オモウトコロ

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B'z LIVE-GYM Pleasure2018 ーHINOTORIー@静岡エコパアリーナ 7/21(1日目) レポ

いつも通りメモなし記憶のみのレポです。しかもいつもよりだいぶふんわりしてます。
そらぁもうネタバレしかないのでお気を付けを。

 

灼熱の今夏、さらに焼き尽くされんと向かったのは静岡は袋井市エコパアリーナでございます。
私にとっては本ツアーの最初の地。
早めに(14時前)現地へ向かったところ、猛者の皆さんがもうエライ長さの物販列に並んでらっしゃる。

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お判りだろうか…
1枚目向かって右が物販テントで左端を過ぎてもまだ列が途切れていない。2枚目もパンパンに人が並んでいる。
レンタカーの車中からこの景色を見て、「あっこれは無理☆超無理」と引き返すのを即断した程の長い列。

そんなわけで、踵を返し、掛川城に観光に行ってシャワー浴びてから開演45分前着という、ぬるぬるぬるま湯スタイルで入場。
しかしながら、物販の売り切れはメモリアルプレート以外にはなく、ガチャも余裕でした。井戸は…出なかった…

 

さて、S席バーミリ先行チケ、ありがたいことにスタンド1列目でして快適でした。決して近くはないけども。
しかし、エコパアリーナ自体がとても小さい。感覚値「ミニ横アリ」。

 

ステージ中央にはまあるいビジョン。
歴代のB'zロゴがくるくると回る映像が流れる。
本番前のBGMは、残念ながら(?)、DINOSAURツアーとほぼ一緒。
ただ、Queen好きとしては、自分の入場時に「Now I'm Here」が流れてるととてもアガるのでそれはそれでよし。
他はOzzy にモトリーにガンズに、と「さながら80-90年代なー」と思ってたら、開演を知らせるかのごとく音量が大きくなるBGM。
この時の曲は、イントロのシンセが印象的なBonJoviの「夜明けのRunaway」。
あまりに80's過ぎて、本当にこれから2018年のライブが始まるのか…と、ちょっと笑ってしまった。


さて、今回も勝手にセトリをコチラからお借りしてます。あざます!

https://easygoz.net

 

まあるいビジョンには「1989年」というように西暦が表示され、それに沿った歴代ライブ映像が流れる。
気が付けば、ツアーロゴの羽の部分を模した、横に細長いビジョンがまあるいビジョンを囲んで伸びている。


HINOTORI~LOVE PHANTOM愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない~Pleasure~OCEANのインストをBGMに、あのライブ・このライブ…と思い出の過去のツアー映像が、ソロ公演も含めて順番に映し出されていく。
(なお、愛ままの「♪降りしきる雨のな~か~で~」の歌詞の部分で映し出されていた映像、豪雨千葉マリンだったので狙って編集してる説。
あと、津山凱旋公演の「GO-GO-GIRLS」での「ドキン!ドキン!」してるところとか流れてました。)

年代が進み、前回のDINOSAURツアー映像が終わるとHINOTORIのロゴが。
…からの1曲目は衝撃の『ultra soul
左右の花道にCO2がシューッと上がり、煙が晴れると、まるでMAGICのようにB'zのお二人が現れる。

稲葉さんは赤いシャツに、よくわからない謎柄の入ったスーツ。生地の色は金に見えました。
松本さんはベストが赤。確かゴールドトップ。
アンプは「玲」ロゴが入ったもので、その上にはエキシビションでも展示されていたデビルマンのフィギュアが鎮座。

1曲目という衝撃が強すぎたせいか?、正直殆ど覚えていない。(定番の「Do It!」のくだりすら。)
三回ジャンプで締めたことは確か。

 

シェーンの軽いソロから『Blowin'』。
とはいえイントロ、原曲とはだいぶ違うアプローチ。(どっちかつったらタムをドン!と強調)
稲葉さん、♪繰り返しなんか全然ない暮らしをしてる!はず!だぜ!ハニー!は客席に手を向けて力強く歌う。
アウトロは、よくあるライブアレンジ(長くしてC&R)ではなく、短かったような。(そうでないような…ごにょごにょ…)
稲葉さんはDINOSAURツアーあたりから多用している、低めの「Yeah!」と発する場面も。

