オモウトコロ

B'zファンサイトの管理人でしたがパスワードを見事に忘れて更新できないのでなんでもココで。ついったは@wmyss_ssymw

B'z SHOWCASE 2020 5ERAS 8820 Day4:201121 レポ

毎週楽しすぎて心と体が悲鳴をあげている我々に、「サポートドラマー変更のお知らせ」が届くところから始まったDay4。
続いて公式LINEから届く「Day3の『タック怒ってる?』の天丼(※繰り返しボケ)映像」とのギャップに翻弄されながら迎えた「ぶっとい音」の2005年ー2010年期レポ、今回も稲葉さんのロングシャウトばりに長編ですんで、お暇なときに!

  

 「5ERAS」のロゴがある階段を上がって、「平和」って書いてある鳥居を抜けて。今日も我らはZeppHanedaへ。青い空、飛行機のおなかを見あげるのもこれで4度目。

その青い空の印象をそのままに、青い照明のフロア。無数の白く細いスポットライトが松本さんのピンクMusicmanのギターヘッドを照らす。
幻想的なシンセ音をバックに、エフェクタを踏み、アーミングをしながらギターソロ。
最後はまるでグラスハープのような、優しく透き通るような音色を聴かせてからイントロへ。

M-1:ARIGATO

ああ、不遇のシングル!ようやく出会えた…!私が忘れてるだけかな、とか思ってましたが、bassyさんところで見たらマジで過去のSHOWCASEでしかやってなかった。

easygoz.net


バックが赤いライトに変わり、イントロのギターをアーミングする姿が映る。ギブソンコラボのホワイトTシャツに黒革のベストを着ている。
我が家のテレビでは最初、反射光の加減で金色に見えましたが、よく見りゃヘビ柄っていうんですかね、ラメの入ったダークブラウンの革ジャケットにタイ、ジーンズ姿の稲葉さん。紫にラメ加工の入っているようなマイクスタンド。

今回はステージの後ろに凹凸のある真っ白な壁を設置して、プロジェクションマッピングを投影している。白と黒の四角い無機質なオブジェクトが流れる。
今回、急遽代打を務めた一光さんのドラムセットも、銅の部分がホワイト。もう過去のセットがわからないですが、背景と揃えたりしているのだろうか。バスドラのヘッドは「4」。

半音下げているので、♪そこに誰もいなくてもーが低く、シブさが出る。
松本さん、ソロの弾き終わりタッピングしてからの一連の流れがかっこええ…。
Cメロはピアノとともにファルセット気味に。
4カウントでシンバル入ってからテンポアップ。大賀さんもアコギから緑Musicmanかな、に持ち替え。
マイクスタンドからマイクを抜いて「ARIGATO…ありがとーうぉー!」。
ラスト、稲葉さんと大賀さんのアコギ。
少し後から松本さんのアーミングする音とシンセ、シンバル。曲の終わりに合わせて背景のオブジェクトが散り崩れてゆく、ドラマチックな仕上がり。


青い光の中、力強いスネア・タムを叩く一光さんのアップ。
大きく手を開いてクラップする稲葉さんは「Fever…」としゃがれ気味に言いながらカメラに寄り、合いの手を待つようなしぐさ。そのあとも…「Fever」と「BABY…」と言いながらステージをぐるぐると歩き、「C'mon…」と耳に手を当てて客席の声を聞くよう。
メンバーが我々の代わりに合いの手のように「Fever」とクラップしながら繰り返し、徐々に上げながらロングに「Fever----!」と叫んで。

M-2:Fever

ハンドマイク/ゴールドトップ。
♪うずうずでむずむず と、内またに歩き、♪目を閉じたならーで視線を上げて思い出すようなしぐさ、♪指先だけで WeCanFly!とカメラに向けて指先をあやしく動かすFeverタイム。
背景は心理テストで使う「ロールシャッハ」的な画像が現れて、いろんな意味でアヤシイ雰囲気。なお、私はこの「WeCanFly!」のあとに一瞬現れるのはコウモリに見えました。
2番あたま、♪なめらかでーのあたりも踊るように動きながら歌う。
♪未開の土地に踏み込むーYeah!と歌い上げると、タンバリンを取り出して叩く。
後ろでは飛び跳ねる満園さん、大賀さんの姿も。
松本さんがソロを取ると、背景では青と赤の光が炎のように走る。
リズムに合わせて、稲葉さんは後ろを向き、何故かじりじりと左右に足先だけを変えるステップ。
クラップを煽る満園さん。
いつも煽り気味な ♪ほかの者には やりゃあせん!は、「やらせん」。
アウトロ、タンバリンを叩き、回りながら「Fever…!」と繰り返す稲葉さん。


暗転。赤と青のはっきりとしたライトがバックドロップのように背後だけ照らす。体をほぐしているのか、満園さんがジャンプするシルエットが映る。

明転して、拍手するメンバー。

稲「そこかな?」と、正面のカメラを指さし、普段より「B'zの」を多めに「B'zの…B'zの…B'zの…B'zのSHOWCASEにようこそーぉ!」と、ピースサインで左腕を上げる。

M-3:SPLASH!

