オモウトコロ

B'zファンサイトの管理人でしたがパスワードを見事に忘れて更新できないのでなんでもココで。ついったは@wmyss_ssymw

B'z SHOWCASE2020 5ERAS Day1:20201031@我が家 レポ

ネタバレっていうか…そんなのがない世界は初めてですかね。
FC会員向けインタビューの感想は別にすることにしました。
ライブ本編を先に書きます。なお、いつもと違って、メモ、取り放題!なのでめちゃくちゃ長いです。

 OPSE:OFF THE LOCK

本来の会場であるZeppHanedaの外観が映し出され、徐々に会場に近づいていく。もし、我々が「実際に会場に赴く」という世界線に生きていた場合に見ていたであろう景色。フラッグや階段なども本公演仕様になっている。
ああ、見たかったな。
そのBGMは、オリジナルALではアルバムを締めくくるエンドトラックだった「OFF THE LOCK」。オープニングでも意外に合ってる。

…ん?
あれ…?
「♪もうすぐいくよ…君の中へ」の間にAh~Ah~”っていう声なんて…入ってましたっけ…?……さては…録りおったな…?(震え)
なお、原曲の最後にある「OFF THE LOCK」という声は逆にカット。ギターも主メロは録り直されているかと思う。なお、自信はない(きっぱり)。青空と飛行機とロゴが出たら、今度は羽田イノベーションシティの階段を上るB'zの姿が。

M-1:だからその手を離して

カタン!タンタッタタタ!
ほら!聴きなれたあのデビュー曲のトラックが聴こえてきましたよ!
ドラムの1,2…カウントから、そこに響く「今」の松本さんのギター音。
まさに同曲PVを再現するかのごとくグレーな色感のフロアに2人きり。イントロ、両手を上げた稲葉さん。

「Wanna Be Without you」「Get Out Of My Way」のフォントまでPVから引っ張ってきている。カメラマンや機材も映す。 

稲葉さんは今企画の赤Tシャツ+新鮮なメッシュヘア!
松本さんはGibsonコラボT(ヘッドの黒)。ギターは先日亡くなったエディ・ヴァンヘイレンに向けてか、黄色Musicman。足元ペダル類も同じフロアにある。ROCK AND ROLLリストバンド。

  
アレンジはMixtureではなく原曲寄り。だいぶ音は分厚いですけど。
よく見るとギターのボディに「B'z SHOWCASE2020 5ERAS  PCR 検査済」という丸いステッカーが…って、稲葉さんの足にも「PCR」の文字が。しかもわざわざロゴタイプまで変えて…会報でのご発言通り…やりやがったな(賞賛)!
間髪を入れずに

M-2:Blowin’

一光さんのアップから。それをBGMにステージに上るB'z。
アンプタワーは今回もいろんなアンプ大集合パターン。

早速、レスポールスタンダードタイプのギターとアコギの行き来で忙しい大賀さんのお姿が見える。

2番入口「WowWow!」では客席に向かってマイクを掲げる稲葉さん。
♪してるはずだぜ!Honey!では松本さんに向かって。
♪風を受けて~で背面のLED画面には羽が舞い上がる。おお、似合う。
一光さん、インタビューでの「丁寧」という表現がまさに適切でスネアの音がスッキリ!パアアンとバッチリ心地いい。
アウトロ、「Blowin'in The Wind」コールアンドレスポンスも真正面のカメラに向かって「ComeOn!」や「HEY!」という煽りを、時に微笑みながら&腰に手を当てながらしっかり・はっきりとやる稲葉さん。

 

さて、通常のライブでは考えられないほど静かな暗転。
しかし、それでも稲葉さんはいつも通り「B'zの…B'zの…B'zのSHOWCASEにようこそー!」と言いながらピースサインを上げる。

M-3:星降る夜に騒ごう

会員向けインタビューで、「注目の3曲目」として挙げられていた曲。
インタビューではうっかり曲名を喋っちゃった松本さんの声に「ピー」音が入っていましたが正体はこれ、ということで。
BE THEREのC/W(セカンドビート)ですね。意外っちゃ意外。

  
ピンクMusicman。バックのLEDには星がきらきら。ミラーボールもきらきら。
サビ前「HEY!」では大きくジャンプする稲葉さんのお姿が。
♪傷つくために恋するんじゃない の後や、ギターソロのおしり部分で、目くばせしながらギターハモする松本・大賀コンビが実に、実に美味しい。
楽しそうな大賀さんも、よく見りゃ緑色のギターに「PCR」ステッカー。ありゃ?徳ちゃんもだ。
   
