オモウトコロ

B'zファンサイトの管理人でしたがパスワードを見事に忘れて更新できないのでなんでもココで。ついったは@wmyss_ssymw

20年前の音源が円盤化してた話

ツアーもすでに始まっている中、全然違う話題なんですけれども、こないだタワレコでこんなものを買ったんですね

AEROSMITH 東京スタジアム2002
http://tower.jp/item/5371912

※写真は裏面

に、2002年…20年の時を超えて、あのFIFA日韓ワールドカップの時の開催イベントで、AEROとB'zが共演したときのやーつがCD化しとりました。
たまたまウチの師匠がタワレコで私が他のCDを物色してた時に見つけて、「最後の『Train Kept A Rollin'』って、もしかしてB'zとのコラボ入ってたりして」なんて言いながら差し出してきたのでありました。
まぁ半信半疑で買ったら…入ってた。おもくそ入ってた。
なんならスティーブンが2人をステージに呼び込むところからしっかり入ってました。わーい!

で、なんで今頃こんなことが起きたのかとか、怪しいCDなのでは?というお声もあったので推論書いておきますと、どうもこのレーベルは最近爆誕したもので、ラジオとかTV案件の音源をCD化しとる。
なんなら、デュラン・デュランの来日公演で小室哲哉がゲストで出た回もリリースしてるのを見つけてウチの師匠は買ってるんですけれども。
たぶんそういった、放映権的なもの(FIFAライブは当時テレビのオンエアがあったので、イベントの放映権は存在してたはず)が切れた案件を買い取ってリリースしてるんだと思うんですね。だもんで比較的古い音源が今頃になってCD化してるのかな、と。で、バンド的には権利関係は処理済みで、かつ普通に印税は入るので特に問題はないけれど、所属レーベルからのリリースじゃないんで、公式にはお知らせしないというやーつかと思っています。(そもそもお知らせがBさんところにまで及んでいるかは謎ですけれど。)
Bさんだと「Flashback」的な扱いですね。(あれは原盤がらみのはずですが)あとは高速のPAとかで見かける廉価版とかのカラクリのはずです。

肝心の音ですが、きっちりライン音源ですし、といいながら観客の声も入ってたりするので、リマスタリングまでしているかというとちょっとわからんですが、少なくとも今んところカーステで聴いてる限りは全然問題ないです。

個人的にはこのGirlsOfSummerツアーというか、JustPushPlay(※当時のアルバム)自体が好きなので、懐かしいなぁ楽しいなぁという気持ちと、あの時大雨だわ会場に入るも出るも地獄だったから二度と味スタ行きたくないと思ったんだよなぁとかいうことを、味スタの横の武蔵野の森に行く数日前に思ったりしています。

SING ネクストステージ観ました。

映画というもの自体にあまり親和性がなくて(理由:感情のジェットコースターは疲れる、音響良すぎて疲れる)、これまでも映画館に行ってまで観た映画ってほぼ音楽関連ばかりの私が、ムビチケを買ってまで行くことになった「SING2 ネクストステージ」。

 

我らがB'zのシンガー「稲葉浩志 初声優挑戦」のニュースの意外性に心底驚きつつ、なんだかとても楽しい気分になったものです。まぁ勿論、同時にある種の不安を抱きまして、別に上手下手はどうでもいいんですが、私がさらに苦手なミュージカルだったらどうしようと思ってました。なんせそもそもこちとら「SING」の存在すら知らなかったもんで。

 

ところが良い具合にプロモーションがきっちりしていたので、公開前に前作がTVでオンエア。予習とばかりに漫然と観たら、おお、ミュージカルじゃなくて、ストーリーに無理なく音楽が流れるのね。しかもどこかウキウキと楽しく面白いじゃないですか。

そんなわけで、公開初日の夜、仕事の後に観に行けるように準備…してたら神による「お前は絶対に初日には行かせない」という仕事運がご用意されていたので、心の中で罵詈雑言を唱えながらその日を終えてしまったために、翌朝の回に鑑賞。