重い音でサビ終わりのリフを数小節加えて「SPLASH!」。背景にSPLASH!のジャケットロゴが大きく映し出される。黒のDC。
ハンドマイクで「真夏の欲情チルドレン」という謎の人物について歌う稲葉さんは、その後も大きな手振りを加えながら、このブレスの難しそうな曲を軽やかに。
とかく、『ビュンビュン』だとか『ジャンジャン』といった擬音を丁寧に力強く発音する「擬音祭り」でした。(そういった単語を含めて、ノリを崩さずにワードをはっきり伝えることを意識して歌ってらっしゃるんだろうな、ということですよ。ええ、それ以外の意味など1ミリも…。)

 ♪手触りがほしいんだろ で腕を上げたり、♪優しい日差しの中で目覚めたいと日差しを避けるような手を掲げながら大股でゆれるようなアクションも。

隙間の多い曲調なせいもあるけれど、満園さんのベースが際立ってカッコいい。
♪聴こえてくる誰かのボイス!でTAKのそばに。瞬間、視線を合わせるふたり。
ギターソロ、終わりのところはハモリも。
♪今飛び散るーは少し低音を効かせて、腰を強調するように。崩れていくロゴ。

増田さんのピアノタッチのイントロ。

M-4:永遠の翼

稲葉さん、ジャケットを脱ぎ、デニムシャツ+紫とヘビ?ヒョウ?柄のリボンタイ(しかもダブル)+デニムジーンズ姿に。首筋には汗がにじんでいる。
襟足が長い御髪をみて、そうだよな、毎週見てきたけど、一か月経てば髪も伸びるよなと思うなど。(実際はスタイリストさん入ってるから切り放題のはずだけれども)
スポスタンダードの大賀さん、松本さんは引き続き黒DC。♪失ってはいけないものをーでつまびく音、ギターソロの入り口の音、それぞれなんとも儚い。


ギターソロ終わり、増田さんがピアノトーンで美しい音を鳴らすと、背景の画面で羽が舞散り、雲海を進むような映像に切り替わる。大きな鳥が翼を広げて飛んで行く。
ラスト、♪SPREAD YOUR WINGS AND FLY AWAY…のあと、YEAHHH…と伸ばすように歌い上げる。一光さんのシンバル使いが曲の雰囲気と盛り上がりとのバランスが絶妙で素敵…。


ステージ上がブルーカラーから夕闇のような赤紫色に染まると、レスポールを肩から下げたままの大賀さんが、スタンドで固定しているアコギでソロ。
これまた実に優し気な音で「ずっと聴いてたい」癒し成分満載なソロを弾きつつ、タッピングや、すこし速弾きのスパニッシュなようにも聞こえるフレーズを挟む。そのままその大賀さんのアコギとともに、稲葉さんが歌いだして

M-5:ゆるぎないものひとつ

すこし溜めるように歌ってゆくと、徐々に松本さんや、メンバーの「Woo…」というコーラスも入っていく。増田さんは腕で音を取るようにしながら歌っている。
サビ、語尾を下げるような歌い方。
♪マイ ライフーの部分、おしりだけ少し大賀さんがコーラスを入れると、ニッコリと笑って指をさす稲葉さん。それを受けて大賀さんも素敵なスマイル。

2番からはバンドで。マイクスタンドで歌いながらも、腰に手を置きながら歌ったり、ギターソロではマイクスタンドでエアギターをしながら後ろ歩きをしたりする稲葉さん。
♪魂よ、もっと強くあれーの後のドラミングもだけれど、優しさが漂うこの曲の世界を表すようなドラミングから、力強いラストのキメ、最後のシンバルのサスティンまで、またも一光さんが最高。アウトロは黒レスポの松本さんと大賀さん(レスポ)による実に優しくて愛おしい音がメロディを奏でてエンド。

暗転しながら赤く染まるフロア。

MC

拍手しながら稲葉さんは「どうも皆さんこんばんはー」と腕を上げる。
稲「元気ですか?(カメラに指差し)…元気ですかっ?(徐々に猪木イズムin)元気ですかっ?(手を耳にやって我々の声を拾うかのように)…元気が一番ですね。

えー、今日はこの、配信ライブ、B'z SHOWCASE 5ERASのDay4(4本指を上げる)となりました。毎回ね、あの…内容違いますけど。今日もまたちょっと気分が全然違うんですけれども。
今日の皆さんはあの、見てくださってる方はどんな雰囲気で見てるんですかね?今日。どうですか?
…うん、ふん…(うんうん、とこちらの声が聴こえているかのようなふりをして)
ピザ? ピザなの?
…いいですね!手巻き寿司よりいいかもしんないですね!(笑うメンバー)
えー、まあ本当に配信ライブならではの楽しみ方、みなさんね、もう身に着けてらっしゃると思いますけれども。
もう今日、そんなあの、余計なおしゃべりはもう減らしてですね、ガンガン曲のほう行きたいと思いますけれども。本当に我々の誠心誠意、熱い想いを皆さんに!お届けしたいと思います。どうか最後までゆっくり楽しんでください!よろしくお願いします!」

 

おしゃべり、減らさなくて全然大丈夫ですよ!!
そして稲葉さんのパーティーイメージ、ハロウィーンから手巻き寿司からのピザへ!
 

笑顔の大賀さんがレスポを弾きだすと、松本さんが黒DCでフレーズを奏でる。バンドがイントロに入ると、松本さんに向かって稲葉さんが何故か指を指しながら「せーのでDIVE!Whooo!」

M-6:DIVE

イントロ、スイッチが入ったかのように稲葉さんは長い手足を大きく振りながら回転し、大きく足で蹴り上げたりしながらとにかくステージ上をくるくると回る。その様子を見てか、笑う松本さん。
少し舌を出して「Yeah!」と短く叫んだその後、稲葉さんは松本さんのそばに向かうと、腕を組んで仁王立ちになる。もしかして…その後ろのデビルマン真似しました?そのまま笑顔満開で♪明日は~ と歌いだす。
…私、このイントロだけで日曜の朝から舐めるようにリピートしました。

サビの♪ラララ…は台に足をかけながらカメラに向かい、客席の声を煽るように。
2番が始まる前、ステージからひょいと飛んでフロアに駆け降りてゆく稲葉さん。(その横顔がお、お美しい…)
フロアで一人カメラに向かい歌う稲葉さんを、無数のレーザーライトのような細い光が照らす。
ステージでは心なしか笑顔のままの松本さんと、大賀さんがセンターでソロ。
稲葉さんが向かったフロアの片側には特大のLEDビジョンがセット。カメラを引き寄せるように歌い、その前に立つ。デジタルチックな(近未来的な)ゲートが開いて、その前で稲葉さんは両手を上げて落下していくようなフリをする。楽しそう。笑顔。