 

稲葉さんが客席に背を向け、紙コップで水を飲む姿がビジョンに映し出される。
少し飲みこぼして口を手の甲で拭う様、口に含んで霧状に吐きだす様は、果たして狙っているのかいないのか。
客席からは歓声があがる。


カメラマンに気が付くと手招きをして、紙コップの底を見せつけると、「B'zのLIVE-GYMにようこそ」と書いてある。
'99、Brotherhoodツアーの再現。
ほぼ聞き取れないような声で「B'zの」と恐らくつぶやいたあと、「B'zのLIVE-GYMにようこそ」!

 

次曲は『ミエナイチカラ』。
先ほどの「ようこそコーナー」で、遠くに松本さんがピンクのmusicmanを抱えているのを見た時点では、「MOVE」かこれかだと期待はしてたんですが、実際に見られると嬉しいもんです。
思ってたよりはクランチちっくな音というより、ゴリゴリ系に聞こえましたが、まぁなんだ…イエーイ!!お帰り!!ピンク…!

 

MC:
稲「こんばんはー!元気でしたかー?
久しぶりに、静岡にやって参りましたー!

えー、このクソ暑い中、集まってくれて本当にありがとうございます…!
毎日、ニュースで(気温が)何度だ、明日は何度だって言ってますが、
みなさんを「ヒヤッ」とか、ソーダのように「スカッ」…とか、爽やかな気分に…(客席から拍手)
できたらいいんですが、ご存知の通り、そういうスタイルのバンドではないので…(笑)
これからどんどん暑くなります…暑くなる一方です…(沸く会場)
いいですか?もう皆さん了承済み、ということで!
チケットにも多分、書いてありますから!(笑)」


稲「昨日こちらにきたんですが、迷うことなくうなぎを…いつもより多めにいただきました。
この有り余るエネルギーを、今夜のPleasureに注ぎたいと思います!
(うなぎの)数が減ってるとか言われてますが、ここは地元の皆さんに頑張っていただいて…」
と、絶滅が噂される「うなぎ」の心配まで。

 

稲「バンドもきっと同じ気持ちだと思いますが、腹の底から音を届けますので踊ったり、みなさんの好きなスタイルで、
ゆっくり楽しんでいってください!」
(余談ですが、私の付近に熱唱する人がいた模様で、それがわかるまでは「なんかコーラスずれてんな」と思ってたんですが、耳栓してて聞こえてくるレベルだったので、周りの方はさぞお辛かったことかと…
そんな状況下だったので、いつもなら「歌ったり踊ったり」と言いそうなのに言わなかった稲葉さんに「あざます!」と思いました)


TIME
各年代の「TIME」の演奏シーンがビジョンに流れる。
(ちゃんと映像内のリップシンク取れてました)
お二人は左右に分かれて花道を進んで大サービス。


短いセッションを入れた後、『love me,I love you』。
稲葉さんは赤いマイクスタンドを逆さにして肩に担ぐ。

 

MC
稲「B'zLIVE-GYM2018…Pleasure2018、30周年ということで…(客席から拍手)
(拍手を制止するように)いいんです!…そんなっ!

Pleasureツアーということで、5年ごとにやるようになってますけど
そこでしかやらないというような曲もあって。」
と、「〇〇周年」というのは僕らにとってはそこを目指してやっているわけではないし、他のアーティストもそうだと思うけれど、ありがたい事だというような話を。

 

ビジョンに薄曇りの空のような映像が入って『光芒』。
イントロで「おおおおおーっ」と低いどよめきのような声が客席に広がる。
モノクロになったビジョンには、稲葉さんの顔が大写しになって、感情を込めて歌う様がよく見えました。
アレンジは大サビの転調前に小節数を伸ばし、より熱気ある展開に。
歌い終わり、何度か息を整えたあと、「ありがとう」とつぶやき、お辞儀する稲葉さん。


