てな訳でエキシビション前期、オーディオガイド覚え書きです。
いつも通り記憶のみなので、仔細違うと思いますごめん。ご勘弁を。
あと()で注釈またはツッコミをいれてます。
前期シアターネタバレはこちら↓
【ゴールドディスクエリア】
[結成当初の話]
松:TMネットワークのサポートをやっていた。
そろそろ自分のバンドを作りたい
→募集
→稲葉さんを紹介される。逆に松本さんを紹介される稲葉さん。
稲:事務所に、「松本っていうギタリストなんだけど」、と。
(松本さんの事は)知ってたんですけど。
『ロッキンf』(音楽雑誌)とか読んでたんで(笑)
セッション、アンプ壊れる
松:1曲しかやってない、「oh darling(The Beatles)」をやったことしか覚えてない。
稲:20周年の時にもやりましたけど、スタジオのセット組んで。
サウンドジョーカーって。
松:あの時にも言いましたけど、「一緒にバンドやろう」と言ったことはない。
なし崩し的だね。
【歌詞について】
稲:〇〇な(忘れましたが洗練されてるようなカッコいい感じの形容詞)、オシャレな…とにかくそういった経験がないから想像。
「スイートルームに彼女と一緒に」とか、それまでしたことがなかった。
(※「SaftyLove」の事かと。過去形のあたりに悶えました。)
(歌詞の意味が)今になってわかることもある。
[最初のツアー]
松:ホールでデビューしたかった。
当時はライブハウスからホール、武道館がセオリー。
稲:賭けに出ましたね!
松:賭けに出たー!
稲:その(戦略の)ために、苦労して1枚目の歌詞を書き終わった!と思ったら、すぐ2枚目にとりかかることに(笑)
今も(歌詞を書くのは)時間はかかりますけど。
【レコーディングスタジオエリア】
Real Thing Shakesレコーディング話。
松:「チャレンジ」で、アメリカで向こうのプロデュースでやってみようと。
英語詞は大変だったと思う。
稲:どうやって書いたんだっけ。忘れちゃった。
アンディのプロデュースしたバンド「Autograph」のボーカルに聞いたりした。
松:プロデューサーのアンディ(Andy Johns)はすごい人。
LedZepperin、AC/DCもやって…それからCinderellaのPVにも出てる!
Cinderella - Somebody Save Me - YouTubeyoutu.be
(冒頭とラストのプロデューサーがアンディ。尚、最後まで見ると某有名バンドも出演。)
松:ギターの重ね方なんて、「え!こんなやり方するの?!」って。
それからは僕の企業秘密になってますが(笑)
松:「チャレンジ」だったから、曲をリリースするつもりじゃなかった。
あの頃タイアップがすごかったじゃない?ついたから、ドラマの。
でも1曲しかないから、500円で。
稲:こういう曲が、日本のラジオから流れたら楽しいんじゃない?って。
稲:アンディはクアーズライト(ビール)をずっと飲んでた。
松:ビール買いに行かされたよね?
稲:舎弟ですね(笑)
コーシ!と呼ばれて酒屋さんへ。
買いに行く間ずっと、「この業界はクソだよ!」って言ってた(笑)
【楽器エリア】
ギブソンエンドースの話。
松:最初、「こういう話があるんだけど」と言われても信じてなかった。
プロトタイプが出来上がってきて実感。
稲:レスポールタイプって決めてたの?
松:やるからにはレスポールにしたかった。
稲:珍しい色だよね。
松:自分のカラーにしたかった。
Brotherhoodツアーから使用(シグネチャモデル)。
(エンドーサーとして)責任とか、プレッシャーがあった。
ストラト(#1090)の話。
松:ある楽器に詳しい人(稲:誰だか顔が浮かびますね)に、
「松本、すごいギターがあるぞ!」と連絡いただいて。
「これ逃したらチャンスないかも!」と。
現物も見ないで購入して送ってもらった。僕の宝物です。
稲:私のギターもいくつか展示してある。
松本さんの誕生日プレゼントを探して楽器屋さんに相談したら紹介されたJ-45(※レコーディングブースに展示)。
ネックが太め。はじめはマーティンにしようと思ってた。
松:ライブではEasyCome,EasyGo!で使ったんじゃない?
【衣装ブース】
BREAK THROUGH期
松:野望がありました。
稲:はっきりしてたよね!
年賀状に「売るぞ!」って書いてたもんね(笑)
松:今でこそインディーズからメジャーという流れがあるが、
当時はレコード会社が『ブランド』。ソニーさん、ビクターさん…
3枚目、我々だとBREAK THROUGHか…それまでにブレイクスルーしないと!と思ってた。
稲:松本さんがそういう明快な目標がある人でよかった。
バンドはそうでないと進まないとわかった。
1993 渚園
稲:今考えると5年目で渚園ってすごいね。
始まる前に客席を覗いてちょっとビビった。お客さん入ってるなー!って。
松:今みたいなドーム・スタジアムの眺めとはまた違うんだよね。
稲:ROCK IN JAPAN(フェス)みたいな、ああいう何もない平地にあるから。
1994 9thツアー
稲:B'z史上最長、最多公演。
体調管理も精神的な部分も気をつけてた。
一年間、間に休みを挟んで行った。
松:ターニングポイントだったよね。
アルバムも二枚組で物量があったし。
稲:みんな最後は長髪だったよね。
松:なんでだろ、雰囲気がそうさせるのかね。
1995 BUZZ!!ツアー
松:度肝を抜かれたBUZZツアーの演出。稲葉くんが飛び降りるというね。
稲:僕も度肝を抜かれました(笑)
松:僕、よく覚えてる。演出に合わせて曲を作ったし(LOVE PHANTOM)。
稲:野外ライブの楽しさを知りました。大阪の舞洲?で雨も降ったけど。
松:滑って手を切ったやつだよね?
