBlackSabbathっぽさみのある感じ)が流れると「HINOTORI」へ。

中央ビジョンでは稲葉さんが両腕を広げると、リアルタイム合成で炎に包まれる。
歌詞はエキシビション公開済み部分以外にもありましたが、覚えてるのは以下の感じだけっす…かなり歯抜けっす…

交差点の真ん中で 茫然と立ち尽くす

その痛みにもがき狂う あの恋心に火がついて 抱いて欲しいよもう一度

 

この歌詞の前だったかにワルツパートもありました。killerギターで優し気な音を…!
パイロはバンバンに上がりまくり。距離の近かった1日目は熱さを感じるほど。HINOTORIが復活すると、LOVE PHANTOMのギターソロへ戻る。


そして…いやいや、まさかねぇ、大きな「鏡」があるったってねぇ…

え?なんか稲葉さん、鏡の前でグラサン掛けますぅ?

えっ?あっ、サスペンダー掛けて…帽子も…?マントも…?

そして??

トラスにつけられたリフトへ??乗って??上がっていく??

 

もう完全に 『 ア レ 』じゃないですか…

稲葉さんが着替えている間に、松本さんは別のkillerギター(多分ゴールド)に持ち替えて、レーザービーイイィム!!

 

うわあああああ!!!アレだ!!

ずっと何回もビデオで!DVDで!!見てたアレだ!!!

ギャーーーーーーー!!

これは!!演出に!!私が!つ!ぶ!さ!れ!る!

 

リフトがステージのてっぺんまで上りきると、ビジョンには顔のアップが映し出され、帽子を空に投げる。

パーン!と火花が飛んで、そのまま、暗闇へ真っ逆さまダーーーーイブ!!

怒号かな?くらいの大歓声の中、増田さんの美しいピアノが響き渡る。


放心状態の私に、「ちょいと休んでおいでなさいな」というように、ビジョンからは'96 spritLOOSEツアーのオープニングムービーが。

エコパでは最後に当時のツアーロゴが映し出されてからだったんですが、日産は両日共ムービーの途中から「Real Thing Shakes」。

エコパ時には、往年の「夜ヒット」さながら、大サビしか歌われず涙したんですが、1番フルサイズに変更!!(いや本当は曲フルがいいけど…無いよりは…)
全然問題なく声出ちゃうのがすんごいよなぁ…
ただ、「なぜその衣装に戻した…」という、エコパ時のPHANTOM衣装だった、袖なしキラキラの謎タンクにお着替えしてました。


サビ終わり、客席を「横浜!まだいけますか!?」と煽る稲葉さん。
勢いそのまま「juice」へ。
客席にはjuice缶を模した巨大なバルーン。エコパの倍は数あったかなぁ。客席を大玉ころがし然として転がる缶。

途中、ステージにあわや!ぶつかる!というところで、缶を蹴る仕草をした松本さん(本当に蹴れてたかはわからず)。

♪花から花へとーんでゆくー あたりから、何故か両日とも、上手花道手前あたりでへなへなと四つん這い状態になりながら歌う稲葉さん。

…からのBaby,It'sAll Right!への爆発力。

ブリッジはシェーンのバスドラをバックに、客席と掛け合いタイム。

 

しかし、バルーンの行方を気にして、

稲「juiceの缶を回してください!

そっちばっかり!!散らして!

juiceの缶を回してください!」と強く客席に指示。

その後も、何かにつけて同じく指示したあと、

稲「(回すのを)忘れないで!!」と言い、客席からは笑いがこぼれる。

 

さて、掛け合いは「絞り出してますか!」と煽ったあと、

いきなりの

♪あーいあーいあーいあーいあいー

と、「NATIVE DANCE」のフレーズで。

その後も「♪あっなたは太陽ーのこまちっ!」と発して、客席は「えーんじぇー!」と返す。えんじぇー祭り後は恒例の?「Push」祭りへ。

最後は大きめの

稲「プーーーーーッシュ!」を、どちらかというと卑猥な形で。

その後も「HEY!」と学園天国的なやりとりをしてから、転がしに足をかけてロングシャウト。

客席からの歓声を受けて、Cメロ

♪一人で目が覚めた朝 から、松本さんの側に寄り添う稲葉さん。

♪初めからわかっていた は、両日共、まるで松本さんの耳元に囁きかけるかのように顔を近づけて歌う。

 

お祭り騒ぎのような明るさから一転、暗転したステージに、聞き覚えのある女性の声が。「Bad Communication」。

サビの♪hey!hey!の部分、昔の振り付けが少し残ってるかのように手を払うように。
(尚、私は頑ななまでにフリをやる派)

曖昧な噂でー は、鉄板、松本さんのギターに向かって歌う。


MC

気分はどうですか?/最高ー!というやりとり。
2日目、ここだったか微妙ですが、「後ろの方大丈夫?…そっち!(上手指差し)こっち!(下手)…」とあおり、歓声を聴いて「ワァォ!」というリアクションも。
 

稲「Pleasure感じてますか?」と問いかけつつ、自らも

稲「ビンビンに感じてます…!

