オモウトコロ

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B'z LIVE-GYM 2019 Whole Lotta New Love@神戸ワールド記念ホール・6/23 レポ

Whole Lotta ネタバレ。

メモなし記憶のみ、動揺しながら見てたからいつにもまして自信はないよ!

 

取れたんです、直前販売で。

パジャマ姿であわわわわ。

そんな「チケ取りものがたり」と、本公演の感想書いたら1万字超えたので、それらは分けます。

こちらはとりあえず通常のレポね。


直前販売専用の入り口に並んで発券。
横に思いきり身分証とチケの名前が違うらしい人がいて、ものすごくゆっくり丁寧に、係員さんが2名体制で説明してました。
お、お疲れ様です…
席はもちろんスタンド最後列、いわゆる天井席。しかし、構わぬに決まっておる。

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とても「体育館!」なホール。

ギリギリの移動でしたので、場内入ってものの3分くらいで開演。
なもんで、SEは、「年号が「令和」になった途端、空耳アワーに死ぬほどネタが送られてきたので、番組内で苦言を呈された」、でおなじみの「いとしのレイラ」だけ聞けました。むむ、もしかしてSEずっと変わってない説濃厚か…

 
ほぼオンタイムで暗転すると、左右に分かれた縦長のスクリーンに宇宙ーーーな映像が。

隕石が降り注ぐ宇宙空間。土星が見えたり。
ジャケット写真のような宇宙飛行士が二人。
なだれくる隕石をかわし、地球をバックにがっちりと手に手を取ると、明転。

ステージはシンプルなバンドセット。AL同様、「マイニューラブ」で開演。
爆発したかのような歓声で包まれる。
ステージ中央後方、階段状に高く作られた部分からせり上がる松本さん。バックステージにも客席を詰め込んでいるので、そらもう盛り上がる。ギターはコリーナV。
対して、下手から歩きながら登場する稲葉さん。

Bメロのリフの刻みに合わせてくるくる回る様子も。そして、上段から松本さんがステージの立ち位置へ戻るときにも!ひらりと回るお姿が。

Let'sGoNow!

  

続いて、ALの中でもひときわトリッキーだと思ってる「MR.ARMOUR」で、ひっくり返るかと思いました。
2曲目でこれやる?!、と。
まだこっち、絶賛泣いてるもんで受け入れ準備できてない。
で、会場の音響的にも温まり出したかな?という部分もあってか、少しバラついた印象。
あと、モヒニちゃんのベースの出音がでかいのはデフォルトだとわかりました。
大股を開いて左右にぐいーんぐいーんと揺れ動く稲葉さんはここだったっけかな?

ALの中でも好きな曲なので、興奮しきりの時じゃなくて、もうちょっと冷静に見たかったな…自分よ…

 

稲「こんにちは!…元気でしたか?

…後ろのほうまで見えてますか?」

会場からは見えるーとか見えないーとか、いろんな声が上がる。

すると、

稲「このあたり、ここまで見えます?!」と、ご自身の首のあたりに手を置く。

うん…まぁ…見えないっすよね!!と、わぁわぁ言う我々観客。

稲「見えない??…じゃあせっかくなんで、スクリーンに!」と、これまでツアーロゴが映し出されていた左右のスクリーンへの投影を示唆すると、歓声が。が、

小っさ!!
トラスセットと同じ高さのスクリーンに投影されてるサイズがそらもう、ちっさい。

稲葉さん曰く「家庭のテレビサイズ」での投影。
その小さな画角に映るために、カメラに向かって身をかがめる稲葉さん。
会場からは笑いが。

稲「みなさんの声で(画面サイズが)大きくなります!!
…いつまでもこの体勢でいるわけにはいかないので(笑)!」と、新しいスタイルで歓声をあおる。

B'zの…?と歓声をあおっていくと、少しずつ画面がサイズアップする仕組み。
何度か歓声を煽り、ようやく稲葉さんのすらりとした全身像が大きく映し出されると「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」


稲葉さんが両手を口に当てて「ワオワオワォーッ」と叫んで始まった「WOLF」。
ステージにら獣の牙的なセットがいつのまにか。スクリーンには獣の爪や、女性が踊るシルエットも映し出される。
原曲はダンサブルですが、ベースの出音のデカさもあってか、よりリフの低音が前に出るような、ロックテイストが強くなったような、それこそぶっちゃけ「AnotherOneBitesTheDust/QUEEN」のリフに聴こえる。