この曲のハネ方を握るかなめ的な徳ちゃんのベースライン、アウトロ「HEY!」に合わせて弾ける一光さんのシンバル!と、見どころ満載でした。
…ああ、配信でも普通に楽しいですね。

M-4:BE THERE

おお、イントロの音が左右スピーカーからちゃんと分かれて聞こえてくる…という地味な嬉しさ。黒レスポ。
稲葉さんはイントロでクラップをしながらくるくると回る。
コーラスを同期で出していたものの、前曲とは一転、原曲よりどちらかというとデジっぽさを抑えた重めアレンジ。


アウトロ、ギターソロ部分で一光さんの力強いシンバルアタック。やっぱスネアの音がよき~。一光さんの方に向いて、ドラミングと合わせて体を揺らす稲葉さん。


暗転中も、あまつさえ明転しても歓声のない静かなステージで、バンドメンバーが拍手でリズムを作る。「komachi Angel!」と高らかに叫んで

M-5:太陽のKomachi Angel

ボックスステップ風に歩くお姿が、JUST ANOTHER LIFEを想起させる。
なんかラテン感増し増しに感じられてすんごいイイグルーヴ。増田さんのAメロ歌い出し前の短いフレーズ、1番と2番で変えている。
何故かラストあたりのサビ繰り返しの時に、松本さんの真横で逆ボックスステップ風に回りながら歌う稲葉さん = 近づき離れていくを繰り返すお姿 からの思わずそれ見て笑う松本さんの構図だけでもニコニコしちゃう曲でした。
アウトロをちょっと伸ばしてギターソロからのちょっと上がっていく感じとかも楽しかったなぁ。

なお、稲葉さんBE THEREで少しお声にかすれがあるかな?とか思ってたんですけど、随所で「御プッシュ」なされておられましたので、すべからくお元気であると捉えました。
  
MC
稲「えー、どうも皆さん、お久しぶりです。お元気でしたか。
えー、今ちょっと直接顔は見られないですけれども…みなさんさぞお元気なことでしょう!(言い切り)
いよいよ今日からですね、 B'z SHOWCASE2020 5ERASという…我々も今だかつて、経験したことのないもの、いつもと違うライブの形、この企画が、はじまったわけですけども。
えー、やはり、あの目の前にね、みなさんいないんで…なかなかいつもと勝手が違うんですけれども。
我々もですね、久しぶりにこの仲間と、集まって一緒に演奏できる喜びをですね噛みしめながら、そして感謝の気持ちを込めて、これ見てくださっている人々の、みなさんの胸にとどくように…今日は精一杯!歌って演奏して参りたいと思います。
どうか最後までよろしくお願いします!」
(ちょっと緊張されているのか、誰もいない客席に戸惑われているのか、「えー…」と間に仰ることが多かったです)

言い終わって稲葉さんのアコギジャーンをきっかけに 

M-6:EasyCome,EasyGo

ピックガードにシールのあるチェリーサンバーストのレスポ。
稲葉さんは…はっ!これはもしや松本孝弘プレゼンツ・西陣織のギターストラップかな?龍の絵が描いてあるもの。
アウトロ、ギター師弟のハモリが、原曲よりも哀愁の色を深める。この終わり方って、JUST ANOTHER LIFEと同じでしたっけ?!(確認はしてない)。

  

ピンクMusicmanを携えた松本さんがステージセンターに…と思ったらフロアへ。
左右に手を出して何やらご紹介モード…と思ったら金の衣装に身を包んだホーンセクションの女性が4名登場。

M-7:GIMME YOUR LOVE~不屈のLOVE DRIVER~

久々に書きましたね、「不屈のLOVE DRIVER」。そうでした、曲タイトルが左下に表示されるのを見て「サブタイトルあったんだった」と思い出しました。
ブラス入りなので当然にも音もゴージャス仕様。振り付けも。


♪~あるならマジで信じたい のところで薄く入ってくる増田さんの音聴いて「これこれ~!」ってアガりました。
2番ではフロアに稲葉さんも降りて、松本さんの周りを大きくぐるぐる回る。
バンドが音量を少しミュートさせて♩たまにゃ一緒に飲みたい…を際立たせた後は、少しブレイクしてからの ♪フロントガラスが…「曇ってええええる!」
そして弾けながらカメラ独り占め状態の稲葉さんは、そのままフロアで歌う。