こうやって Pleasure、「快楽」、「喜び」を沢山の人と一緒に感じられる…滅多にないことじゃないですか?
それぞれの日常で、十人十色の生活を過ごしていく中で、溜まっているものとか、積み重ねてきたものを、吐き出すというか、吐き出して、ここでエネルギーに変えて…

…実際感じてますからね!エネルギー!

新しいアイデアとか、そういったものに変えて行く…生命の源(みなもと)…

それがB'zのPleasureです。

だから、ヤメられないんですよ!
「生きててよかったー!」(喜びあふれるような仕草)と思える、
明日も、生きていたい!!と思える、
みんなからそんな「生きる力」をもらいました。心から感謝します。
今日は本当にどうもありがとう!」


こっちのセリフじゃああああああああーーーーー!

 

曲は勿論「Pleasure2018(仮)」。

出だしで夜空に向かってまっすぐ伸びる花火が上がる。

松本さんはコリーナフライングV

♪重いマーシャル運んでた腰 は、特にアクションがなくともカメラは腰を抜く。

例の「アイツ」は、なんか、電話があってですね、守りたいものができたみたいで、YES自分はどうなんだろう ってな感じだったかと。

エコパでも思いましたが、この曲、「よく聴きゃパンク」。

バリーはずっと縦ヘドバン。

あと、完全に私の中ではこの曲、「JUST  ANOTHER LIFE」思い出されちゃって、頭一発の「ジャーン」で、天に向かって指差す感じをついついやる派でして、松本さんが今回比較的同じ感じだったので、心のサムズアップが止まりませんでした。

 

と、本編はここで終了。何やら後方が騒がしい。

何も無かったアリーナ最後方に、我々がウェーブをしている間に簡易ステージが登場。しばらくして着替えたB'zのふたりがアリーナ通路に登場すると、割れんばかりの大歓声。通り道の客席にハイタッチしながらサブステージへ向かうお二人。
1日目、先にサブステージに上がった稲葉さんが、後から階段を上がってくる松本さんに手を差し出して、エスコート。

2日目は後方2Fスタンドだったのでその様子がよく見えましたが、アリーナ後方席の人々の沸き立つ歓喜の様子たるや。ずおおおおっと三方からサブステージの周りに人が集まる。

稲葉さんがサブステージからの景色を松本さんに問うて、「絶景だね!」と、この日初めてのリーダーご発声が聞こえると、もう悲鳴にも似た大歓声。

稲「僕らはあまり振り返るということはしないんですが、30周年ということで…ふたりきりですし、少し、振り返ってもいいですかね?
では、リーダーから…」と、松本さんの方を向く。

稲「今日喋ってないからね(笑)…ギターで話してますけど、「肉声」でね!」

 
松「彼とバンドをやってきて…彼とこうして30年、人生の半分以上を『B'z』としてやってきて…こうして俺らの音楽を見に来て、聴きに来てくださる。こんなにありがたいことはないですね。どうもありがとう。」

稲「…まっったくの同感です!」とお辞儀。
リーダーからもう一言…と稲葉さんが再度松本さんに振ると、

松「要するに!みんなが俺らの最高のPleasureってことだよ!」

うおおおお!ボーーース!!!あざまあああああああああああす!!!

なお、2日目は最初のお言葉が「神奈川県ではね、最初1989年にやって、県民ホールとか、このすぐそこの横浜アリーナとか、お世話になってますけれども」という前置きがありました。

そのまま、稲葉さんが「ツー…フォー」とカウントを取って、ふたりきりの「Brotherhood」。
エコパと同様、♪こっちだってーは♪誰もが毎日クタクタになってるーに変更。

「We'll be Allright」のシンガロングを煽ると、サブステージを降りて、二人がそれぞれ、左右に分かれてアリーナの外周を歩いて回る。移動する先々の客席が一斉に手を上げて歓声を送る。

そんな中、珍しくも稲葉さんが歩きながらのMC。

稲「この曲を作った時は、スタッフとか、みんなに向けてこの「We'll be allright』という歌詞を書きました。
(作ってから)20年経って、その間にいろんなことが起きて、遠くへ、もっと遠くへ(「We'll be allright」という言葉が)届くように、と。
それが、”Brotherhood”です。
祈りを込めて、美しく、響くように「We'll be allright」と、大きな声を上げようじゃないですか!」

7万5千人の「We'll be allright」を引き連れて元のステージに戻ると、力強く「We'll be allright!」と稲葉さんが歌い上げる。


バンドは途中からイン、サブステでは水色のマイクスタンドにLPスタンダード。
稲葉さんのお召し物は…1日目は青ベースの花柄のTシャツ、2日目は水色のTシャツ。松本さんはツアーT黒。