増田さんのソロを少し挟み、『もう一度キスしたかった』repriseとでも言うべきメロディから、同曲のイントロへ。
羽部分のビジョンにはレトロなステンドグラスのような、綺麗な色が並ぶ。
アウトロでは稲葉さんが舞台からハケていき、「恋はみずいろ(ポール・モーリア)」のメロディを松本さんが奏でる。

(記憶があいまいですが、ハケたということはここで稲葉さん着替えたんだっけかな?。
あのえんじ色のぴっちぴちなTシャツへ…)

 

MC:
稲「後ろの方も楽しんでますか?
5年に一度なんで、こういう時にしかやらない、という曲もあるんですが、
ちょっと、振り付けがある曲をやろうかと…
「恋心(KOI-GOKORO)」という曲なんですけど…

今回は踊りを、始まる前にやってみたほうがいいんじゃないかと。
そんなわけで、ちょっとやってみましょうか。」
と、サビの部分のダンスレクチャー開始。

稲「手をこうやって投げるだけですから!ほら簡単!」という励まし?も入れながら客席に向かってレクチャーする。


稲「みなさんの方が私なんかより上手ですね」とも言いつつ、

稲「最後の『うぅーっ ぱぱぱっん!(サビ終わり)』のところは…(曲の)最後の方は繰り返したり、なかったりするんで!」と細かくフォロー。
そんな珍しい時間の後にいざ本番の『恋心』。

Aメロから客席が振り付けをする姿に、拍手送る稲葉さん。


「♪何かな?」の部分は、いったん演奏を止めてから、松本さんがゆっくり「何かなぁ?」と声を出す。
(ENDRESS SUMMERと同様)


続く「♪松本に相談しようか」では、ビジョンにアップになった松本さんが、手でハートマーク(ただしほぼ逆さ)を作る姿が。

 

曲終わり、稲センセの事前のレクチャの通り、「繰り返したりなかったりする」うーっパパパン!ゾーンで、一緒に振り付けをするバンドの様子がおかしい。
というか、松本さんだけ振り付けがおかしい。ざわつく客席。
まるで泳いでいるように、手を前にやみくもに投げるように踊る松本さんを稲葉さんが見つめる様子に、客席から笑いがあふれる。
ひとしきり繰り返したあと、今度はカッコよく大賀さんが前に出て松本さんと一緒に中央で大いに弾く。
というわけで、「松本"ファニー"孝弘オンステージ」な「恋心」でした。

 

続けてPleasureでは定番(?)な初期曲『OH! GIRL』。

イチブトゼンブ』では、出だしを客席に歌わせる稲葉さん。
アレンジがすでにDINOSAURツアーのそれと違っている。

 

ジャムセッションから、増田さんのKeyきっかけで『ZERO』。
久しぶりに両手を広げ、回転する稲葉さん!
松本さんは私が見たときには回ってなかったです…ぐぬぬ(見逃しただけか回ってなかったのかは不明)


「♪君の家につっこもうか~」のくだり、カメラがぐぐぐぐっと稲葉さんの腰のあたりに寄るが、この日は特につっこまれませんでした。


「♪人のすることに~」のラップは、警備員がビジョンに大写しになって歌う+稲葉さんと思われる手書きのラップ詞が映し出される演出。
(「可笑しいね」を漢字で書くあたりが稲葉さんみある~)

ラストはドリル奏法で華々しく締め。


MC:
メンバー紹介。特にお声は聴けませんでした…
最後はもちろん松本さん。
稲「ON Guitar…!! 」と何度か繰り返し会場の声援を煽りまくる。ドラムロールも入って最高潮の盛り上がりの時に、
稲「Mr.!Tak!マツモトー!!」と紹介すると、一歩前に出て手を挙げ、声援にこたえる松本さん。
しかし、すぐに下がってしまう。


そんな松本さんに稲葉さんは近寄り、
稲「プリーーーィズ! JUST! SAY!! ” Hi ”!」と、ゆっくり強めに言うと、松本さんは口角を上げて「Hi!」と返答。

お声じゃーー!!ボスのお声が聴けたぞーーー!とばかりに盛り上がる会場の歓声…
をすぐにかき消す
稲葉さん「さっ…というわけで次の曲に行きますけれども…」(笑)

イイ!!こういうの大好き!!