指差しながらステージに戻り、台の上にしゃがんだまま ♪何のために生きるのなんてー歌い、両足そろったまま膝を上げるようにジャンプして「♪思いがけないことぉ!」と飛び降りる。
うん、ヤンキー座りで…座ったままあの声量出るん…そして飛べるん…。
巻き舌で♪ビビるほどまっしろい と松本さんの横で歌い、「♪こんなんじゃいやだもん!」とギターに向かって言う。
オーラス「♪迷うことなかれぇえええー!」とぶっといシャウトを決めると、叫びきらないうちにすぐ

M-7:パーフェクトライフ

…入り方めちゃくちゃかっこええええええ!!!
♪もうわかってる とっくにそんなのーでサイドのカメラに向かっていき、♪だから好きなんだよ とカメラを指さし1サビに入ると、松本さんがくるりと一回転。

「♪矛盾はないッ!」と体を伸ばしながら勢いをつけて歌い、「♪キスをくれるの…」で微笑みながら、「♪よけいに辛いじゃないッ!」と、これも勢いよく歌うという風に、序盤からずっと稲葉さんがキレッキレ。
カメラワークも膝を叩くすばらしさで、♪つよがりばかりだとしてもーと松本さんの横に立つ姿で二人を抜き、♪君を思う心情に無理はないーで、『ギターネック越しの稲葉さん』の姿を映す。イイ!
続く「♪完璧に見える人もー」で松本さんが稲葉さんの方に向き合うと、「♪青筋立てて苦しんでるー」で膝から崩れるように座りこむ稲葉さん。♪何かに「向かい」は「向けて」。そのままの姿勢でまっすぐ上に手を伸ばしてもがき、♪それ!こ!そ!が!とリズムに合わせて松本さんを何度も指して、ダメ押しで最後「♪パーフェクトなライフ!」で改めて指しなおして立ち上がる。勢いそのまま「パーフェクトライフ!」と叫んだあと、すぐに松本さんソロになるという、最早「出来過ぎ」なカッコ良さ。

さらに「♪プラスにしてしまえぇー!YEAH!」と叫びあげて絶好調のその先へ。

「♪虹のかなたへー!」と彼方を見遣るようなしぐさをし、ラストは「守りたーーーい!」と伸ばす。クラップ音に合わせて手を叩き、勢い片足を上げたままエンドするっていう、とにかく見ごたえのある一曲で、Day4のハイライトでした。

バンドもノリノリで、飛び跳ねたり体をくねらせながら弾く満園さん、ハモンドをアウトロに重ねる増田さん、ヘドバンしながらの一光さんのドラミング(特にサビ終わりとCメロの「青筋立てて苦しんでる」のあたり最高オブ最高)、♪実力不足と言われようと~の師弟ハモも全部最高・最高。ありがとうDay4!!!

MC

稲「(息をつくように)ふうっ…ありがとうございまーす!
ちょっとあの、『無駄なおしゃべりはもうやめてどんどんどんどんやる』って言いましたけども、ちょっと間空けようかなっ?あ、汗もすごいし。(笑)
(カメラを指さして)汗かいてます?みなさん。かいてくださいよ。よろしくお願いしますよぉ?
(片手を上げて体を振りながら)ピザ持ったってこうやって踊れるんだから!(笑)
お願いしますよ!(笑)

はぇぇ…そうですね、もうこの羽田でね、今ずっとやってるんですけれども。まぁ正に空港がね、すぐ隣というか、ほぼ同じ敷地内にありまして。毎日、空見るとね、離着陸っていうんですか、本当にぐおーっとダイナミックに飛行機が着陸をしてきたりとかですね、ばぁっとどっかに飛んでいく?そういう飛行機のあの…姿を、結構間近で見られるんですけれども。
なんか、たまにね、『あれ乗っちゃったら、すぐにツアーの時みたいにみなさんの街にね、簡単に行けちゃうのになぁ』と思ったりします。
まあ今でもね、あの、乗ればいけるんですけれども、なかなかみんなで集まって騒ぐっていうことができないのがね、ちょっと残念ですけれども。
なんかあのそんなこと、思ってたらですね、なんかその、今回のこの『羽田』でやってることなんですけれども、東京の中にある街として、なんか気分的に…我々の気分的にね、最もなんか、『みなさんの街に近い場所にある、街というかエリア』と言うか、そんな感じがしてるんですね、不思議なことに。
こっから色んな人が出たり入ったりしているっていうの、関係あるのかな。
『最も皆さんの街に近い場所は羽田』…間違ってますかね?!(と、同意を求めるようにバンドと松本さんを見る稲葉さん。応えるように、「グッ」と親指出す松本さん。)
や、そんな感じがしたんです。
それを思うとね、これはまあ偶然ですけれども、今回この、配信のライブ発信する場所としてこの羽田というのは、最も、我々にとってふさわしい場所なんじゃないかな、と、そういう結論に達しました。はい。(拍手)

…そういうことなんですけれども…またね、是非みんなで集まってワイワイ、やりたいな。やりたいよね。
そんな日を…まぁなかなかまだ難しいですけれども、楽しみに、しております。
じゃあそんな思いも、ここで思いっきり発散させながらどんどん次の曲、行きたいと思いますけれども。じゃあ次の曲、いっちゃいましょうか『MY LONELY TOWN』!」