Cメロ前、松本さん(大賀さんも)ジミヘンっぽいフレーズを。
稲葉さんは徳ちゃんや一光さんと顔を合わせながらマラカスフリフリ。

♪こうなったら 前に低音で「GimmeYourLove!」を言ったのが誰かわからなかったけど、渋くていいな。

最後は高らかに「僕がわらーーぁあう!!!」
 

M-8:ALONE

赤いマイクスタンド/ゴールドトップ。
シングル盤のイントロ。
フロアのLEDが夕焼け空に変わり、そのままフロアで歌う稲葉さん。照明も、まるで今沈む太陽の光を受けているかのよう。これも、今回客席を「全面LED」にするというシチュエーションだからなせる業なのでしょう。美しい。

♩ふわふわと笑うよ で、ほんとうにふんわりとした笑顔になる稲葉さん。

ライブ会場とは違い、息遣いやビブラートまで聴こえてくるので泣けてくる。
この曲で一光さんのドラムは「ヤバい」。
自分がこれまでスタジオ盤を聴いてきた記憶で「思っていた通り」の音が降ってくる感覚。正にインタビューでの「(REC当時に叩いている本人なので)本物だ!」のやつですね。  

  

MC:フォークソング同好会

しっとりとした雰囲気から、場面が切り替わる。着席している稲葉さんの姿。

稲「えー、ちょと今、あのステージから場所を移動して、こっちの…フロアなんですけれども、こっちに(みんなも)移動してきてもらっています。(着席した松本さんに向かって)どうですか…?」
松「…いいっすね!」
稲「いいっすか!(松:はい)今日、あの、オーディエンスのみなさんいらっしゃらないですけど…」
松「うーん…まあ、こういうのもね(ウフフと笑いあう)
…長い間やってますけれど、まだまだやってないことっていっぱいあるもんですね。」
稲「そうです、こんなことはね、予想もしてなかったですからね。」
松「本当ですよ」
稲「本当に皆さん、今回、こう…『視聴している』、という形だと思うんですけれども…あれじゃないですか。
今、ハロウィーン…だからちょうどね(松:ああ~)。
今年は、ね、言われてますけれど…外、出歩かないように、みたいなことで。おうちで…今日なんかあれですか、ハロウィーンパーティーみたいな形でこの配信をね、視聴されている方も…いるのかなぁ…なんかコスプレとかして。」
笑う松本さん

 稲「もう想像でしか喋ってないですけども…フフフ。

…たぶん!いるでしょ!だってハロウィーンなんだもん!!
まぁ本当にせいぜい盛り上がってください!っ…「せいぜい」じゃない…」

  
と、何故か吐き捨てるように言ってしまったことに対して稲葉さんがセルフツッコミをしたところで「キーンコーンカーンコーン」と救いのチャイムが鳴る。
LEDには黒板が映し出されている。「LIVE-GYM行きたい」という我々の声を代弁する言葉や、羽田を意識した飛行機の絵、日直は「田中」。映画「チャイルドプレイ」のチャッキーも(※かつてのZ’bか何かでの一光さんのニックネーム)。
  

稲「チャイムが鳴ってますけど。(チャイムを)最後まで聞いてしまいますね、これは。」

稲「ご覧の通りですね、ちょっとこういう…懐かしい教室のような、セットというかこれ、LEDで出ているんですけれども。
これがまた映像で見ると、本当に教室にいるみたいで、素晴らしいですね、あの、テクノロジーっていうんですか。いやもうびっくりしましたよ、教室にいるみたいですよ、映像みると。

(ほんとにそんなふうに見えましたよねぇ。)

これはですね、かつて、我々がLIVE-GYMをその昔スタートして、今日、ちょうど5ERASという5つにに分けた時代の最初のDay1っていう時期…でですね、初期の頃のLIVE-GYM…割とちょっといろんなことをやっていて…もちろん音楽がメインなんですけれども、バンドのメンバーと一緒にですね、まぁ「フォークソング同好会」みたいな形でステージで演奏したり…まぁそれがこういうようなことなんですけれども。
それ以外にも…寸劇とかもやってましたよね。」
松「…むしろそちらに力を注いでいた時期がありましたよね…
稲「(食い気味に)すごく…情熱をすべてそこに注いでいた時期もありますけど。まぁ「青春」という感じでしたけれども。今日はですね、その頃に実際に参加されていた田中一光さんがいらっしゃいますからね。」
田中「懐かしいですね。」
稲「そうですね、久々に合流してこの「フォークソング同好会」もなかなかすごいですよね。」
田「ええ…まさかまたこう、集まれるとは思ってもいなかったです。」
稲「本当ですね。これもまたね、こういうことがあって、別にね、これが(※恐らくコロナのせいでこういうことになった事が、という意味かと)いいことじゃないんですけれども、なんかこれがいろんな人の人の縁ていうのは不思議な気がしますよね。」
田「本当ですね」
稲「(一光さんが)変わんないですね全然」
松「変わんないよね、一光君ね。オリジナルメンバーだからね!フォークソング同好会の!」
稲「すごい、生き証人って言われてますよ!」
田「そうすね」