で、感想としては「また観たいと思った」。しかも字幕版と吹替版どっちも観たいと思った。映画好きじゃない民として生きてきた自分としては、なかなかそう思い至らない感想で自分で驚きました。

やっぱり音楽が中心となっているのが私には良かったみたいです。

ど頭から曲に乗せられて指先でリズムを取りたくなる。Ms.クローリーがOzzyのMr.クローリーじゃなくてSystem Of a Downの「Chop Suey!」を合いの手入れながら聴く車の運転シーンは笑ったし、アイナ・ジ・エンドちゃんが歌うThe Struts「Could Have been Me」は原曲の力強さに華やかさが加わって実に爽快だった。元々英語詞で覚えてるところに日本語詞が乗っかった時に「違和感が残って気持ち悪くなるんじゃないか」という懸念は杞憂に終わり、アイナちゃんの引っかけるような歌い方もポーシャの天真爛漫さを表しているようで、(Strutsの)ルークの声や歌い方とは全然違うけれど、それが逆に鮮烈で良かった。

あとはスキマ大橋さんの声は天下一品だなと再認識しました。ともすれば細くなってしまいそうな美しく高音の通る声質なのに、尋常じゃない声量をお持ちだというのは、かつてイベントで拝見した時にそりゃもう驚いたんですが、ダイナーで歌い出すシーンから激しく動きながらのバトルシーンの幅広い魅せ方は氏ならではだったんじゃないかと。

さて、我らの稲センセの「歌」はよく知ってるので「演技」について言及しますと、これまでB'zとして・ソロとして数多のステージをこなしているのは周知の事実ですが、振り返ればかつては自作のコントでの刑事役やネイティブアメリカン役、砂漠爆走カーチェイスOPムービーを撮ったり、ファイト一発的なCMパロディをこなしたり、井戸に話しかけたり、長尺で1人ごちてみたりと、クレイジーな役からクレイジーな役まで幅広い演技経験とステージ歴が長いので、あんまり心配してなかった……と言ったら嘘になりますし、贔屓目五億倍なので一般的な感想とは異なるかもしれませんが、違和感なく、そして最終的には泣かされたのでキャスティングの方には沢山の蜂蜜入り紅茶を差し上げたい気持ちです。

稲センセの喋り声はもともと低音ですが、それを更に倍音効かせて低く喋ることで、「引きこもっていた敵対心バリバリライオン」っぽかったですし、予告で我々をおののかせた、滅多に本人からは聞けないであろう「失せろ」のような強めワードを聞く機会が出来たことは、長年のファンとしてはなんとも楽しい部分でありました。

亡き妻との写真や、玄関脇の車椅子に、そして喉にいいであろう蜂蜜入りの紅茶に、バスターとアッシュが怪我をした後に「電気柵触るな」の看板を立てる姿に勝手に色々思いを巡らせて、実に人間味ならぬ「ライオン味」のあるキャラクター像だったこともこちら側が感情移しやすかった。

クレイ・キャロウェイが映るたびに鼻のあたりの短毛をそやそやなでなでと触りたいなと思いながら、いつのまにか彼と一緒に「歌うことへの葛藤」から「歓び」までを感じられて、日頃のあれこれを全て吹っ飛ばすことができた時間でした。

あとお笑い第三世代直撃マンとしては、「ウッチャンと稲葉さん」という、これまで「風を受け走る君には怖いものは何もない」という名曲以外には関連性が無かった同世代のスターが事実上共演したのもたまらんかったです。

…え?「風を受け(以下略)」を知らない??あのUN'zですよ??…オフィシャルは当然無かったので詳しくは言えませんが、Youなんちゃらで検索すると引っかかって観られるんじゃあないですかね。知らんけど。