 

稲「私から第一声を…」と振ってから、マイクオフで「Wow-WowWowWow~」とCallingのシャウトをキメて、客席を大いに沸かせてから『Calling』スタート。
客席にもマイクを向けて煽る。
アレンジはシンプルだったと思います。


なにやらSEがかかり、ビジョンからレーザーのように鋭く青い光が場内を照らす。そのまま『LOVE PHANTOM』のイントロに入り、MVが流れる。

イントロ終わりで舞台袖からダッシュで現れる稲葉さん。

 

普通のLOVE PHANTOMかと思いきや、「HINOTORI組曲」とでも言いましょうか、『PHANTOM』~『HINOTORI』を挟んで『PHANTOM』のCメロへ戻る。


リアルタイム合成で稲葉さんの体が燃え上がり、両手を広げた姿が火の鳥のように見えるという映像演出も。

 

HINOTORI自体は、ベースとギターはBlackSabbath(のバンドタイトル曲)みたいな進行で重めですが、歌メロはPHANTOMをベースにして熱く歌い上げるようなものになっていました。

松本さん、なんと青いkillerギター!

おや、ファントムでこのギター…なんでや…と思いましたが、『LOVE PHANTOM』のためというより、
この『HINOTORI』のためかなと思えるようなゴリゴリ度。
歌詞はエキシビションで公開されていたものより長くなってました(~抱きしめてほしい~みたいなのしか覚えてないですが。)


アウトロはどちらかというとシンプルにまとめ。
最大のハイライトであったといっても過言ではないのでは。

ただ、惜しむらくは、稲葉さんが走って出てくる時に、「あ!着替えたな…さては!あのファントムお衣装に!?」と
いう期待を華麗に裏切る、やたらキラキラとしたベストに着替えてたってことかな…(涙ぐむ)
パイロが上がってたのはこの曲だったかも。


会場内が火の鳥の熱気に包まれる中、ビジョンに砂地の画と、ヘリコプターの飛ぶ音。
これは…もしかしなくても「spilit LOOSE」ツアー('96)のオープニング映像。
松本さんの「バカヤロー!!!」が大画面で聴ける嬉しさよ。

炎の中から「spritLOOSE」のツアーロゴが浮かび上がると…待ってましたああああ!!!
Real Thing Shakes』!!

の!!

ラストのサビだけ!!

うわああああああああああああん orz ...いけずうううううううううう!!!!!
めちゃくちゃ喜んだのにぃぃぃぃぃいいいいいい…
これじゃ懐かしの「夜ヒット」のオープニングみたいじゃんか…ううう…

 

と、打ちひしがれたのもつかの間、『juice』へ。
場内には、透明の丸い浮き球にくくられた、大きな「juice缶」デザインのバルーンが四方上空から出現。客席に落ちてくる。
さながら大玉転がしのようにjuice缶を転がす客席。
♪ゆらゆらーとー踊るー蝶々 では花道で屈みながら腕を広げてゆれる稲葉さん。

 

Cメロ前のライブアレンジお約束のコール・アンド・レスポンス・タイムの前に、juice缶バルーンが客席の一部に固まっているのを見て、

稲「散らして!散らして…!そうそう!」と、声をかける。
松本さんも両手で押し出すような仕草。
稲「みんな回して…これを触ると幸せになれるそうですから…」

 

さて肝心のC&Rタイムは、何故か途中から『NATIVE DANCE』の♪あーいあーいあ~い…が入り、踊る会場。
するとシェーンのバスドラのみで今度は「♪あっなたは太陽ーのkomachi!」「えんじぇー!」と『太陽のkomachiAngel』でC&R。
(JUST ANOTHER LIFEの見過ぎかもしれませんが、稲葉さん軽くボックスステップを踏んだように見えました。)