  

稲「え、増田さんはその時いたのかな?」
増田「僕はね、そのちょっと後かな。」
稲「寸劇はやってないのかな。でもちょっと…アレはやってましたよね…」
増「ちょっとあの面白いビデオ…
松「あー、メンバー紹介のね」
増「イネーバさんとかね、綾乃小路さんとか…目黒さんとか」
松「あの辺も一生懸命やってましたらからね
稲「やってましたね」
松「あのツアーのメインでしたからね、あれがね…フフフ」

  

稲「徳ちゃんはもう全然その辺知らなかったですよね。」
徳永「寸劇やりたかったですね!」
稲「やりたい!?」
松「そのころまだ鼻垂れてたんじゃないの?まだ。」
徳「だって…高校生くらい…」
稲「20年以上前」
徳「高校生です」
稲「元気にしてたんでしょうねさぞね、たぶんね、徳永君の高校時代は(笑)

徳ちゃんをイジる2人。
  

稲「そして大賀君は…まったく寸劇のない時代に!
大賀「そうですね、まっったくない時代に(笑)」
稲「やったらギターハモりまくっているっていう(笑)
大「ハモらせていただいております(笑)」

  

稲「今回はこういう形でですね、またちょっと思い出しながら、こういう演出で。
せっかくこういう機会もなかなかないものですから、このフォークソング同好会っぽい感じで曲をちょっと、やろうかなと。いうことです。じゃあやりますか。
はい、では、増田さん、お願いします」

と振っておきながら

稲「ちょっとまってちょっとまって!楽器!」と、鈴を持つ稲葉さん。
稲「はい、すいません!」

M-9:あいかわらずなボクら

ウクレレ:増田さん
トライアングル:松本さん
リコーダー:徳ちゃん
タンバリン:一光さん
鍵盤ハーモニカ:大賀さん
鈴:稲葉さん
といった最強の布陣。
ウクレレの音色でちょっといつもと雰囲気違うように。

  
曲中で「とーくちゃん」と松本さんがボスオーラそのままにトライアングルの棒で差せば、徳ちゃん渾身の縦笛ソロ。トリル!
次に「大賀君」と指せば、鍵盤ハーモニカソロ。

ソロ終わりは「元気なうちに~」から再開。サビは高音ハモる徳ちゃん?(大賀さん?)。途中から稲葉さんのハーモニカも加わる。
ラストは、松本さん、鼻をちょっとこすってから(さすが)の、しっかりとした
「へぁっくしゅん!」
…間をおいて、礼をしあうB'z。

  

稲「徳永さん、フルート(※リコーダー)っていうか縦笛の全力演奏やめてもらえますか。楽屋でも練習しまくってるんで…」
徳「一番練習してたと思います…楽しくなっちゃって」
稲「あどけなさがなくなって…普通にうまいっていう!」
徳「すいません…」
稲「…いいんですよ…。(優しい声で)……楽しいですか、大賀君。」
大「めっちゃ楽しいっす!」
稲「ほんとですか?」
大「最高っス!」
稲「誰もね、何もリアクションがないものですから…(笑)。
かなり異常な状況ではありますけども(笑)
ハロウィンパーティーのつもりでやっております。
せっかくですのでもう一曲、やらしていただきます。やりましょう。」


M-10:Baby,your my home

紫のZO-3(アンプ内蔵)ギター。これにもPCRステッカー。一光さんはタンバリンをスティックで叩く。教室にはいつのまにか夕暮れの気配を感じさせるやわらかな光が。ゆったりとした曲の雰囲気にピッタリ。やさしいバッキング、稲葉さんハーモニカソロ、Zo-3ギターの音色が彩る。

 

稲「はい、久しぶりにやりましたね、この曲も。なかなか感じのよい曲だと想いますけども…もう心残りはないですか?大丈夫ですか?徳ちゃん。もう笛、大丈夫?」
徳「大丈夫です(笑)」
稲「この久しぶりの…20年以上ぶりのフォークソング同好会これにて終了いたします。一同 起立! 礼!」

増田さんのKEYを合図に一同礼をするものの、なぜかひとりだけ早く終わらせる稲葉さん。

稲「…解散!」

その言葉にふっと噴き出す松本さん。

キーンコーンカーンコーン…ふたたびのチャイムをBGMにステージに戻る面々。

  