ああ、楽しかった。来世、私が人間かヤマアラシに転生するのであれば、長澤まさみのようになりたい、そんなことを思う春です。

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B’z presents LIVE FRIENDS 配信視聴レポ

生のライブを体感することが叶わず、悲しみに包まれて他界する危険性から、配信を視聴するかどうかを悩むところまでいった激レア公演を、心身のコンディションをなるべく整えて家で観た記録です。深呼吸は大事。スーゥ…ハァー…。

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LIVE FRIENDSのネタバレを含むよ。全然話違うけど。

みなさま、いい冬をお過ごしでしょうか。月末・年末の金曜日に配信されたLIVE FRIENDSは、急に激重案件がやってきてバッチリ残業でしたもんでね、帰宅時に電車の中で「君が欲しがっていた椅子」ではなくパソコンを抱えながら、ちょいと見をしただけなので、しっかりと見ておりません。
その「ながら見」の中でうっかりと、しかししっかりと踏んでしまった地雷、そう「演奏されていたレア曲」についてじっくりと味わいたい、そんなエントリです。
あ、すっかりこちらでは言い忘れてますが、当然リアルライブのチケットは外れております。にんにん。

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2020-2021観たもの履歴

早いものでもう年末。書き忘れていた2020年分もふくめ、このコロナ禍においてこの2年、何を観てきたかまとめようとしたら意外に面白いことになっていました。

書き忘れているものが多いはずですが、本数が例年に比べて多い。20年が20本、21年は30本を超えている。完全に「配信」のおかげですね。あとBさんの5ERASは本数一気に増えますわな。一方、あんまり洋楽の配信情報がキャッチアップできず、2本だけになりました。山下達郎竹内まりやラインはむしろ配信でなければチケット取れなかったであろうとも思うので、配信があって助かった部類でしょうね。そしてリアルでは遠ざかっていたお笑いライブをちょこちょこ観るようになっている。

また、なんとなしに配信の適正価格ってどうだろうということも知りたかったので、今回は価格もたて並べてみました。

個人的には経費の事を想像すると安すぎる気もしますが、視聴のハードルを下げるというプロモーション的なことを考えるのであれば順当とも思われます。難しそう。

投げ銭機能についてはBさんほどになるとトラブルの元になるのは容易に想像できるので無くてよいと思いますが、中止になった各イベントや配信では赤字のライブに関してはこれからも気後れなくやっていっていただきたいお気持ち。好きなアーティストやイベントに「最高!」と言う気持ちを、「これで一杯飲んでください」というような形で表すことができるのは、こちら側としてもありがたい。

来年は配信じゃないライブの本数が増えますように…。

 

■2020年

・1/4 超特急BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020Revolucion Viva〜Shine Bright New Year〜@国立代々木競技場第一体育館 ¥8,800
・1/25 QUEENADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR @さいたまスーパーアリーナ (S席)15,000
・2/1 Queen シンフォニックオーケストラ@東京国際フォーラムホールA
・6/20,21【配信】YATSUI FESTIVAL!2020 ※無料配信(投げ銭、クラファンあり)
・8/8【配信】でか美祭2020 〜8月8日はぱいぱいの日〜 ※無料配信(投げ銭あり)
・8/15【配信】RISING SUN ROCK FESTIVAL 2020 in EZO on YouTube ※無料配信 ※無料配信(スパチャあり)
・ 8/20【配信】ズームイン!!SMA!(¥3,300+270)¥3,570
・9/20 【配信】氣志團万博2020〜家でYEAH!!¥50,880※房総族(特典付き/支援金込み)¥6,600(チケット)
・10/3 【配信】 NEGi FES 2020 ONLINE ¥3,000
・10/13『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』」六本木ヒルズ展望台(「智のカレーパン」付きFS展入館券)¥3,600円
・10/17 【配信】すかんち  令和のSCANCH'N ROLL SHOW(¥3,500+220)¥3,720
・10/31【配信】B'z SHOWCASE2020-5ERAS 8820-Day1(特典映像付き3500円+手数料330円)¥3830
・11/7【配信】B'z SHOWCASE2020-5ERAS 8820-Day2(特典映像付き3500円+手数料330円)¥3830
・11/3【配信】アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM (PART1,2)¥9,600
・11/14【配信】B'z SHOWCASE2020-5ERAS 8820-Day3(特典映像付き3500円+手数料330円)¥3830
・11/21【配信】B'z SHOWCASE2020-5ERAS 8820-Day4(特典映像付き3500円+手数料330円)¥3830
・11/28(土)~【配信】B'z SHOWCASE2020-5ERAS 8820-Day5(特典映像付き3500円+手数料330円)¥3830
・12/11【配信】LOUDNESS 40thAnniversarySpecialLive(¥2,500+システム利用料220)¥2,720
・12/26【配信】 山下達郎 Tatsuro Yamashita SUPER STREAMING ACOUSTIC LIVE in Live Music JIROKICHI (¥4,000+220)¥4,220
・12/26【配信】B'z SHOWCASE2020-5ERAS 8820-アンコール配信
・12/31【配信】This is 嵐 LIVE (ファンクラブ会員限定 視聴チケット¥4,800)