M-8:MY LONELY TOWN

クラップを煽るメンバーの姿。MVの軍艦島の映像を背景に、マイクスタンドを握りしめて歌いだす。
松本さんは黒レスポ。サビ、満園さんと一光さんが顔を合わす場面も。

♪誰かとわずかに…前のカッティングは大賀さん。稲葉さんはゆっくりマイクスタンドを軸にして回転しながら歌う。
この曲の要はAメロの重いギターリフと増田さんのシンセだとは思うのですが、いかんせんシェーンとバリーの頃の激重イメージが強いので、果たしてどんな風になるのかと思っていたら、(あんまりいい表現が見つからないんですが)どこかスタイリッシュにシュッとまとまった気がする。
アウトロ、大きく体を折りながら弾く満園さん。増田さんのハモンドも響く。

123…カウントで

M-9:OCEAN

松本さんは黒DCに持ち替え。稲葉さんはマイクスタンドを使って引き続き正面を向いて歌う。
水面のような背景に、ピアノトーンでシンセを弾く増田さんの指先がアップになる。
Bメロ、メンバーによる「Ah-Ah…」というコーラスも入る。2番は松本さんもマイクに近づく姿も。♪僕はその心に触りたいよーで、ゆっくりと伸ばす手がアップになる。

♪嵐のなか↑でもぉお と珍しいフェイクあり。
アウトロ、増田さんのシンセをバックに、松本さんがフレーズを弾き上げる。

MC

明転し、ネクタイを取った稲葉さんは、「どうもありがとうございます!」と言った後に、「ふーッ…」と、珍しく実に『暑そう』な声を上げる。笑うメンバー。
稲「なんすか?(笑)はは、あっつい、あっついすよね?暑くないですか?(額の汗をぬぐうようにして)えっ 俺だけ?

そら暑いでしょう…!!あんさん、そのデニムの背中と上腕、汗でびっしょり色変わってまっせ…!!

稲「(カメラに向かって)暑いですよね?ちょっと…汗とまんないっすね…。いっぱい服着てたんで(笑)ちょっと、あれなんですけど…。
じゃあ、ここでですね、今回のこの5ERASのDay4支えてくれている素晴らしいバンドメンバー、皆さんに紹介したいと思います。よろしいでしょうか。はい。ではあちらから、オンギター大賀好修!」
手を上げて応える大賀さん。いつの間にかダブルネックのギターを抱えてる。
稲「最近は「おおちゃん」って呼ばれてるんですよね?一部の人に!」
大賀「はい、ごく一部の方に、おおちゃん。」
稲「いいと思いますよ!」
大賀「そうですか!(満園さんを指して)しょうちゃん・おおちゃん!
稲「庄ちゃん。」
満園「(間がずれて)…はい!」
稲「『おおちゃん』って貴方が言いだしたんでしょ?」
満園「いや、あの『OCEAN』をやってる時に、松本さんに『OCEAN』って言われたときに『おおちゃん』聞こえてしまって…」
稲「それダメでしょ!
満園「すいません!いつもほんとすいません!…20年経っても…」
稲「いつも!ははは…そんなことないですよ!…ははっ」
満園「ありがとうございます!」
大賀「い、今、僕(の紹介)やのに完全に奪われている…!」
稲「(満園さんを指して)そうですよ!それがダメ!!それ!そういうとこ!!(笑)」
満園「空気が読めないん…」
稲「今大賀君ですよ、やり取りしているの!ちょっと!今『おおちゃん』タイムですよ!
ステージ上に笑いがあふれる。

稲「今日、コンディションは大丈夫ですか。」
大賀「絶好調です!」
稲「そうですか、素晴らしい!ギター聞いてたらわかりますよ!」
大賀「そうですか?ありがとうございます!」
稲「この後もよろしくお願いします!」

こうして、「おおちゃん・しょうちゃん」コンビ爆誕

稲「そして、キーボード!増田隆宜!」
増田「こんばんは!」
稲「どうですか今日は。」
増田「絶好調ですね!(稲:すばらしい!)いやぁ、稲葉君もよく頑張ってるなと。(稲:いや、そんな、やめてくださいよ!はっはっは!)後ろから見てやっぱ、感動するもんね!」
大賀「感動します!最高す!」
稲「…あ、こないだありがとうございました!ピロシキもらっちゃって。」
増田「ピロシキ、おいしいんで!はい!」
稲「楽屋にいたらね(扉を叩くように)コンコンって。『稲葉君、これ、ピロシキ!』
やっぱ本場モノは違いますよ!あれ作ったんですか?
増田「作ったわけないでしょ!作れたらいいですよね。」
稲「おいしいです」
増田「おいしい…ロシアの料理はおいしいてことで!」
稲「(笑)僕、もうそんなもう、(ロシアネタを)引っ張る気はないです!ネタは!ないですないです、今後は、ないです!そっち系は!(笑)
増田「本当に楽しいですよ」
稲「ありがとうございます!そう言っていただけると、それ一番ですよね!」
増田「本当ね、ねぇ、最高ですよ、B'zのステージは!
稲「この後もよろしくお願いします!」
増田「こちらこそ!」


話題のピロシキは増田さんのインスタで見られます。

https://www.instagram.com/p/CHorJ7FHCmp/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

さておき…増田さんの「最高ですよ」にだいぶグッときました…あああああ


稲「オンベースギター…やります?さっきもう紹介しちゃった…!だいぶ入ってきました?」
満園「ありがとうございます!わかるようになってきたんですけど…!」
稲「オンベースギター満園庄太郎!」
増田さんかな、「庄ちゃん!」の掛け声が飛んでくる。
稲「『庄ちゃん』、今日コンディションばっちりですか?」
満園「(唐突に)あの、ちょっとあの屋上のやつ見てきて、手をあっためてきました」
稲「…急にあの、脈略のないこと言わないでくださいね…話が全然っ…(笑)じゃあ、わかったわかった!あとで、ちょっと
満園「はい!あ、これがダメなんですね!?
稲「なんのこと言ってるかわかるから、うん、うん、うんアレね?」
満園「すいません…絶好調です!今日…」と、稲葉さんが話している途中でまた急に話が変わる。
稲「(笑)それまたそうやって喋ってると怒られる…」
満園「ですね…!」
あっはっはとまたステージに笑いが。

満園「ちょっと今、ボスの視線が…」(と、フロアの方を恐る恐る見る)
稲「感じてるから、俺も!(笑)じゃあこの後もよろしくお願いします!」

庄ちゃん「お願いします!」
丁寧にお辞儀する満園さん。風貌やプレイとは真逆の大天然爆発だった…。
(本当は演出的にはこの段階で「フロア」に松本さんがいることを示唆しちゃならんかったはずなので、このあたりも含めて激カワユス!ギャップ最高!)