過去の雑誌や会報でカオス度は伝え聞いていた90年代初期の"寸劇"シリーズ再現ということで。それこそコスプレ的な衣装やメイクこそなかったですけど、ご本人方の当時の『本気度』を今、うかがい知ることができたという。
そしてなまじっか「アーカイブ配信あり」という、書き起こすことができる環境だったので、このコーナーの文字分量がYAVAI。ご発言(口語)はあえて修正していないので、読みづらかいかも。「視聴」という言葉をチョイスする稲葉さんの言語感覚がやっぱ最高だな~。


増田さんがしっとりとした、THE アーバンなソロを奏でて

M-11:TONIGHT(Is The Night)

やったーーーーー!! お強い!!! ありがとうー‼︎ シティ――――!!

…さっきの「同好会」の雰囲気を完全に吹き飛ばしにきたーーーー!

ACTIONツアーぶりですかね?今のご年齢でやってみたら…と、想像しておりましたので、う、嬉しい。
LEDはビル群の夜景。黒いマイクスタンド/サンバーストレスポ。

  
稲葉さんはマイクスタンドを持ちながらサビでは太もも(細い)を左右に細かく揺らして踊るように歌う。
ラストはSHY…を重ねて高音になっていくファルセット的シャウト。はい、美しい。最高。

原曲よりも、ブラスがないせいか、隙間ができてどこかカラッとしながら大人な仕上がりに。稲葉さんの歌い方の影響もあるかな。でも松本さんの音は重いというね。
あと、特にこういう曲で普段のライブと違って、増田さんの音がしっかり聴こえるのも最高っすね。はあ、最高。 

…からの、もったいぶることなく普通に始まって驚いた

M-12:どうしても君を失いたくない

え?う、うひゃー…FRIENDSから選曲されると思っていなかった。嬉しい誤算。
稲葉さん、ちょっと聞き取りづらそうに耳を押さえる仕草もありましたが、誰もいない観客席のはずなのに、遠くの席に届けるがごとく、まっすぐ、「後ろの方の席」を見つめて歌うような、役者っぷり。

♩恋じゃなくなることは 人を 裏切ることになるのか のところなんて、LEDの背景なしで、照明バックに歌ってるだけなのに、画になる。絵になる。

サビはメロディをなぞる増田さんのKEYの音色もあるけど、少しビートルズ的な多幸感と哀愁伴う世界観に。アウトロはしっとりと。
  
この曲の後だと、静寂が広がる暗転も悪くないな…とちょっと思ってしまう。

  

明転後、自分で拍手する稲葉さん。

稲「どうもありがとうございます。ちゃんと皆さんの元に届いているでしょうか。
どうでしょうね…。ちょっとあの、目の前にいらっしゃらないんですけども、次の曲はですね、是非皆さん、本当に色んな状況で視聴していただいていると思いますけれど…是非次はですね、気持ちを一つにしてね、一緒に踊りたいな、と思ってますけれども。
どうですか?(マイクスタンドから離れてカメラを見つめる)
…踊る?…踊れます?ダイジョブ?…(うなずいて)OK!(と画面の向こう側・こちら側に問いかける)…じゃあ皆さんここでひとつ、踊ろうじゃありませんか!」


M-13:恋心(KOI-GOKORO)

ピンクMusicman。1フレーズ歌った後「DANCE!」と発する稲葉さん。
このLED背景何かで見たような…WLNLツアーかな。

サビでは、募集されていた恋心ダンス動画の画面が並ぶ。さながらこれまでなかった「客席」ができたかのよう。Cメロでは松本さんが画面を眺めるような仕草も。
2番頭、「フ―!」の合いの手のところは、いつものごとく、客席から声を拾うようにマイクスタンドを掲げる稲葉さん。

♪何かな?は眺めるように手を額にやる。

ラスサビは二人とも、くるりと回ってフロアの動画を背面にする。今回のアウトロのギターフレーズ、あんまり聴いたことなかったかも。
稲「THANK YOU-!」
スタッフからか、拍手が聞こえる。


暗転、稲葉さんのかすかな咳払いの声も聞こえる。

MC:メンバー紹介

稲「どうもありがとうございます。
えー、みなさんのね、あの…顔がやっぱりこう、目の前にくると、やっぱりなんか、心強いものがありますよね。
流石、やっぱり皆さんのパワーは素晴らしいです、ありがとうございました。
じゃあここであの、改めて今回のこのSHOWCASEに参加してくれている素敵な仲間を皆さんに紹介したいと思います。ではあちらから。オンギター、大賀好修!…どうもっ!」