 

■2021

・3/12 【配信】SLENDERIE RECORD Online Stage & More(2,300円+手数料440円)¥2,740

・3/27【配信】小林克也ベストヒットUSA DOUBLE CELEBRATION ECSTACY NIGHT!!!! (¥4,000+システム利用料220)¥4,220

・3/28【配信】 YOSHIKI / tak対談 ※要チャンネル登録

・4/13【配信】 Like A Record Round!Round!Round! ¥1,840

・4/17 筒美京平 オフィシャル・トリビュート@東京国際フォーラム(¥15,000+システム利用料等¥880)¥15,880

・5/1【配信】 THINK of MICHINOKU ※無料配信(スパチャあり)

・5/3【配信】Yes!アキト感謝のダブルパチンコ1万発 ※無料配信(スパチャあり)

・5/16 特撮@恵比寿リキッドルーム→仕事の都合でNG→ ¥7,370

【配信】(¥3,500+220)¥3,720

・5/18【配信】Grammy Museum Tak Matsumoto&Daniel Ho ※月額登録¥315

・5/26【配信】SLENDERIE RECORD Online Stage & More ¥1,840

・05/29 【配信】 竹内まりや LIVE Turntable Plus(¥4,500+220)¥4,720

・6/19・20【配信】YATSUI FESTIVAL!※無料配信 (クラファン¥3,220、投げ銭あり)

・7/10 【配信】DIO Rolling Live Studios ¥2,000(US$20)

・7/ 16【配信】Anthrax 40th Anniversary Livestream & Behind The Scenes ¥3000(US$30.5)