BAD COMMUNICATION』は女性がつぶやく英詩から。
イントロは短かったかと。


Cメロは片膝をついた稲葉さんが松本さんのギターに向かって歌う。
この曲だったか、稲葉さんが原曲であるようなエレドラの音みたいなのを、あえて口で歌う場面があったんだよな…

 

MC
稲「Pleasure…感じてますか?」と、何度か客席へ声かけ。
「いぇーい!」と答える客席。

稲「『Pleasure』は…大分昔のことですけど、『Pleasure’91~人生の快楽~』というサブタイトルをつけました。
当時は人生の中で「快楽」とか、「喜び」を迷いながら見つけていくということを(テーマに)書いたんですけれど、
こう大人になっていくと、馬鹿みたいにはしゃいだりすることが…
…さっき( juice缶 )運動会みたいでしたけど(笑)、はしゃぐことは減っていくという。」と、
日常で『Pleasure』を見つけることは難しいという話を。

稲「しかし…皆さんは、おっしゃった!「Pleasureを感じてる」とッ!
(倒置法での急な力説にざわつく会場)

稲「…『感じてる』んですよねッ?!
と、なんなら少々キレ気味くらいに問いかける稲葉さん。
我々ファンがPleasureを感じているのなら、それがバンドにとっての幸せでありPleasureであるというような話だったかと。

しっかり前フリ効かせてくるとは…!!

 

というわけで、当然次の曲は『Pleasure2018』。
この曲、冷静に聴くと今のアレンジではパンクですね。
ちなみに歌詞ですが全然覚えてませんすんません…

 

ウェーブが場内を駆け抜けると、ENCへ。稲葉さんはR&R Tシャツ黄色、松本さんはツアーロゴTシャツ。

 

1曲目は『Brotherhood』。
1番は松本さんのギターと稲葉さんの歌のみ。
「♪こっちだって~」は「誰もが」に変えて。
We'll Be All Right大合唱。

 

MC:

稲「我々はあまり振り返ることはないんですが、30年目ということで…せっかくなので…」と松本さんの方向を向く。

客席からは、期待の混じった歓声が上がる。

稲「今日はまだ「ハイ!」しか言ってないですから!(笑)」と松本さんにMCを促す。

ひ、久しぶりの松ちゃんMCタイムーーー!!

 

松「静岡は、89年に掛川つま恋でイベントに出て…合宿とかもね、やってたんですよ。
…テニスもしたよな?」
稲「それ今言う?(笑)」

松「やたらと印象に残ってるものでね(笑)
そのあと5年目の渚園でしょ…15年目もね、お世話になってます。
30年経っても、こうやって変わらず集まってくださって、本当に感謝しています。どうもありがとう!」

稲「はい、静岡界隈には我々非常にお世話になっているということで…
一つ一つの積み重ねが、こうして今日のエコパアリーナにつながっていると…!

我々にいつもモチベーションを与えてくれて本当にありがとうございます!」

 

我らがリーダーからもう一言、という流れで、松本さんに再度バトンが。

すると、いささがぶっきらぼうな感じで

松「…みんなが俺らにとってのPleasureってことだよッ!

ズキューーーーン!!

あざーーーーーす!!

きっとウインク!!

きっとウインクしながら言ってるって!!

グラサンで見えないけど!!


つま恋のイベント」とは、はて、合歓の郷のことではなくて?と思ってたんですが、調べたら
WAVE-GYM(東海ラジオ)のイベントで来ていたのですね。


愛のバクダン』は出だしを客席にマイク向けて歌わせる。
最近定番になってきたoiコールで煽る。

最後の曲は『RUN』。
アウトロの英語詞は会場中でシンガロング。

 

稲「幸せをいっぱいもらいました、どうもありがとう!」

 

「ひとりじゃないから」が流れる中、いつも通り左右丁寧なお辞儀をするお二人。
すれ違いざまに拳を合わせる。
♪この街~では「静岡」。

稲「気をつけて帰ってくださいね!」と声をかけて去って行かれました。

客出しは「いつかまたここで」。

 

