オモウトコロ

B'zファンサイトの管理人でしたがパスワードを見事に忘れて更新できないのでなんでもココで。ついったは@wmyss_ssymw

B'z Treasure Landは宝島となり得るか

タイトルはただの超面白ダジャレ。意味なんかないんだよ〜。
35周年なので、なにかしらイベントじみたものはあるだろうとは思っていましたが、まさかそれがJAP THE RIPPERとFIREBALLの完全版上映とは予想していなかった。なにそれ〜とっても興味ある〜!

なにせ、いずれも当時はファンではなかったので参加していない。ましてや映像作品となっていないFIREBALLに至っては、見た事がない。メイク魂に火をつけるのは、今だ。
わたしの割には大いに張り切り、この期間を「ここ、幕張メッセを住まいとする」気満々で、期末時期ながらYOU&休(有給休暇)申請を済ませて早々に現場での鑑賞をすべくチケットを取っておりました。

その後、「からあげクン」コラボというこれまた誰も予想していなかった(ツアーとかはぴあメインなのに、イベントだけローチケなの不思議だな、とは思ってたけれど)斜め上のフード販売の発表を経て、まさかの「ご本人登場」予告&チケットオフィシャル再販。

https://bz-vermillion.com/treasureland23/info/230214.html

…正直、売れ残るどころか回によっては激戦だと思ってたので驚きつつ、それにしてもかつてない壮大なテコ入れだな、とも。で、問題はどの回にご本人方が登場するかは「お楽しみに」なっていることかと。

私はそもそも「グッズ販売」に対してどれだけの本気度で構えればいいのかが読めていないこともあり、「上映2種を2日間にわざと分けてチケット取得」という特殊な行動予定のため、現場に少なくとも2日間通うのは間違いないのですが、これにより回を増やすかどうかについてはもう少し考えたいところ。
ただ、元々は「今後ソフト化しない可能性も含めておかわりしたけりゃ空いてる映画館いくべ」の根性だったところを、単に現場に置き換えるだけではありますが。さてどうしよう。

きっとご本人登場回に当たった場合は、もちろん参加者からは悲鳴と歓声が入り混じった声があがり、幸せと興奮の時間が訪れるわけですが、逆に、「当該回には参加してないけれどメッセ内に滞在している人」にはその歓声できっと「本人来たな」とわかってしまうのではないか。
そうなると、グッズ売り場あたりは「本人が幕の向こうにいるっぽいけど見られない」という初の事態に陥るのでは、と危惧しております。

その心境たるや、ウルトラクイズの⚪︎×クイズで勝ち抜いた者たちが、花いっぱいのレイを首にかけられて「せーの!バンザーイ!」と嬉しそうに声を上げているのを、グアムの海辺で泥にマミレて呆然と眺める敗者の気持ちなのでは、と。
それはそれでまず、警備上大丈夫かなという心配と、落胆してしまう人を慰める言葉がないよなぁ、あとわたしが当たった回には来なさそうというネガティブ思考が。

これ、本来ならば嬉しいサプライズという立ち位置なはずなので、企画してくれたことには有難さを真に申し上げたい。それだけに、悲しむ人とか怒る人を見たくはないなぁ、勿論自分もそう思いたくはないなぁ、という気持ちにも嘘がないのですが、まぁそれが有ってもなくても通うのよね、幕張メッセ。地味に遠いけれども。みんなしあわせになるといいんだけれど。

あと、からあげクンは増量7つ×2種なので、一人で食べきる胃の強靭さVSタッパーに入れておしゃれに持ち歩く心の強靭さの戦いが待ってるのを把握しております。おでは完全に前者の強さは持ってないので、お気に入りのハンギョドンのタッパー、空けとくね!

なお、そんな俺たちの幕張メッセには、このイベントのあとも2回行く予定(ラウドパーク、ノットフェスト)なので、とにかく3月は幕張で僕と握手!※からあげクンの油まみれの手で

Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~@横浜アリーナ(2023.2.1)

レポじゃないですぅ感想ですぅ
ナタリーもBARKSも上げているのでセトリとかMCとか曲の流れはそっちがいいぜ!