・7/25【配信】 LAZY「宇宙船地球号」完全再現配信ライブ (¥4,950+システム利用料220)¥5,170

・8/17【配信】 すかんち SCANCH'N UTOPIA TOURS (¥3,500+220)¥3,720

・8/20〜22【配信】Fuji Rock Festival ※無料配信

・8/28【配信】ユニコーンツアー2021“ドライブしようよ” 松戸公演 ¥4,000

・【配信】 「政則十番勝負 2021」9/5大槻ケンヂ吉井和哉 各¥2,000

・9/20→ 参加自粛 ユニコーンツアー2021“ドライブしようよ” 新潟テルサ ¥9,900

・9/23【配信】 テレビ朝日ドリームフェスティバル2021@幕張メッセ1-3

・9/25【配信】モダンチョキチョキズ 一夜限りの?!復活祭 ¥2,000

・10/3(日) 志村けんの大爆笑展@上野松坂屋 ¥1,000

・10/4【配信】 B'z presents UNITE♯01 (Mr.Children

・10/11【配信】 B'z presents UNITE♯01 (GLAY)(2公演パックFC専用視聴券¥9,000+システム利用料¥330)¥9,330

・10/7 特撮 20th Anniversary リベンジャーズ@恵比寿リキッドルーム ¥8,000

・10/14 【配信】 特撮 20th Anniversary リベンジャーズ ¥3,500

・10/23【配信】あらびき団presents「あら-1グランプリ2021」~あらのゴン攻め 力尽きるまでエンドレス生配信~ ¥2,000

・11/6(土)・11/7(日)風街オデッセイ2021@日本武道館 (¥15,000+システム利用料¥220)¥15,220×2デイズ

・11/23 ユニコーンツアー2021 "ドライブしようよ"@日本武道館 ¥9,900

・12/5【配信】サンボマスター 真 感謝祭〜ゲットバックライブハウスツアー〜 無料配信(スパチャあり)

・12/24【配信】B'z Presents Live FRIENDS(特典映像付き¥4,500+システム利用料¥330)¥4,830

 

~松本 隆 作詞活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト!~風街オデッセイ2021(主にB'zレポ)

開催1週間前のタイミングでB'zの追加(1日目)が発表された、作詞家 松本隆先生の50周年記念公演。今年4月に行われた作曲家 筒美京平先生のトリビュートコンサートがあんまりに素晴らしかったのもあり、チケットは最速先行の時点でしっかり!取ってました!

2日目だけ

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FRIENDS IIIとMステ'96

※1行レベルですが最新会報のネタバレを含みます

ドリフェスからの流れで、自分としてはなんとも気が晴れないような気分が続いていたのですが、そんな気分が一気に晴れるような朗報が…FRIENDS IIIとそのライブですね。全く想像していなかったというか、正確に言うと「昔は思うこともあったけど諦めていた」ことがよくぞ起こったというか。

いつかBさんがおじいちゃんになって、暖炉の前でゆったりとアコースティックにやるようなことがあったら、その頃にはチケットも取りやすくなるだろうか…とかそういうことを数十年前に妄想しておりましたが、今現在そこそこのご年齢になっても、暖炉の前でやるような少人数どころか、爆発特効&パイロの炎が常で、今回のように8,000キャパ2デイズでは到底賄いきれないほどの人気があるというのが困るようなでも大変嬉しくもあるような。

 

さて、そんなFRIENDSワクワクをエンジョイするために、久しぶりに「SNOW」と「傷心」をテレビで披露した1996年のMステSPの映像を引っ張り出して見ました。今となっては"疎遠"なテレビ出演ですが、90年代のMステではBさんは2曲ほぼフルサイズでラインナップされる構成で、実によい枠をもらっていたものです。

今冷静に考えても、シングル切ってないミニアルバムの曲から2曲披露というのもそこそこクレイジー(とはいえ、1曲はお二人もすっかり忘れてたテレ朝タイアップ曲なので当然ちゃ当然)。振り返れば、当時はビーイングの枠で「N.O」(※ビーイング系アーティストの5分枠情報番組)を編成していたくらいですから、まぁそりゃ蜜月だったよね…(しみじみ)。

 

で、内容はというと、まずタモさんが若い。隣は下平さやかアナ(当時)。眉毛メイクがもうバリ90年代。年末特番の恒例だった、東京ベイN.Kホールからの生中継。客席はオープニングから錚々たるメンツのアーティストにキャアキャア状態。(他にX JAPANMr.ChildrenGLAYSMAP、何故かSwing Out Sisterなど)なお、B'zさんはトップで登場。

トークパートで呼び込まれた時にも客席のキャアキャアは収まらず。

 

稲葉さんの髪型はFIREBALL時のパーマスタイリングで、その髪が「伸びる前」と言った感じ。マグマリリース時とも似てるかな。タモさんが「痩せました?随分?」と稲葉さんに声をかけると、「そんなことないですよ。」と答える稲葉さん。タモさんが続いて「髪型のせいかなぁ?」と言うと、すかさず「変ですか?」と髪をもしゃっと掴み、照れ笑いのような表情をしながら小首を傾げる。