稲「そしてオンドラムス…一光さんじゃないですかっ!どうしたんですか!?一光さんだよっ!どこ行ってたんですか!?」
田中「いや、ずっと…あの…いましたよ。叩いてました!」
稲「今はね!一瞬いなくなってたから…どこへ…サンタフェ行ってたんですか?」

さっき「引っ張る気はない」って言ってた方が思いきりDay2を引っ張って「サンタフェ」アゲイン!そしてなぜなんだサンタフェ!!

田中「準備しておりました!」
稲「あっ素晴らしい!ありがとうございます!ね、涼しい顔でね、素晴らしいドラミングを披露してくれて、流石、田中一光さんです。今日もこのあとよろしくお願いします!」

稲「えー、そして、もう一人オンギター…ん?(定位置にいない松本さんを探すフリ)
オンギター…(カメラを指差し)オンギター!炎のギタリスト!TAK MATSUMOTO

すると、「燃え盛る爆炎」のLEDを背景に、黄色Musicmanを持った松本さんが大写しになる。ぎゅいいいいいいいーんと鳴らしてイントロへ。

M-10:BURN-フメツノフェイス-

フロアの片側には特大LED、もう片側には放射線状に照らすビームライトが設置されていて、この左右に分かれてB'zのふたりがそれぞれを背景にするという演出。爆発の画はPVからですかね。
したがって、B'zのほぼどちらか一人しか映らないが、いつのまにかデニムシャツを脱いでヒョウ柄満開☆シャツ一枚になった稲葉さんも、『何か』を掴んだのか、感情が乗ったような歌い方と動きの多さでカメラのこちら側を飽きさせない。
サビ、「フメツノフェイス!」も力強く歌い上げ、赤いビーム状のスポットを一身に浴びる。キメッキメ。

♪己のはかなさ 知ればしってるほぅどぉーはフェイクを入れつつ。
サビで二人が位置を交代するように入れ替わり、2番は稲葉さんがLEDを背にする。
回転しながら「♪BURN!BURN!BURN!」。
再度2サビで交代してLEDの前に松本さんが向かうと、背景には雷が行きかう。
カメラが引くと、フロアで(距離はあるものの)背中合わせ状態のB'zを映す。
クラップしながら回る稲葉さん。あの鬼ムズサビが繰り返されるこの曲で、本当に首に青筋を立てて歌いまくると、アウトロ、「Oh-」と歌い出したあとは、膝をつき、半ば体をそらせながら「BURN!BURN!BURN!BURN!BURN!」と歌い、最後はついに燃え尽きたかのように前に倒れこむ稲葉さん。なんだこの色気!
そんなわけで残念ながら姿がほぼ映りませんでしたが、さっきのMCコーナーで天然爆発だった満園さんのベースがカッコいい。大賀さんの12弦(だと思う)もよく効いている。全体的に楽器隊のユニゾンが分厚くてよき…。

すぐさま

M-11:イチブトゼンブ

のイントロ…なんですが、飛び跳ねる大賀・満園の迷コンビを前に、なぜか増田さんがハモンドで奏でるのは…『名探偵コナン』のテーマじゃないですか…なんで…今この曲で?という謎は特に解決せずにそのまま曲へ。なお、増田さんはそのまま全般ハモンド。松本さんゴールドトップ、大賀さんは白いストラトタイプのものに。

♪一つありゃいいのに 天を指差すいつものアクションだったり、くるくる回転しながらだったり。
2番Aメロ、一緒に前に出るB'z。そのままサビ前まで。松本さんは今度は大賀さんの前まで移動してからセンターへ。
そんな松本さんを大きく片足を上げながら指さして「ギター!」と言う稲葉さん。
サビの「♪すべて何かの」の頭でジャンプして歌いだしたり、「♪もう失わないでぇええ!↑」とアゲたり。
そんな稲葉さんを含め、全体的に、さっきのBURNの熱を引っ張ったのか、どこかアグレッシブ。ワイルドタッチ。

M-12:衝動

一光さんがやはり熱をそのままにドラムを走らせると、稲葉さんが「Go For It!…愛情こそが衝動!」を繰り返す。♪愛情こそがしょおどぉおー!とマイク放して、我々のレスポンスを煽るように言うと、イントロへ。
「♪暗闇のフリーダム 」コーラスは大ちゃん・庄ちゃん(増田さんも)が映る。二人はそのままサビでも両足を揃えて左右にステップを同じタイミングで踏んでいる。実に楽しそう。2番Aメロでは大きく体を折り畳む様子も。いいコンビ!
サビの「衝動」では、稲葉さんは客席にマイクを向ける。背景には書道のような文字で「衝動」。PVのやつですかね。
♪燃え上がるーコーラスでは稲葉さんが指揮をとるような仕草も。

ギターソロ、「キーンコーンカーンコーン」の部分をちょっとアレンジ。
♪誰もが無限の可能性を…では、ドラムライザーに座り、庄ちゃんに向かって歌う稲葉さん。稲葉さんに合わせて座り込み、一緒にリズムをとる庄ちゃんに向かって、♪抱きしめて生まれてきたんでしょうーねーぇえええ!YEAH!と肩に手をおく。激エモい!!
アウトロもGo For It!と繰り返し、ラストは「YEAH----!」ストレートにぶっとく。この曲も勢いゴリゴリで激アツ。