スタンド最上段、いわゆる♪天井裏から愛を込めて〜席でした。
ただ、円形ステージの「恩恵」で、遠さを想像よりは感じなかった。見下ろす客席は白と緑で彩られていて(※グッズの色)、なんだかポップで可愛らしい。
開演前BGMは薄めの音量でほぼ分からずでしたが、直前はStoneTemplePilotsのWonderful。ああ、そうか。源流はそうよね。

正直、私はその曲がストテンだということはSoundHound(流れている音から曲名がわかるアプリ)使わないとわからなかったほど、オルタナというジャンルをほぼ通ってないので、近年の曲調よりはマグマの頃のような無茶苦茶な衝動が垣間見えたり、いっそストレートなポップっぷりがある曲の方が好きだったりするのですが、セトリはそんな「整列」させるのが難しそうな稲ソロ楽曲をキレイにまとめ上げた構成だったと思う。アルバム単位でもないので、もっと正直乱雑な印象になると思ってた。

また、急ごしらえのバンドとなると、どうしてもグルーヴ感がアレだったりすることがあるので構えていたら、Dr.鈴木JEN英哉さんがバッキバキに場を制圧していた。
後半の曲で(「波」のアウトロだったかな)、原曲や場の流れからすると少しばかり走るような場面があったのだけれど、そこがもう「エモさによる加速」って感じで、さらに他のパートもそこに合わせにいって渦巻く感じ、グッときた。「そこではこう叩いて欲しいな」みたいなのは余裕だったし、とにかくあのクセすごな曲たちを、さも昔から叩いていたかのように実に楽しげに操る様は壮観だった。
断られる前提でオファーしたという稲葉さんに「稲葉さんを断らないですよー!」と特大笑顔で返すところだったり、ドラムごと盆舞台で方向転換する時に、何故か両手を頭の上に乗せて「うさぎの耳」を形づくりながらおどけるJEN氏に、心を打たれないはずがない。初めてサポメンとしてMr.Children以外で叩いたとのこと、ありがてぇ…ありがてぇ…。
(あと、「ドラムが回る」がみんなの感想の全てにならないか心配する稲葉さんへ:トミー・リー形式の空中タテ回転じゃないのでそれは大丈夫です)
稲葉さんも稲葉さんで、「ハズムセカイ」のオーラスの「♪朝まで一緒にいてよ」は腕を伸ばしてJEN氏に向けていた。

稲葉さん曰く「一番遠いところからやってきてくれた」キーボードのサム・ポマンティさんは以前見た時よりもまた更に素晴らしかった。音色選びを確か以前も称賛した気がするけれど、ニュアンスも絶妙。なお、彼の日本語能力の上達によりほぼ日本語での会話で済んでいるとのこと。

なお、残念ながら弦のお二人に関しては、席の都合もあってか、中盤そこそこまで非常に聴き取りづらく、堪能できなかった。
実は稲ソロでは初めまして(!)な徳ちゃんがアップライトベースをボウで弾くってのは見た目も世界観としても正解を見た感じ。元々曲調としてはもっと狭くてアコースティックな会場でやった方が似合う曲が多いので、ウッドベースを望んでいたものだった。「BANTAM」前はソロタイムも。また、同じ動きをしがちな客席を、うまく煽っていた。
DURANさんは真逆の方向だったのもあって更に様子がわからなかったけれど、あの低音ゴリゴリの球をぶつけてくるようなプレイは、どうしても我々の脳裏に出てくる松本孝弘トーンと全く色の違うアプローチなので面白い。稲ソロの根底にながれるリズム感は、いわゆるロック畑の背景だけだと難しそうに見えるけれど、ブラックミュージックとかジャズフュージョンにも似た絶妙なタイム感がよく似合っている。

円形ステージの今度は「弊害」で、私の席はPA位置ではなかったことが影響したのか、中盤までは中音域がスッカスカの状態、バンドの音圧も音量もなく、稲葉さんのお声だけ聴こえるというアンバランスの極みだったので、自分の中でどれだけ盛り上がれるか、が見えなかったのですが…なんとかなりました。(なので、稲葉さんが異常なまでのリズムキーパーに見えていた。いやたぶん本当にその要素もあるんだろうけれど。)
ちょうど音響も良くなってきた頃、稲葉さんご本人の煽りによって、それまで拍手の鬼だった会場から少しずつ「…いい…んだよね…?声を…出しても…?」といった戸惑いを含んだコールアンドレスポンスが浸透して、もう戻ることができないとも思われた「あの頃のコンサート」に似た情景が広がった時からは、なんだかほっこりとした気分になって楽しめた。

