オモウトコロ

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LOUD-GYM LA NIGHTとSHANE GAALAAS DRUM PERFORMANCE2018

長いタイトルになりましたが。

どちらも、まるでDINOSAURツアー延長戦のごとく。近い日程でした。

 

LA NIGHTは、かつてUSTREAMでの中継時にレポ(と言ってもかなりグダグダ)したんですが、当時そうめんをすすりながら観ていたのをよく覚えています。

B'zLIVE-GYM2011 long time no see@ClubNOKIA,LA - オモウトコロ

PCのスペックが悪くてカクカクしてたことを考えると、大画面で観られるというのは実にありがたいことです。

レポを読み返すと、当時も中継の割に音良いなーと思ってたみたいですが、所謂ライン録りでしょうから、今回みたいなイベントにはおあつらえ向きですわね。拍手の音まで、まるでその場にいるような臨場感でした。

 

メンバーの表情からしても明るく、弾むようなノリで、客席との距離感までふくめライブの楽しさがギュッとつまったライブだったと思います。

 

尚、上映前後にお二人からのメッセージVTRが流れまして、それがまた実にキュート。

新年挨拶VTRと一緒に撮ったと思われますが、締めに腕をクロスしてメロイックサインをする(ホルモンみたいな)ポーズをキメる稲葉さんと、この公演のことをすっかり忘れた!と明るく言い放った松本さん(のちに稲葉さんのひと言で思い出したくだり「あー!!あの時か!!ゲストがいっぱいだった時ね!!」も含めて)、最高でした。

こういうフランクなおしゃべり、もっとくらはい…

 

そうそう、MCではグラミーを獲った後だったのでそれに関して稲葉さんが、讃えつつ「彼がグラミーの会場にいるころ、僕は路上で待ってました。寂しかった…会えた時は嬉しかった!」みたいなことを言って、松本さんを照れさせてました。

アンプに手を置いて「お前っ!」的な笑みwithoutグラサンの破壊力はもはや脅威。

だから人類のために隠さざるを得ないのですよ、きっと!

 

さて、新宿BLAZEという箱は、数度他のアーティストのライブで入ってるんですが、いつもどこでも見やすい箱だと思ってます。とっくに整番時間をすぎての入場だったにもかかわらず、何故か前方の端が空いてましてお陰様で自由に過ごせました。

いや、本当のこと言うと、いつかフェスの後方のスペースかのように、ビール片手に好きなように踊ったり、腕上げる感じで見てみたいんですが、なかなかそれは雰囲気的に難しいですね。大人が多いのは良いことでもあるんですけど。

終演後にB友さん達とツアーの感想を交えて楽しく話せたのも格別でした。

 

さて、シェーンのドラムパフォーマンスと銘打った、Pearlさん主催のイベント、秋葉原のGoodmanという本当に小さな箱(小さすぎて、過去に出演者の箱入りに普通に遭遇したことあり)だったんですが、整番呼び出し間に合わずで、着いた頃にはもうぎゅうぎゅう。

モニターを2台、シェーンの背面と正面を捉えて流してくださってたので問題なかったですが、残念ながらご本人が立ち上がらないとお姿は拝めなかったです。

いやーそれでも、当然LIVE-GYMでは「ドラムのみずっと追いかけるカメラ」というのは無いわけで、ひたすらにそのドラミングの様子を追いかけられるというのは大変楽しい事です。

 

質問コーナーでも、ドラムソロの組み立て方(答え:自分の技術を主張するのではなく、曲を、歌をいかに引き立てるかを考えてる。歌を台無しにしてはダメ。特にコーシのはね!)、ハイハットやバスドラのフットペダルの踏み方、ドラムロールの時のスティックの握り方、最近お気に入りの基礎練についてなど、実に真摯に答えてらっしゃいました。

スティックの握り方を身を乗り出して答える感じ、好感しかない!

 

なお、最近の基礎練では16とか8でハイハットを刻みながら3連符とかインプロ叩いたり、ロックドラマーならついつい豪快にヒットしたくなるところを、敢えてめちゃくちゃソフトに(体をぐにゃぐにゃにしながら実践)叩いてたりするそうです。(それでもLAでは「音でかいよ!」と言われるそう。)

 

過去の教則ビデオと現在の奏法の違い(バスドラのビーターの当て方。以前はぐっと踏み込んでから踏んで、音を前方に飛ばすようにインパクトを残すやり方→現在はオープン。「どちらも必要な練習だよ!」)を指摘する猛者や、何故バスドラは2個必要なのかという答えに窮する質問(答え:うーん…無くてもいいんだけど…ほら、力強いし、ライブの終わりを盛り上げやすい)、緊張するかどうかなどのふんわりQ(答え:(食い気味に)緊張する!しない人はいないと思う!今日すごい緊張してる!リハが1日しかできなかったから)、ミスのカバー方法(答え: バンドのメンバーは、僕が間違えるとみんな僕のほうをキッと振り返って…なんてことは、みんな優しいからしないよ(笑)!大丈夫!間違えたフレーズと似たようなフレーズを、追いかけで繰り返す!経験あるのみ!あと、"ドラマー以外は気がつかない"って思うのさ!)いずれも本当に考えて考えてからお答えされてました。

 

なお、イヤモニに何を返してるのかという質問に、「実はクリックもドラムもあんまり返さないんだ。自分のドラムとベースでしょ…ギター、それからボーカルに、キーボード!」という、「それじゃ全パート!」な返答をされてたのはゲキカワポイントでした!

(プライオリティ的な順序で言うとってことよね?とカヨさんが聞き返してました)

 

全体的には自分のバンド(コズモスクアッド)の曲や、B'zのSPLASH、さま弾(English)も入れながらも、どちらかというとロックドラムというよりはプログレフュージョンに近いような曲調が多かったように思われます。

インプロビゼーションという発言も多く、これまでのスタイルとはまた違ってどちらかというとそういったアプローチを模索してるご様子。これだけのキャリアでそういう試みをされるというのも、実に実直実直。

 

曲と曲の間の何気ないつぶやき(次の曲はみんな知ってると思うよ!と言ってからB'z曲やったり)や、日本語での「ゲンキー?」のやりとりもフランクで、普段のB'zでのシェーンのパフォーマンスと違った側面を見られて、エアドラマーでも実に満足でございました。