大賀「どうも!」
稲「来てくれてありがとうございます!」
大「こちらこそありがとうございます!」
  

稲「そしてキーボード、増田隆宣…まいど!
増「…まいどっ!」(手をビッと挙げながら)
響く笑い声
稲「参加していただきありがとうございます!」
増「どういたしまして。」

  

稲「えーそしてOnBaseguitar!徳永暁人
久しぶりですけど、そんな感じしないですね…やっぱりね、一緒にステージ立つとね。」
徳「そうですね、なんか嬉しいです。ありがとうございます。
稲「こちらこそ!」
徳「…こちらこそ!」
稲「こちらこそ~!!
徳「こちらこそ(笑)」
稲「いえいえ こちらこそ~!!(笑)」
と、何故か「こちらこそ」応酬マシーンになる。

稲「そしてOnDrums!田中一光!本当このメンバーの中で一番久しぶりですよね。
ほんっと、変わらないっすよ!
やっぱりRHの最初に、一光さんがパーン!ってドラム叩いた時には『田中一光さんだな』っていうふうに、ね。会えてうれしいです。」

  

稲「そして…(キョロキョロと姿を探すように見遣る)おっ!…オンギター!onGuiter!Mr.Tak Matumoto!」の合図で、黄色Musicmanを抱えた松本さんソロ。
スモークもっくもく&パイロに囲まれたフロアで、アーミングぶりぶりのソロ。ちょっとDinosaurを思い出す感じ。途中からはバンドもイン。くるりと振り向いてステージを背景にしたら…


M-14:『快楽の部屋』

でえええええ!よっ!待ってましたあああああああー!(ダミ声で掛け声) 。当日は曲名がTwitterで見事トレンド入り。

イントロ、フロアで弾く松本さん越しに、奥のステージで「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」と歌いながら長い足でジャンプする稲葉さんの姿が映る。擬音にすると「びょーん」って飛び方。左のLEDには女性のシルエットも見える。
当然ながら(?)♩脱がしっこしよう でTシャツをめくりあげ、♩腰を振れBabe では足掛けし、腰を左右に振るようにしながら舌を出すやんちゃっぷりを披露。わたし、貴方がお元気ならそれでいいんです。  

2番頭、稲葉さんは♩明日のスケジュールが 頭にこびりついているそこの君! で、何故か増田さんの要塞に近づき、増田さんをビシッと指差す。
増田さんも笑えば、大賀さんも笑ってる。平&和…最The高…いい…。
稲葉さん、サビでは松本さんの横でカメラ目線を貫く。もちろん腰を振りながら。♪ Don'tBeLateをフェイクして、AWAYするときには自身がのけぞる。
  
そんな、ついさっきまで「こちらこそ~」応酬マシーンだった方のハジけっぷりもすごかったですが、松本さんのソロのあとには増田さんのムーグソロ&徳ちゃんのソロが続くっていうね。…おい、このハロウィーンパーティー最高だな!!!!トリック・オア・トリート!菓子はいらねぇ!チョコレイトケイクよこせ!!
  

♪意義あるTIME OF MY LIYAHYHAYHA--!!はシャウト。
続く「Hey!Listen to me people,this is the LIVE-GYM!」パートは、腰は振るけれど丁寧に生きるロックボーカリスト稲葉浩志さんにしか出せない、衝撃の「みなさん聞こえてますかー!」。…アナタどうしてその盛り上がりっぷりで、かつカメラを指さした上で丁寧語くり出せるのーーーッ!?  

そんな謙虚&丁寧の稲葉さんも、瞬時になりを潜め、飛び跳ねながら歌い、また違う腰つき、巻き舌気味の「チョコイト」と弾け遊ばす。もう視聴しているみんなの想像上の稲葉さんは口の周りがチョコレートだらけさ!!!
ラストなんかもう、ああ、目を見開いてキメてらっしゃる…。私、本当なんで今日買ったケーキ、シャインマスカットにしたんだ…。(実話)
  
アウトロ、ロングシャウトのあとは「ComeOn!」という稲葉さんを合図にドラムが続き

M-15:ZERO

イントロ、増田さんがこれまたチリバツにカメラ目線でにんまり笑い、他のパートが入るタイミングで勢いをつけて頭を振る。カメラさんいい仕事する!