私個人としては観客の声出し自体はライブに求めていない派(正確には、それによって起こる「お前の歌や声は聴きにきていない現象」などの弊害を恐れている)であって、完全に戻る必要もないと思う派なのですが、そうか、やっぱり舞台に立つ側は「欲しい」ものなんだ、と、くしゃっとした笑顔で感慨深そうに「声ってすごい」「本当にみなさんの声ってすごいんですよ!」「こんな日が来るなんて…」と客席を見渡しながら楽しそうにする稲葉さんを見て思ったのでした。(ただ、度を超えて「いなばさぁーん!」と叫んだ者はこの後もれなく駄席になる上に毎回自動改札機で残高不足になる呪いを天井から送った。)

大槻ケンヂがコロナ禍に「もうダメだ」と思ったエピソードとして「ロックバンド、特にボーカリストはダメージがあったと思うんですよ。ボーカルって、バンドの中で直接お客さんとやりとりする係でもあるんですね。(中略)コール&レスポンスでフィードバックしていくスタイルだったのに、それができなかったことで、もうダメだと思っちゃって。」(引用元:Yahooニュース「この世は終わりだと思っても、それでも人生は続く」大槻ケンヂが苦悩と向き合いながら音楽を続ける理由(Yahoo!ニュース オリジナル Voice))という発言をしていたのを読んでいたのもあって、コロナ禍においての「見せる側」の心境に少し触れたような気になってはいたものの、そうか、私らの「声」でそんなにも幸せそうにしてくれるんだ、と。意味のないタイミングでの名前呼びや、ボーカリストでもないのにボエーと歌う輩がいる限り、私個人は声出し肯定派にはならないだろうけれど、向こう側が求めてくるコールアンドレスポンスには、なるべく返して届けたほうが良さそうだと思い直した。

ともかく、少しずつ探り探りの雰囲気だった稲葉さんと私たちのやりとりが声を持って実現したことによって、暗く長いトンネルを抜けたかのように感じた瞬間だった。「あ、今が抜けるその瞬間なんだ」、みたいな。
広いはずの横アリが、ライブハウスかな?みたいな客席の一体感と、フェスかな?みたいな熱気に「ズオオオオオ」と飲み込まれていく様は圧巻だった。そういう意味でも、円形ステージでよかったのかもしれない。たぶんだけど横アリの中央から光の柱が天井を突き抜けて出ていったんじゃない?みたいな。ズオオオオオ。

はっと思い付いたように「LOVE!LOVE!LOVE!」と連呼したり、歓声に「トリハダ」と身を崩しとろけながら言う稲葉さんは終始楽しげ。いつもなら、そういった観客とのやりとりで大いに盛り上がっている中でも、「…はいっ!(終わり)」といった斬鉄剣ばりの切れ味で観客の拍手をぶった斬ってすぐに軌道修正しようとする稲葉さんだけれど、この日は鞘から刀を抜こうとはしなかった。実にぷわぷわしていた。そして久しぶりのぷわぷわを味わって高揚していたように見えた。

「2月のスケジュールが空いていたから」という理由で急に決定したということで、本数もタイミングも「中途半端な」3.5というタイトルになったとのことだったけれど、空いててよかった。空いていなかったら、ぷわぷわの幸せを味わえないところだった。
オーラスの「Oh My Love」で多幸感たっぷりのところに、普通なら御礼を述べて去るところを、円形ステージだもんで四方にバンドがトコトコと動いてお辞儀しまくる流れだったのも愛らしくて楽しげな、「稲葉浩志の笑顔を見守ってこちらも楽しくなるen会」だった。
(ただ規制退場守らず民多すぎだったのは、ど平日夜の開催だったとはいえ、実にケチのつく最後だった。気を遣ってアンコール前で抜けてった人に幸あらんことを。)

私は私で、これまでなるべく控えていたB友さんたちとの逢瀬を、誰ともなしに当日になってできたことが本当に嬉しくて、楽しくて堪らなかった。今年はもっとぷわぷわしていこう。