これまでのライブの中でもかなり大きい部類に入るような、巨大なスクリーンのおかげで、稲葉さんの緑色のマイクスタンドも鮮やかに…何せパンツが真っ赤&テッカテカだからね。上着は黒のベストとジャケットですが、なんかスケスケ、透けてるように見えました。


聴き分けられんかっただけで、同期音源があったのかもしれませんが、ブラスはサムくんのKeyじゃないかしら。
サビ終わりの咆哮は客席に振っているようにも。とはいえその後すぐに稲葉さん自身もやはり手を口に添えて「アオアオアオーン!」と長い咆哮。


B'zが左右花道に分かれて早速大サービス状態で「俺よカルマを生きろ」。
残念ながら客席の拍手は原曲通りとはいかない。むずいよねー。
途中、なんでかマイクスタンドをステージ下へ投げ捨てるワイルドタッチな気分の稲葉さん。

確かこの曲のギターソロで、メロディに合わせるようにスクリーンに稲妻が走って、松本さんに当たる演出。Thunder And Lightning~。
「戻るもんかーっ!」のタイミングって、シンプルフレーズだけどむずいよなぁ、とか思いながら。


トワニワカク」、アルバム最後の曲が早くもここで。Aメロの後半部分は歌詞がスクリーンに流れる。
サビ終わりの「今宵も愛しい君に会いたい」では、会場の女性がカメラに抜かれる。以降は会場近辺で撮ったと思われるファンの映像もインサート。
「美しくありたい」と、うっとり顔でご自分の顔をさすさすっとこする稲葉さん。

 
稲「神戸に居ついております…」と、4日目になる神戸公演についてのMC。
稲「ホテルと会場の往復で慣れてきました…LIVEに集中できるようでいいな、なんて思っております。

このツアーで4日間もやるのは神戸だけじゃないですか?」

と相変わらず手を前で組みながら喋る真面目さ。

稲「我々、WholeLottaNewLoveということで、Loveと!Loveと!Rockを!届けられるよう、腹の底から演奏を届けますので、みなさんもゆっくり、たっぷり楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。」


スクリーンに海の水面が投影されて「OCEAN」。

アコギをYTさんが担当。コーラスワーク、これまでのライブアレンジでの譜割と違うように聞こえる。ドラマティックさよりも原曲準拠に近かったような、そうでないような(適当)。


有頂天、最初「なんだっけこの曲?」とか思ってすんません…曲名が最近…(白目)

Aメロ、「Yeah!」と稲葉さんが叫ぶのにリンクして、スクリーンに文字が出る。まるで稲葉さんの口から文字が出ているかのような演出。

なんせ私が曲名を思い出せなかったくらいなんで、盛大な勘違いかもしれないんですが、2番Aメロの展開(導入)を誰かがトチって、稲葉さんが歌って戻すようにするような場面も。で、そのトチリからすぐに復帰する新メンバー達よ。B'zでの経験値ゼロに近いのに…すぎょい。

 

uitra soul」のジャケ写のロゴがスクリーンに現れると、安定の「あー!とー!そー!」タイム。

ど頭「どれだけがんばりゃいい」は客席に振る稲葉さん。

ギターソロ、稲葉さんはカメラに向かって「こっちこっち!」と手招きして、下手花道の松本さんに近づいて「Doit…Hey!」。

アウトロもアレンジ変更あり。

 

稲「アルバムからまた聞いて欲しいんですが…アルバムって聞いてくれました…?

と、突然の不安をぶちまける。

稲「ヘヴィなものを…ヘヴィでいいですか?」と丁寧なご確認。

そりゃあもちろん!

 
ブライアンの短めなDr.ソロを少し挟んでから、待ってましたーー!

DaLaDaDa」。

ヘヴィってこっちの意味ね!