2001 ELEVENツアー
吊り上げたトラックから缶が落ちてくる演出
稲:よく考えたよな、市川さん(※舞台監督)。
缶にサインを書いたり、イラストを書いたりして蹴飛ばしてましたけど、いつからかうまく蹴れないと落ち込むようになってしまった。本末転倒。
ナイアガラという火花の演出
稲:(火花が)かからなかった?
松:熱いかな?と思ってたけど僕は大丈夫だった。
稲:オープニングは紗幕(※薄い幕のこと)に鉄格子を映した「愛のprisoner」という曲。
1996 LOOSEツアー
OPムービー撮影話
松:これは楽しかったねー!
稲:カリフォルニアの外れのドライレイク、砂漠。
何分くらいだったっけ?10分くらい?の映像で…
ハリウッド並みの…予算はいくらかかったんでしょうか…
松:砂まみれになったよね
松:96年って稲葉くんのマグマの年でしょ?覚えてる!
ソロ作るって言うから、僕はサンディエゴに3ヶ月行った。学生してた。
サンディエゴはL.Aとかに比べると郊外。
日本の音楽が一切入ってこない環境だから、向こうの音楽しか聴かなかった、というか聴けなかった。
そこでやっぱりシンプルにドラムとベースとギターでやりたかった。
→FIREBALL
久しぶりにこの間もツアーで演奏しましたけど。
稲:あれ、ベースは松本さんですよね
松:そうです!!(誇らしげ)僕が弾いたんですよ。
バリーに聴かせたら「これ、ビリーシーン?」って(笑)
ビリーにも「俺、昔弾いたっけ?」と言われた。
2000 juiceツアー8.9雷雨
稲:当時で言う、千葉マリンスタジアム。(※現ZOZOマリンスタジアム)
無謀な5日間。
2日やって1日休んで1日やってまた休んで2日やって…その中の1日が雷雨。
松:これはB'z史上1番酷かったんじゃないかな。雨もだけど雷も。
稲:楽器は?
松:全然ダメ。(即答)
全部バラして乾かして組み立てた。
稲:今見ると完全に事故映像。
ノイズ入ってるし。
皆さんもご覧になる機会があれば是非…
(※マジであれは全編映像欲しいですよろしくお願いしますよ…)
【TAK SIDE】
楽譜の展示。
松:歌詞も全て終わったものに「TM」という赤いはんこを押してる。
最近はメロ譜も書いてる。仮タイトルが面白い。
・「LADY-GO-ROUND」→「どうした稲葉!絶体絶命!崖っぷちだぜ!稲葉!」
稲:歌詞が決まらなかったんでしょうね…曲は余裕ありますね!
(※最後の!はかわいい顔付きマーク)
・「BE THERE」→「テレビ朝日」
※タイアップ
・「太陽のkomachiAngel」→「カメリア 1st」
※タイアップ
稲:(カメリアという言葉が)懐かしいですね!
・「Gimme your Love」→
「L.Aで会おう! (6/24稲葉くんは大和田さんと食事していました)」
稲:なんででしょうね…
松:ミックスダウンで旅行行くことが決まってたから!
・「GO! NUDE! GO!」→「ニューヨークへ行きたいか?稲葉!!」
※この後NY行きが決まっていた
・「Holy Nightにくちづけを」→「皆さん、稲葉くんの病気はもう少しで治ります」
稲:なんでしょうこれは!!病気??わからない!!
※これだけガイドでのトークのみ、展示なし
・「FRIDAY MIDNIGHT BLUE」→「狼少年稲葉」
・「EasyCome,EasyGo!」→「三茶のテレビはデカい」
※展示のみ:三茶は三軒茶屋(地名)かと。
・「Blowin'」→「Coffee」
※展示のみ
稲:譜面を見ると当時の雰囲気を思い出しますね。食事だけ外に出てね。
(譜面右下のビーイングのロゴの変遷も見どころでした。)
【INABA SIDE】
歌詞ノート。
・FIREBALL→SHISEIDO
稲:見慣れてましたからね(資生堂)、子供の頃から。
歌詞ノートに落書きがある。
稲:暇なんでしょうか(笑)
「銀の翼で飛べ」は特にラクガキが多い。大きな翼が鎖でつながれているような…
稲:「病んでますね…」
松:でも俺覚えてる!そういうのよく描いてたよね!
稲:そう?
「ROCK MAN」には涙を流してるいかつい男の落書き。
仮歌でデタラメな英語詞つけてた話。
あまり、もうこういう手書きのは最近やってない。
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大まかこんな感じだったかと。
個人的にはRealThingShakesのくだりと、年賀状の話にニンマリ。
前回のエキシビエントリでも追記しましたが、楽譜の一部は以下リンクで写真見られます。展示物はほぼ全部載ってまっせ!
【レポート】『B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018』の全貌 | BARKSwww.barks.jp