「All right, Baby!」と発する稲葉さん。
ぴょんぴょん跳ねる徳ちゃんの姿も。
松本さんはゴールドトップ(最後にわかるけど裏にフェラーリシールあるやーつ)。

稲葉さんは前曲に引き続きトップギアで、片足をお立ち台にかけて歌うその様はもう王者の貫禄。
サビはジャンプしながら歌唱。「おぬし、さては観客か」ってくらいジャンプする。少なくとも歌う側の人が普通するやつじゃない。2サビはもっとすごくて、勢いが。
腰に手を当て体を高速横ふりするサビ。

♪もう真っ白! でいまふたたびのヘソだしめくりあげタイム。
ドリルで締め。「ィン…」ってディレイな余韻が残る。
ラップパートはハモ師弟がいいおハモ。
速さと正確さ、Bメロ終わりサビ前の一光さんも非常に印象的でした。


M-15:RUN

ゴールドトップ。なつかしの渚園B'zシルエットがLEDに浮かぶ。
♪冗談を飛ばしながらも 歯を見せて笑う稲葉さん。♪なかなかないよ どの瞬間も では手を広げて。
松本さんも含め、二人に笑顔が多い。
ギターソロで、あの緑色のサイリウムの海がLEDに投影される。
遠くを眺めるかのように手を額にもって見遣る稲葉さん。
♪生きるならー! はピンスポの光の中で高らかに、指を天にさすように歌う。


アウトロは再びサイリウムの海が映し出される。ドラムライザーに登って、一光さんのドラムに合わせて頭を振る稲葉さん。
全体的には後ろに刻む最近のアレンジだったものの、アウトロは原曲に比較的近い終わり方。


増田さんのKEYをバックにMC:
稲「えー…本当にここまで見てくださった皆さん、本当にどうもありがとうございます。本当に目の前にみんながいるわけじゃないですけれど、何回も言いますけど、なんか熱気を感じながらやれてる、そんな気分でした。最後に、もう一曲やりたいんで是非皆さんも…一緒に歌ってください。」

どう?というような、こちらに問いかけるようにに手を差し向けて 

M-16:裸足の女神

アカペラでサビフレーズを歌ってバンドイン。「THANK YOU!」
イントロのギター、ちょっとおどけたのかな?竿をカメラにさすように移動する松本さん。
2番Aメロ~は松本さんと向かい合って。ギターソロではセンターに移動する松本さんに、いつものごとく稲葉さんがドリルを渡す。

ななな…パートで、コーラスのメンバー(大賀さん、徳ちゃん)を指さし、まるで観客がいるかのように両手を耳の横に携える稲葉さん。
直後、LEDはかつてのどこかのLIVE会場で客席が合唱する様子が映し出され、その歌声も入る。「ComeOn!」と煽る稲葉さん。松本さんが歌う姿も。
せーの!を合図にステージの音に一度戻り、再び客席からの音声が入る。
客席を煽るような仕草をして「どうもありがとう!!」

  

拍手をしながらステージ前方へ集うメンバー。

稲「5ERAS DAY1最後まで見ていただいて本当にどうもありがとうございました。
(松本さんに向けて)どうでしたか?」
松「…(あ?俺?みたいな仕草のあと)あ、どうでした?…(親指を立ててグッと前に出して、にっこり)…すばらしい!!」
稲「すばらしい熱気、見えないけど感じましたね」
(うん、とうなずく増田さん)
稲「本当、どうもありがとうございました、最高でした!

じゃあ、行きますか…せーのっ!
オツカレー!
どうもありがとう!…また来週っ!

ま、また来週…!新鮮…!

 

スタッフクレジット、エンドロール。「さよならなんか言わせない」をBGMに、まるで会場から退場する我々の目線を具現化するかのような、ZeppHanedaの夜の風景が映し出される。最後にはThank you to all our Viewersとメッセージが。

あー、終わってしまった…と思ったら…いきなり楽屋風景に。

「Home」のサビをB'zのふたりだけで。

にくいね!!にくいねこの!!(泣きながら)

※今このレポ書いていたら、「Day2のティザー映像」としてB'z公式からこの「Home」映像が送られてきました。なるほど、「次回予告」だったのね!

==

無観客配信ということもさることながら、5ERASというコンセプト自体がはじめてのことだったので、色んな意見はあると思うんですけど、個人的にはめちゃくちゃ盛り上がりました。

  

実のところ、「時代を区切ってやるよ」ということから勝手に想像していたような、「レア曲満載セットリスト」ではなく、松本さんらしさが満載の「初見を殺さない」定番曲多めだったというのは…そうでした、松ちゃんという御方はプロデュースにかけてはきちんと客観視される方だってのをすっかり忘れてしまってました。

結果的に1st・2nd・3rdのアルバム曲からのエントリはならず(OPの「OFF THE LOCK」はカウントしないものとして)とか、ちょいと残念で、ある種はしご外された感があったのは正直なところですが、過去にやったことのある曲ばかりだからこその良さも堪能できたかなと思っています。サポートメンバーの違いですね。