 

お召し物は黒?紺?のベロアのような生地のシャツに革パンという、「それで…いいの…!」スタイル。

松本さんは明るめの茶髪セミロングに、柄の入ったシャツに革パンと、これまた「それ!それで!」のステキなスタイリング。

サポートメンバーはBa.明石さん、key.増田さん、そしてドラムはまだツアーメンバーになる前の黒髪超ロングヘア・黒瀬さん(なお、服は着ている)。そうそう、色や音はなんせVHSのビデオをダビングして保存しておりますもんで、劣化が激しくて正直正解がよくわからないです。

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「SNOW」のイントロがはじまると、ステージに雪のようなものがしんしんと降り積もる。これがまた黒瀬さんの黒く長い髪に降り積もること降り積もること。稲葉さんはマイクスタンドを掴みながら、ファルセットを眉を上げるようにして歌う。

しっとりと歌い上げて、すぐさま「傷心」へ。(ここで、明石さんが稲葉さんにペットボトルの水を差し出していたのを25年の時を経て今頃認識しました)

やはり雪のように冷たい空間をイメージさせるようにスモークがたっぷりと広がるステージで、イントロが流れた途端、稲葉さんは短いシャウトをして、マイクスタンドを掴みながら細い太ももを左右に揺らして勢いをつける。端々でどこか凄みのある、睨みにも似た表情。対して、松本さんは全編、どこかにこやかに笑みをたたえている。2番の前のフルートが入るパート(と、全体的にフルートの音自体も聞こえない?)カット。黒瀬さんは歌いながら叩き、増田さんは頭を振りながら弾き、明石さんは真っ赤なベースを仰反るように弾く。

 

アウトロはCDよりはカットされたサイズで短めではあるものの、シャウトを混ぜながら稲葉さんは実に美しくFRIENDS IIの世界観を閉じられたのでありました…Oh...知ってたけどかっこよすぎる…。

カメラはトークパートに移り、再びタモさんと下平アナの立つステージ横へ。キャアキャアの更にキャアキャアの客席からの声が残る…と思ったら、一層甲高い悲鳴にも似た声が。次の歌い手は安室ちゃんだったんですが、その安室ちゃんも思わず悲鳴の方向を向く。

カメラに映っていないところで何が起きたかを補足するように、下平アナは「えー、いまアクシデントが…!稲葉さんが転んでしまいました…あのドライアイスの、スモークが滑るので!」と解説。そう、これが今回の会報で稲葉さんが唯一思い出として挙げていたしていた「傷心で帰った」「めちゃくちゃ恥ずかしかった」出来事の一端でした。

ちなみに稲葉さんの名誉のため(?)に申し上げますと。この時、曲中ですでにカメアシさんと思われるスタッフさんが少なくとも2回、足を滑らせる様子が画面の端にバッチリ映っています。技能があればGIF動画で上げたいくらいに見事なコケ方でした。ドライアイスもですが、多分SNOWで降らせた雪のようなものがダメだったんでしょうね。

 

というわけで何故か25年前の映像について語ってしまいました。

肝心のFRIENDSライブ自体は、UNITEの頃にはまだ緊急事態宣言が発出されたままの緊張感もある環境下でしたが、ものの1か月程度で宣言も解除、2桁前半台の感染者数で推移している安定した現状ということで、非常に良いタイミングになって本当に良かった。それでもチケ発から実際の公演まで1ヶ月しかない・東京のみ・平日の16時 という点については、運営的にはかなりギリギリを攻めてるように見えます。

UNITEの時の主旨としても高らかに「業界全体を押し上げる」ことを挙げていたので、「やらない」はなかったんでしょうね。

 

うまくこのまま世情が好転し続けて、晴れて全国をFRIENDSバンドが行脚できる日が来ますように。あと、そうね、チケット当たってくれぇぇ…。