鎖のエフェクトが時折火花を散らしながらスクリーンを流れゆく。

なお、松本さんよりもどちらかというとYTさんの方がジミー・ペイジっぽさみがありました(ギターを構える位置が低い)が、流石にボウ(※ジミー・ペイジはバイオリンの弓で弾いたりする)が出たりはしなかったです。

ストリングスパートはサムくんのKeyだったように見受けられました。

 

アウトロは指を鳴らしながら「DaLaDaDa…」と長めに歌い継ぐ稲葉さん。

あれ?この後少しラウドに返るアレンジだったかも。忘れちゃった… 

 

曲のタイトル通り、金色の照明がビカーッと会場を照らした「ゴールデンルーキー」から一転、スクリーンがモノクロに変わって「Rain&Dream」。
窓枠に雨が打ちつけるよう。

アウトロは松本さん中央に。

YTさんとのギターソロ大会。

YTさん原曲のジョーペリーにはあんまり寄せてなかったかと。

 

確かこのあたりで、モヒニちゃんのゴリゴリのソロ(だけどバッキングでkey入ってたかと)。


今回のバンドメンバーのためにあるような「SICK」、そのまま如何なく発揮されてました。ブーリブリ。

赤血球&お薬がスクリーンを駆け巡る。アウトロどう処理してたかすっかり忘れちゃったけどね…

 

メンバー紹介。

今回のアルバムに全員が参加している、という説明のあと、「ギター&ボーカル」としてYTさんを紹介。

アルバムではアレンジも担当、「僕よりも上のコーラスも」と、稲葉さん。

稲「兵庫県出身ですが、今はLAに住んでいるので…凱旋ですね!!

(会場から「おかえりー」)

稲「どうですか!」と、シャイなご様子のYTさんを喋らせようとする。

手で口元を押さえて笑うYTさん。


キーボードのサムくん。

稲「カナダ出身で、日本の音楽に興味があって、日本語も勉強していたらこうなったと。

好きでやっていたことが、今こうして役に立ってるっていう、良い例ですね。どうですか!神戸!」

サム「神戸のこの4つの日で、好きになりました。また来ると思います。※全て日本語」

稲「『通じてる!』っていうね!

だって楽屋で「半月板」って言ってたもんね!「半月板」なんてよく知ってるよね〜!」と、かなりの日本語話者の模様。


ベースギター、モヒニちゃん。

稲「キラキラしてますね…今も若いですけど、もっと若い頃から世界で活躍してるっていう…

How Was It,Kobe?」

モヒニ「ステキです!素晴らしい人たちばかりだし…(会場拍手)」と話して、

「ありがとうございます!」と日本語でご挨拶。


ドラムスのブライアンには

稲「20年以上前からやってますけど、こうしてツアーを一緒に…」と淡々と説明していた稲葉さんのテンションの5倍くらいの元気の良さで「こーべーぇえええ!!」と叫んでドラムを叩く。かなりのハイテンション。あと、TシャツがPaiste(シンバルのメーカー)でした。


そして「オン ギター!」の松本さん、客席の拍手に手を挙げて応え、すぐにギターを構えて弾こうとする。

稲「ほら!すぐそうやって次の曲に!」と突っ込んで、リーダーの動きを止めると、スクリーンを指差して

稲「画面もあんなちっちゃくなっちゃいましたよ!」と指摘する。

見遣ると、またスクリーンが家庭のテレビサイズに。

というわけで、めでたくリーダーのMCタイム(歓喜)。

 

松「神戸…餃子が有名なんだって!知ってた?」と稲葉さんに問いかける。

稲「へーそうなの?」

客席からは「そうそう!」の声も。

松「タレにみそ付けて…ねぇ?」とやり取りして、ほんわかタイムが流れる。

すると、客席のほんわか感を気にしたのか、

稲「…あんましウケなかったね!

松「イマイチだったな!」と笑う。

 

いい…とてもよい…いつまでもそうして喋っててください…

 

松「みんなへの胸いっぱいの愛を絞って、お届けします」

稲「絞ってください(笑)」


稲「座っても立ってても、好きなようにリラックスして聞いてください。

…僕も座っちゃうかも!」というMCを挟んで「マジェスティック」。


ギターが見たことないFenderストラトタイプのものでした。爽やかな水色。この一曲だけだったかと。

稲葉さんはハンドマイクで手振りを加えながら。(途中からスタンド戻りましたけど)

ハワイの時はどちらかというと(自分の号泣っぷりもあってか)ウェットな感覚に寄ってた気がしますが、原曲の優しさ溢れる印象よりも、どちらかというと力強さを感じる雰囲気。

 

松本さんとYTさん、アコギで数フレーズ。スクリーンにはジーンズのコラージュ。

ハワイアンテイストと言ったらよいのか、スライドバーで柔らかな雰囲気のフレーズが続く。

はて、これ、なんだろ?と思いつつ…コードで「も、もしや?」と思ったら、やっぱり!「裸足の女神」だ!