MC

稲「どうもありがとうございまーす!中々激しい曲が続いてますけれども…大丈夫ですか、みなさん?(はぁ、と息継ぐ音が珍しく聞こえる)ええ、じゃあ…(胸のあたりをさわりながら)そうですね、またすぐ曲に行くって言うのもなんですし。(松本さんの方を向いて)今日まだ、声聞いてないんで全然。ここでね、ギター紹介しただけなんで。ちょっと声聞かしてもらおうかなっと思いますけれど。改めてオンギター、TAK MATSUMOTO!」
松「こんばんは!…みなさんお元気ですか?…これどこ見て喋ればいいんですか、ボク!」と、どのカメラに向かってしゃべればいいか戸惑う松本さん。
稲「ね!困る、これ困るでしょ?(笑)」
(カメラさんが手を上げて位置を知らせる)
松「あ、こっちで大丈夫なんだ!OK!
(気を取り直したかのように、優しい声で)元気ですかみなさん!私は…(胸に手を当てて)見ての通り元気です!……それでは…稲葉さんにお渡しします!」
稲「早い!!(笑)早く渡さないでください!まあ、えー、そうですね、『ほのぼのトピック』ということで言えば、ちょっと、さきほど満園さんがですね、ちょっと、ちらっと喋ってましたけども。先日ね、我々このイノベーションシティ…の屋上にあるんですけれども、『足湯』ってのがありまして。それに二人で浸かりに行きまして。なかなか天気もよくてね、気持ちよかったですよね。足湯、初めてでした?」
松「いやぁ、初めてでしたねぇ!」
稲「僕もね、初めてだったんですよ。なんか『足先だけつけるのってどうなの?』というふうにずっと思っていたんですけれども。足先だけをつけてても、体がぽかぽかと!あったまってくるという…まあみなさんもう知ってらっしゃいますよね、そんなことね。まあ我々としては初めての体験だった、ということなんですけれども。(松本さんに向かって)あったまりましたか?」
松「いや、あのあとね、なんか当分この顔のあたりまで汗が出てきちゃって…こんなに、やっぱり中からあったまるんだというふうに感動しましたね、ちょっと」
稲「初めてあんな感じになって…寝る前とかやると、よく眠れるんでしょ?…(頷いているものの、音声ではノーリアクションのメンバーに)黙ってますね!
庄ちゃん「いやいや、そのとおり…」

稲「そのとおり(笑)」
松「ていうか、君、足じゃなくて手じゃん!つけたの!」

庄ちゃん「さきほど時間がなかったんで、手だけ!でもそれでもぽかぽかきました!」
稲「ほんとに…!あ、でも、ね、指が動きやすくなる(笑)」
恥ずかしいのか、それとも笑いが止まらないのか、座り込んで凹むようにする庄ちゃんを、励ますように肩を叩く大ちゃん。

稲「本当に、誰でも自由に行けるらしいのでぜひ、我らも行った足湯、機会がありましたらみなさんどうぞ、体験してみてください!以上、『羽田イノベーションシティのプチ情報』でした!」
メンバーから「イェイ」と声が上がる。
稲「…いまちょっと休もうとしてるみたいな、私、自分で…ちょ、なんか(笑)…立て続けにキテるもんですからね。じゃあちょっとあれですか、まだまだ元気ありますよね、皆さんね?(カメラを指さして)…ピザ終わりました?家族のみなさんで、今日見てるのかな?
ちょっと更に元気な感じで、ですね、皆さんも声出したり…できそうなやつをやりたいんですけれども、いけますか?(リアクションがないので)孤独ですけども…始めますよ?」

と、次の曲「BANZAI」のクラップを始める。
何故か小声で「BANZAI」と言ったあと、サポメンに向かって「盛り上げてもらえます?」というと、「BANZAI!」とステージから声が上がる。「そうです!」「いいですよ!」「もういっちょ!」と声をかけ続けて、大声で再度「BANZAーI!」と声を上げると、イントロへ。