田中一光さんは近年あるイベントで拝見してはいたんですが、今回の88-93年時代は私はリアルには体験していないのです(※私のB'zは98年から)。なもんで、染み付いているのはシェーンの叩き方と音ということで…その状態での一光さんのドラムってのはものすごい新鮮でした。
シェーンはパワードラムで、肩甲骨から全力型。ロックはロックでも激しめのグルーヴを生み出す人で、そらもう大好きなんですけれど、一光さんは会員向けインタビューで稲葉さんが「丁寧」と評されていたのがまさにピッタリな、手首を感じるスタジオミュージシャン的な正確さで、楽曲の持つ元来の良さがスッと感じられる。特に連打の時のきめ細やかさと速さにうっとりしました。

そして徳ちゃん。基本、今回のアレンジは原曲なぞってることが多かったように思いますが、バリーやモヒニちゃんのような個性的でアグレッシブな弾き方というよりは、各曲での基本コンセプトはあんまり崩さず、一光さん同様「丁寧」な仕上がりを心がけていらしたのかな、と思っています。今回のKomachiの功労賞は徳ちゃんではないかなぁ。コーラスワークも光ってる~。

さて、増田・大賀コンビですよ。近年までサポートをおやりになってきただけあってですね、自然と彼らの音を覚えている私の細胞が大喜び。「お゛か゛え゛り゛ー」(※涙声)的な。やっぱり、大賀さんがボスを見ながらニコニコとハモるのとか、絵面としても最高じゃあないですか。またお二方の笑顔に会えてとにかく嬉しかったのもある。

B'zのお二人に関しては…稲葉さんはまずMCの端々から、リアクションのない客席を前にやりづらそうなお言葉が漏れていたと思いますが、後半は特に恋心の演出が幸いしたのか、『快楽の部屋』以降のロックチューン連続構成がそうさせたのか、「いつもの」ライブっぷりでいらっしゃったかと。
幸か不幸か、配信ゆえに感じられる「ALONE」や「どうしても~」なんかでのブレスやビブラートがつぶさに聴こえるっていうのがなんともたまらんかったです。
  
松本さんも演奏に全集中の呼吸(※きめつ12巻までようやく読んで得た知識を入れております)だったのか、普段のライブのようにステージ上を動くことがあまりありませんでしたが、逆に「フォークソング同好会」パートでは普段のライブではあまり見られないラフな話っぷりが見られたりしたのは、配信ならではだったんではないかと。

個人的に、無観客配信ライブは今年いくつか見てきたんですが、今回はその中でも突出して「ライブ感」があって楽しかった。
生でないものの、録って出しのようで、暗転の静寂さとかも含めて質感がそのままっていうか。本当なら修正してもよいところもそのままだったんじゃないですかね。ちょっと判断を誤るととゲネプロそのまま流している、になりがちなあやうさとか、実は現場であったりもしたんじゃないかと思いながら。

で、生ライブ感を引っ張っているのが、稲葉さんの「向こう側」にいる我々/カメラワークを意識したアピールだったり、コールアンドレスポンスの投げかけだったりかなぁと。だた、いつもライブでも常にそうなので、通常運転なだけかもしれませんが。Twitterでみなさんのリアクションをリアルタイムで見られたりしたのも含めて、楽しい時間でした。
というわけで、想像しまくったけれど実現しなかった「デジタルビートごりごりの曲を肩パッド衣装で再現」とか、あの、いつでも構いませんので!
絶賛お待ちしております…!あと、あとですね、個人的にはGO!NUDE!GO!、Good-byeHolyDaysとJOYが見たいので、「おかわり」公演やってくださって全然大丈夫です、大丈夫ですよ…はい。

 

ちなみに…接続環境としては前々エントリどおり、TV+Amazon Fire Stick TV 4K+(別売アダプタ付けて)有線LANをルータから直接続して、Fire Stickのブラウザでぴあにログイン(音の出力はサウンドバー)して見ましたが、恐れていた遅延や画質低下もなく、お陰様で高画質・高音質で見られました。
TV/ルータ周りのLANケーブルまで買い換えた甲斐がありました…よかったよ、先月揃えだした自分よ…と天を仰ぎながら思ったもんですが、しかし翌日のアーカイブ配信では瞬断もあったりして、接続数とか回線の混み具合は影響しそうだなというところですね。翌日、PC+有線LANでも試しましたが、PCの処理能力に完全に依存している感が出てしまってました。

さて、じゃあまた来週!

(今週みたいに祝日ないので更新が遅れる可能性が高いです。)