==

今回は思い出しにだいぶ苦労しました。
よりによって肝心なところ押さえられてなくて…夏…。

金テープがアリーナ席前後から出たりとか、映像で9thツアーのお姿流れたりとか、羽ビジョンが可動式だったり、最終的には「ん?なにかトラブルかな?」という分割っぷり(顔が割れてズレちゃうのはいかんと思うよ…)だったりとか、色々あったんですけどね…

 

音響は意外と出音大きくないな、という感想だけで、特に問題なかったのですが、バンド全体はどこかまだ固いような印象を受けました。
前回のツアーでもやってる「イチブトゼンブ」が顕著だと思うのですが、ライブアレンジがこれまでと違う、という曲が多かったように感じます。
全体的にスタジオ盤のテンポやアレンジにかなり寄せている印象。
「テンポを上げてドコドコ行くよ!」というアレンジでない、というのは、なかなかな「攻め」でもあると思います。
(なんの曲か忘れましたが、いつものライブならシェーンが裏で拍を取るのに、表になってるのもありました)

 

30年の歴史を「当時のまま思い起こさせる」というのが演出面のコンセプトであろうことはほぼ間違いないと思いますが、同じことをもしかしたら楽曲で試みようとしたのかなーと想像しています。

松本さんは今回、musicman(ピンクよりもサンバーストっぽい色の方を多用)メインじゃないか?!てなくらいなギターの使い方で、文中以外にはコリーナVがあったな、程度。
ちょっとこれは驚きました&個人的には嬉しい傾向です。キャッキャッ!!
また、恋心でのお茶目全開っぷり、久々のMCと、お祭り気分頂点へ!という感じでしたね。

 

稲葉さんはというと、若干腰のイヤモニのレシーバーを気にするような仕草が多かったように思えます。
そして御髪が少し伸びて…いらしてですね…(感涙)

それはもうお美しゅうございました。

存在に感謝!

 

MCか何かで、会場の反応を見て、「左右を見遣って舌舐めずりをする」というような仕草があったんですが、今回の稲葉さんはそういった自己演出がいつもより弾けていて、ある種過剰なまでにキメキメにカメラを意識しているように見えました。
なのでカッコよさだったり、セクシーさだったりという客席を喜ばせる職人っぷりが、小さなエコパアリーナでは特に直でぶつけられた気がしています。
今までなら絶対に「クソ暑い」なんて言葉遣いをMCでしなかったので、そのインパクトをわかってて仰ってるな、とか。
ただ、折に触れて「エコパアリーナ」とフルサイズで会場名を言ったりする、生真面目さはブレてないんですけどね。

 

シェーンは相変わらず魅せるドラムで、スティックをくるくる回すのは基本、高く放り投げてキャッチを繰り返し。
そういえば何かの曲で増田さんと大賀さん二人だけで遊ぶように向かい合って大笑いしてたんだよな…なんだっけか。

 

衣装については、ある時期から安心しだしていたのに、前回ツアーから急にまた…あの…その…なんだ、うん…
そこまで回顧しなくてもよいのに!という、かつての残念さに戻っているの、本ッ当に実に残念です。
どこで着替えたかは忘れましたが、文中以外にも、袖なしの細かな花柄のシャツを稲葉さんがお召しでしてね…
もうちょっと…拒否ってもいいんですぜ…感動に浸れないんだよ…

 

やはり今回はPleasureということもあって、会場を見渡すと、客席のみなさんが着てるTシャツが年代バラバラだったり、初回渚園の星形のうちわ持ってたり、「juice」の時にjuiceツアーのタオルを掲げて喜ぶ人がいたり…ああ、この一つ一つがB'zの30年の結晶だと思ってひとしきり、じーんとしておりました。

 

正直に書くならば、このツアーはたぶんスタジアム公演のほうが面白くなるんじゃないかな、と思ってます。
うまく理由を言語化できないんですけど。

なので次の日産もとても楽しみです。

 

終演後のエコパ、とても美しい空でした。

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※空と空の間は「さわやか」のハンバーグ