M-13:BANZAI

引き続きゴールドトップ。ハンドマイク、手をあげて足でリズムをとる稲葉さんが、サビで♪アナタとワタシでさあ!とBANZAIコールを煽ると、背景にも「BANZAI」の文字が。
ベースブリブリの庄ちゃんと松本さんで向かい合う場面も。松本さんもアクションが大振りになってきている。
松本さんはセンターに歩み寄りソロ。『夢の中で米軍から勲章をもらった時』にでも流れていそうな、讃えるようないつものフレーズ(※FCインタビューより)。ソロが終わると、「YEAH」と客席に向けて声をあげるような松本さん。
一光さんがサビのリズムを叩くと、手拍子を「パン!パン!パパパン!パパパパーン!」とやってからカメラにマイクを向けて「聞こえてます?」
そのあとはメンバーに「BANZAI!」コールを煽りに行く稲葉さん。
一光さんのBANZAI!には「いいです!いいです!」>庄ちゃんのBANZAIにはうんうんんとうなずくようにして、大賀さんに行き…かけてスルーする。噴き出す大賀さん。
増田さんがここで…
稲「パン!パン!パパパン!パパパパーン!」
増田「スパシーバ!」とぶっこむ。爆笑するメンバー。
稲「(笑)引っ張ってんじゃん!」
最後の大賀さんだけ3回も「BANZAI」を振って、煽っておきながら、稲葉さんは「シーッ!!」と急に止めて去ってゆく。大賀さんの「ええっ!」と戸惑う声だけが残る。
そのままステージ袖に向かい、スタッフに次々と「BANZAI」を求める稲葉さん。スタッフさんもみな、BANZAI!と答える。
…しかし廊下に出ると、音が止まってしまう。
稲「一光さん、止まってる止まってる!止まってる止まってる!」と言うと、再度カンカンカカカン!と鳴る。稲「違う違う!」と、再びタムの音に。
PCR検査スタッフと思しき方とBANZAI!、ドレッシングルームで髪の毛を直してもらってからBANZAI!、「STRETCH ROOM」と書かれた楽屋の前で男性スタッフと肩を組んでBANZAIと、BANZAIしながらスタッフさん紹介。
「ちょっとすいません」とケータリングの方にも声をかけてBANZAI
しかし、稲「ちょ…また止まったよ!止まってるよ!一光さん!」と、ドラミングが止まることは許さない稲葉さん。声をかけられて、汗拭きとまどう一光さんの姿がインサートされる。
次に稲葉さんが指さすはZeppHanedaの「事務室」。礼儀正しくノックして「失礼します!…行きますよ!」と、Zeppスタッフと思しき方ともBANZAI!「ZeppHaneda!」と言い残して再び廊下に出ると、今度は某国大統領のお面をつけた人がやってくる。
稲「プーチン?」(思いきり引っ張ってるやんけ…!)
先週もやっていた検温機の前に立ち、おでこを出して検温する稲葉さん。
『正常な体温です』と言われてステージに戻ると、松本さんがゆったり台に座っている。ベースの音もイン。
出て行った方と反対外の袖を指して、別のスタッフさんにBANZAI!を煽ると、松本さんの前へ。…しかし、何も言わない松本さん。
芝居ががったように「え?俺?」感を出して、「もう一回」というように指を出してジェスチャーする。稲葉さんが松本さんに「言わないと!」と囁いて、肩を組んでカメラ目線・気合の「BANZAI」×2回。松本さんは低くシブい声で答える。


…といった、ながーいBANZAIタイムを経て、「♪アナタとワタシでさあ…」とはじめ、「♪過去も未来も一緒おおおおおおおおお…!!いきますよせーのっ!ばんざーーーい!」
3カウントでCメロから曲へ戻る。長い間があったとは思えない爆発力で盛り上がって終了する…かと思いきや、庄ちゃんが大股を開き、姿勢を低くしながら指引きソロで魅せる。3度大きく締めた後はベースの指板に炎を走らせ、満園ファイヤー!!
「OH YEAH----!」と稲葉さんが叫ぶと、そのまま

M-14:愛のバクダン

大きなピンクのハートマーク型風船が舞う。
松本さん前へ。隣にはヒョウ柄の男前が横に並ぶ。その巨大なハートマークの風船がフロアから送られてくると、B'z一緒に顔を上げて見やる。笑顔の松本さん。
と、稲葉さんはそのうち風船をヘディングで返しだす。しかも曲はサビ。
豪快に蹴っ飛ばす松本さんの姿も。

2番入り前には、自分の元にきた風船を一度抱えて、何故か一光さんのほうにぽーんと投げる稲葉さん。
♪君のボイス!は、「聞かしてぇ!」と、カメラに向かって指さしながら追加。
サビではまたヘディングで華麗に風船を飛ばしたりと、どこかメンバーが若干上を見ながらプレイしている。

2番、♪眠れないこの街のど真ん中にーで大賀さんの元へ向かい、向き合って楽し気に左右に揺れる稲葉さん。応えてヘドバンしてネックを上げる大賀さん。
ギターソロ前では「HEY!HEY!HEY!」と稲葉さんが煽り、松本さんがゴールドDCでセンターソロ。
♪大したことじゃないーと歌い始まるその時に、ドラムライザーからジャンプして増田要塞軽やかに渡る稲葉さんは、そのままハモンドに手をついて増田さんに話しかけるように歌い、♪君はどこへゆくーYEAH!そのままドラムセットに移って前で歌う。実に楽し気。
稲葉さんは相変わらず風船に対してアグレッシブで、サビで少し歌をあやふやにしそうになるくらいに風船を待ち構えながら、蹴りとばしに失敗する様子も。そういやELEVENツアーの時に缶をうまく蹴れないと悔しかったとおっしゃってたなぁ…。
しかし、そのあとふいにやってきた風船には、自らの腹ぐらいの位置の風船だったのに、鋭角に右足を出して見事なシュートを決める。マーベラス!あれはもはや格闘技の蹴りだ。
♪ジェラシー…Ahhhh…!!は高音で。
アウトロ、あんっだけ蹴り飛ばしたりヘディングしていた大きな風船を一つ、ぎゅっと抱きしめて立つ稲葉さんの元に、頭上からこんどは小さな愛のバクダンがたくさん振ってくる。泳ぐようにピンクの風船に触る。
TAKがネックを上げてエンドの合図すると、「Oh!YEAH!THANK YOU!」と言い放ち、台の上からジャンプして終了。


暗転。ステージ上の愛のバクダンを処理班がせっせとステージから風船をフロアに下ろして片づける。

 

稲「ありがとうございます。はやいですね!スタッフがすごいスピードで…ハートの形の風船をね、あっという間に片づけてくれましたけど。やっぱりああいうものが空から降ってくると気持ちがなんかね、幸せになりますね。
さて、このB'z SHOWCASE2020 5ERAS Day4、いかがだったでしょうか。
ちゃんと届きましたか?
さっきもちらっと言いましたけども、やっぱりね、我々も一緒に同じ場所に集まって騒ぎたいなと言う気持ちは…やまやまですけれどもそれでも、こうやって、仲間が集まって演奏したものをこんな形で届けられる幸せを本当に、やればやるほど感じています。
まだちょっと我慢かもしれませんけれども、次もう一曲、みなさんの素敵な顔を思い浮かべながらやりたいと思います。聴いてください。今日は本当にありがとうございました。」