 
さて、二人がサブステに行っている間、メインステージにはHINOTORIロゴの黒い幕が随所に。戻った稲葉さんが紐をひくと、左右と後ろの幕が落ちて、FCエキストラで選ばれた大勢のファンが現れる。
1日目はタオルをぶん回して「ギリギリchop」。
2日目は「愛のバクダン」。
両日とも、バンドも含めてみんなでエキストラに向かって大サービス。
そして、バンド自体も実に楽しんでるなー!という具合で、稲葉さんと松本さんが肩を組んだり、各サポートメンバーとじゃれあったり。
幸せしか生まれてないな!という空間でした。シェーンは曲終わり、後ろを向いてスティック投げたり。

そして締めくくりは「RUN」。

パァァァン!と金のテープがアリーナ前後から大量に舞う(のに取れなかったっすしくしく)。B'z初のツアーであった日本青年館の登場シーンと思われる、二人がステージに飛び出していく後ろ姿の映像がビジョンに。
オーラスにはまた花火がドーンと上がって、日産の夜を彩る。

 

稲「絶対また会いましょう!くれぐれも気をつけて帰ってください!」

 

うん!!絶対だかんね!!!

 

スタッフから、バンドから、最早「あ、これは我々を殺りにきてるな」という、殺気すら滲ませるほどの熱意を感じました。
そして、もう、こちらはすんごいヤラれました。


エコパ公演のレポにも書きましたが、なんとなくスタジアム公演の方に照準を当てにきてるな、と言った感のある本ツアー、そうは思ってても、まさかこんなにもアリーナ公演と違いがあるとは…という驚き。

演出のリバイバル・わんこそば状態っぷりも、この長い歴史のあるバンドと共に人生を歩んできた我々が、涙ながらに「あの時」を振り返るには十二分なシチュエーションだったと思います。
そして、同様の「さてはアレンジも原曲に寄せているのでは?」という推測も、ほぼほぼ間違いないだろうとも思った次第です。

 

そして彼らは、今回特に、7万5,000の集いし人間を、1人残らず幸せにしていくぞ、という幸せの使者に徹していたとも思います。

なるべく金テープが届くように前後から、席埋まっちゃうから小さいし機材置けないから1曲だけどアンコールでサブステ作っちゃうし、周り歩いちゃう、居なくても成立するのにエキストラを集って大サービス…そんな感じで、多くの人がなるべく喜べるようにという気持ちに溢れてたもんで、あーもう、この幸せの使者はこの30周年までの間、どれだけの人々を喜ばせてきたんだろうな、その数、無量大数だなーとか考えては涙しながら観ました。

 

お二人とも、絶好調だったと思います。
音響で言えば、風が吹いたらまぁそらぁ残念という感じはもう仕方ないんですが、聴こえてる間のバランスは素晴らしかったです。

1日目の稲葉さんの「言わないで」事件、2日目のどこだか忘れましたが、松本さんのギターのワイヤレスか何かがおかしかったようで、スタッフが駆け寄るという珍事が続きましたがそれも含めてライブということで…(内心ドキドキが止まりませんでしたが)。

稲葉さんは特に、「笑顔弾ける!」場面が多く、後半曲ではサポメンとの掛け合いもバッシバシにやりまくり。

遠くから大賀さんと見つめあってから笑いあったり、バリーと一緒にネックを上げる仕草したり、増田要塞の前で松本さんのソロと合わせてエアギターやヘドバンと、思い出したらキリがないくらい。

やたらめったら、松本さんに寄り添って歌う場面も多くって、「ハイ!今!この瞬間の!写真を販売して!!」なステキな構図ばかりでした。

 

んで、これだけのザ・Pleasure選曲の中で、やはり一際輝いているのは間違いなく「HINOTORI」で、LOVE PHANTOMのあのもう「出来上がってる」ところに変化を持たせるって相当難しいと思うんですけど、結果的によりドラマティックに荘厳にしちゃうっていうのが!もう!好きだーーーーー!燃え上がるわーー!

 

でさー、アリーナ公演でサビだけだったReal Thing Shakesを、ムービーの途中からインする形で1番フルにするとか、もぅさーー!有り難みしかないじゃんかーー!


と、まぁ、感想言い出したらあと2億年欲しいくらい。


約束して会場で会えたB友さん達も、約束してないのに駅で、会場の廊下で偶然出会えたB友さんも、会えていないけどこのクソ長いレポを読んでくださっている皆様とのつながりも、これすべてあのお二人が生み出したマジックのおかげなわけでして、あーもう本当に幸せの使者がこの先も、我々に分け与えた以上に爆発的に幸せであってほしい、と、ねがわずにはいられませんでした。
感謝と、喜びと快楽と涙と笑い溢れる、本当に楽しい2日間でした。
生きるッ!!

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