まさか過ぎる、アコースティックバージョン。

からの!ギターソロ前に一呼吸置いて、ブライアンのドラミングを合図に激しく原曲にもどる構成。

センター中央で今度はバリバリに弾く松本さんに、稲葉さんは横に寄り添って、余裕のドリル渡し。

前ツアーのようなサビ頭を抑え気味にするようなアレンジはなし。

ナナナナー…とアウトロは長めに客席とやりとり。

 

稲「ステキな歌声でした。

き れ い。(「ステキ」だったかも…)

もう十分に歌いました?

まだ歌い足りないですか?」と煽る。


いつのまにかステージ後方上段に旗と演説台が用意されて「声明」。

演説台は今ツアーのロゴが眩しく光る。稲葉さんは、前ツアーの「グラサン演説家」っぷりを再度。

この二曲の流れ、前ツアーの諸々を勝手に思い出してグッときました。

演説台の上に、水が置いてないんだもの…

 

サムくんの「宇宙ー!」な、プログレ的アプローチにも聴こえた、短めのシンセソロから「イチブトゼンブ」。

今年は「あなたは私を」を、客席に歌わせないタイプの模様。

アレンジも比較的原曲寄りに戻ってたかと。


ここで「still alive」なんですが、あれ?イントロど頭の印象が全然残ってない。(やった?)

「ヘイ!ヘイ!」と拳突き上げ系の煽りは今後も残るのかな。

確かここで銀テープ特効。


突き抜けるような爽やかさを持ってる「デウス」ですが、セットリストの流れ的な要素もあってか、サムくんのKeyが埋もれたからか、初手からかなりゴリゴリな印象に。

ブルースハープパートもしっかり。

ライブでは長めにやったりするのかなーと思ってましたが、原曲通りでした。

 

稲葉さんが「去年30周年で、今年は31年目。新しいB'zですが、こんなにも大勢のみなさんが集まってくれて、本当に嬉しいです。どうもありがとう。」という感謝の意を伝えてから、ステージ中央に仁王立ちで両手を突き上げて「兵、走る」。

エイエイオー!

どこからか旗がステージ前方に立てられ、スクリーンには力強いフォントで歌詞が表示される。

「花吹雪乱れ散る」という2番の歌詞よりも前に、金色に輝く紙吹雪がステージを舞う。

うん、美しいな。

ぶっとばす!的な勢いのあるこの曲で本編は終了。

会場は拍手からウェーブへ。

 

で、残念ですが、帰宅の時間を考慮しだ結果、ウェーブを2度ほど見届けて場内を後にしました。

だもんで、だーれもいないトイレでそしてロビーでアンコールを聴くという、鬼贅沢なことになりました。

思わず笑いがこみあげましたよ。「こんな贅沢なトイレタイム、なかなか無いわ!」と。

あとね、すんごく音デカイのね。全然聴こえるわ…

 

アンコール1曲目の「juice」はそんなわけで、とーっても変態度の高いアレンジというか曲構成であったろうことは分かりました。

歩いて会場を後にしている間に、「さまよえる蒼い弾丸」が聴こえてきて、「あ!新サポメンでこの曲はさぞヤバかろう」と思いながら外に出たら、ハイ!雨ー!!

さすがです(雨ハラふたたび)。

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ぴょい!と新幹線に飛び乗って、お弁当とキレートレモンを、また感涙と汗でデロデロの顔のまま食べて、私のさまよわないで済んだ神戸弾丸旅は幕となりました。

ありがとう!強く生きるぞーーーー!!!

 

で、いつもどおりここから感想書いたんですけど、鬼 長くなりました。

ここからはまた別エントリという感じで。とりいそぎ。