M-15:いつかまたここで

増田さんの手元が映る。ピックガードのあるレスポスタンダード。アコギを大賀さん。
マイクスタンドをつかみ、正面を向いて歌う稲葉さん。
歌詞の字幕が(コーラスも含み)我々の見ている画面に映し出される。
♪この場所が好き で少し微笑むような稲葉さん。

♪太陽の下でも~から、バックに過去の様々なライブの様子が映し出される。
演出やB'zの二人をメインに扱った映像から、客席の様子。
日比谷公園や雨合羽だらけの客席、渚園やDinosaurなど近年の公演も。
…雨合羽が多いのはさておき。いい景色。同じ時代を、時間を、生きてこられて本当によかった。

シンバルを両手で鳴らし、一光さんが力強く叩くと、稲葉さんが「Ahhhh....Yeah!」と叫んで、バンドがリプライズ。「どうもありがとーう!」
エンドロールが流れる。

稲「Day4、いかがでしたか?
我々また充実した気持ちでやらせていただきました!本当に最高でした!ありがとうございました!」メンバーとうなずくようにして、
稲「じゃあ行きましょうか、せーの!オツカレー!…ありがとーう!また来週!」
ありがとうございました!と手を上げながら去ってゆく。松本さんは両手をサムズアップして。
今日も「Thank You to all our Viewers!」とテロップが出て…

ポロロロン…というギターの音と共に、青空が映る。
だんだんとカメラが降りると、先ほどのMCでもあった羽田イノベーションシティの足湯に入っているB'zの姿が。「マジェスティック」を歌っている。
サングラスをかけた稲葉さんは湯の中で足を遊ばせながら。松本さんの足元はジーンズがきれいに折り返されている。
曲頭からサビ前、♪愛おしい~…までで、ほのぼのB'zのマル秘足湯映像が終わり、ツイッターのTLが阿鼻叫喚の渦となってゆくのでした。

 

感想

波乱のDay4。ドラマーとして予定していた黒瀬さんから、急遽一光さんへのメンバー交代というのは、なかなか大きな話だったと思っています。
ただ、もし、我々がもともと事前にサポートメンバーを伝えられていなかったとしたら、これ、まったく気が付かなかったのではないですかね。果たして代打として本番を迎えるまで、一光さんにどのくらいの時間があったのかは知りませんが、ただこなすだけではなく、曲の構成や表情をしっかり表現してらして、プロってこういうことなんだ…と。もう本当ただただ「カッコイイ」の一言。
交代の原因について、オフィシャルなアナウンスは公演中でも聞くことはできませんでしたが、きっと黒瀬さんは一光さんの代わりにサンタフェに行かれているということで。黒瀬さんの笑顔がまたどこかで見られることを楽しみにしています。

さて、セットリストは稲葉さん草案ながら、まさかのシングル曲だらけという結果に。もしかしたら交代劇がセットリストになにか影響したのではないか、とも思っていましたが、冷静に考え直すと、他のメンバーも覚えなおさなければならないこと、演出も変えなければならないことを考えると、その線は薄いのかもなぁ、とも。勝手ですが。(仮に何か差し替えたとして、「演出で別に曲に合わせて作ったとは断言できないもの」という視点で考えても、白黒のオブジェクトが並んだARIGATOテトリスみたいな絵だったパーフェクトライフ、何が映っているのかよくわからなかったゆるぎない~くらいかな。あとはイチブ〜もそうですが、これは予定していないわけがないと思うので…。)

結果的にこのシングル打線というのは、このERA自体がライブ映えする勢いのある曲が多いということを表しているようでもありますが、そこに違和感なく入って、かつ盛り上がりまくった「パーフェクトライフ」がやはり出色でした。また、実際「DIVE」あたりから稲葉さんのコンディションがグングン尻上がりに素晴らしくなっていったあたり、曲順やつなぎ方はこれまでの4週の中でもピカイチだったとも思います。あの(私には謎に色気たっぷりに見えた)「BURN」がなければ、「イチブー」のアゲもなかったような。

とはいえ、もちろん名盤であるCIRCLE~Monsterのアルバム曲がもっと聴きたかったということに偽りはないんですが、ARIGATOやってくれた時点で意外とそんなに凹んでないです。

それからこんなことを言うと怒られるかもしれませんが、個人的に一番思い入れがないのはラストの「いつかまたここで」なんですけれど、やっぱり過去の映像が走馬灯のように流れるというのはとにかくグッときて、ずっちいなぁと。面白いことに、B'zの二人の映像よりも、そのあとの客席の様子をみて、早くあの場所に行きたいとか、雨合羽の群れ見てちょっと笑っちゃうのとか、そういうのも含めて彼らと過ごしてきた思い出がいかに楽しかったかを改めて思い知るという。
同じく個人的には大好物な「余計なおしゃべり」をそぎ落とされてしまったDay4でしたが、勢いを落とさずに曲を連発する良さと、MCでメンバーがとにかく和気あいあい、わっはっはと笑い溢れる雰囲気が見られたのは大収穫でしたし、何よりこの企画がなければ生まれなかったかもしれない「おおちゃん・しょうちゃん」コンビの爆誕と、その後のやりとりに、言い知れないエモさも感じられて今回も最高だったのは間違いありません。そして、その「余計なおしゃべり」はあまりこのレポの文字数には連動してないってことがわかりました。今回も18,000文字突破。長くて本当すいません…。

どうでもいいんですけど、最後の足湯、なんか人が殺到しそうなので ※このお湯はスタッフがこのあと入れ替えました (食べモノテロップの「おいしくいただきました」的に)って 出てもいいな、とか思いました。もっと言うと、温泉番組みたいに「効能は~」と言って欲しかったとか、「♪いーい湯だーな」と歌い始めて欲しかったってのは内緒です。


あと一週…終わった後のことを考えると震えそうですが、いったん忘れて…盛大に楽しむぞおおおおお!