おまけ:曲ごとのメモ
・「羽」あんなにEDM感あるバックトラックだったっけと思いながら。しかもやたら音量デカくて笑った。

・「静かな雨」の上部ビジョンとライティングで樹木に雨だれが落ちてくるような演出は異次元感みがあって好きちゃん。始まる前のMCで「外は雨降ってるでしょ?」と曲フリ。
ただ、こちら側は曲フリだと気がつかず「まさか…外は晴れてたぞ…でもこの稲葉雨命(イナバノアメノミコト)がそうおっしゃるなら降ってるな…」といったように思ってしまった。逆雨ハラ。

・「Okey」で客席から「オーケー」の声を煽るという歌詞の世界観からするとある種の恐怖を覚えた(全然「オーケーィ!」じゃあねぇなと思いながらのコールアンドレスポンス)。

・「波」「Little Flower」の流れはできれば真正面で観たかった。稲葉劇場感すごかっただろうな。

2022年に観たもの

お久しぶりです。なんだか間が空いてしまいました。その間にHighway Xツアーが千秋楽を迎えたり、個人的には行くはずだったライブやフェスが、果ては夏休みの旅行まで中止になってしょんぼりしたりしてました。
配信とリアル現場の配分がちょうど良い感じになってきたので、来年はきっともっと良くなる!と思いたいところ。ただ、まさかの外タレ0本は時代のせい…ぐぬぬ
とはいえ久々のLOUD PARK開催発表もありましたので、いい春になりそう!そんな気がする!!
てな訳でみなさまどうぞ良いお年をお迎えください!
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■現場:15本
●配信/ビューイング:有料8、無料5本
・中止/延期:4本(再延期knotfest含む)
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■ 1.3 ニューロティカ日本武道館DE心燃会/日本武道館氣志團と一緒にニューロティカの一世一代の晴れ舞台を見届ける「ア・イ・セ・キ」シート)
● 4.2,3 【配信】吉本興業 伝説の1日
■ 4.17 ダディ竹千代&東京おとぼけCATS 同窓会トークショー/disc union新宿ベストアルバムストア
■ 4.26 EBI & UNICORN 「狙ったエモノは逃さねぇ」/Zepp Diver City Tokyo
● 4.29 【無料配信】 JAZZ AUDITORIA ONLINE 2022
■ 5.28 B'z LIVE-GYM2022 Highway X/武蔵野の森スポーツプラザ
■ (舞台)6.5 ようこそ、ミナト先生/新国立劇場中劇場
■ 6.16 B'z LIVE-GYM2022 Highway X/高崎アリーナ
● 6.18,19 【無料配信/クラファン】やついフェス2022
■ 7.13 特撮 特撮22nd記念「爆誕」完全再現ライブ+X/渋谷クラブクアトロ
● 7.23 【無料配信】Lucky FM Green Festival
■ 8.12 すかんちvs筋肉少女帯/Zepp Diver City Tokyo
●9.10劇場版うたのプリンスさまっ♪ マジLOVE スターリッシュツアーズ
■ 9.17,18,19 氣志團万博2022 /袖ヶ浦海浜公園
・10.8,9【中止】THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL2022 /鹿児島市桜島
● 10.20 【配信】UNICORN川西誕生祭「言うのんが 遅うなってしもーてすまんのー 笑うて許して遊びに来んさいやー わがまま言うてライブにしてもろうたけんねー なにしろたぶん…63回目??じゃと思うけん」
● 10.21【配信】UNICORN記念特番〜5人でノリノリ35祭〜
■ 11.6藤井隆Music restaurant ROYAL HOST ReleaseTour2022/恵比寿ザ・ガーデンホール
■ 11.17 新日本プロレス50周年記念シンニチイズムミュージックフェス/代々木第一体育館
● 11.19 【無料配信】T-MUSIC Fes
・11.25 【中止】CheapTrick/昭和女子大学人見記念講堂
● 11.26 【配信】SLENDERIE RECORDS LIVE EYE CANDY/サンリオピューロランド
● 11.27 【ライブビューイング】B'z LIVE-GYM2022 Highway X千秋楽
● 11.26 【配信】筋肉少女帯 Debut35th カウントダウン シリーズ「KEEP CHEEP TRICK TOUR」
■ 12.1 マハラージャン「夢」/恵比寿リキッドルーム
■12.4 コサキン40周年DEワァオ!/有楽町よみうりホール

だからカセットテープを集めて

新譜ーぅえーしんぷーぅ(リヤカーを押して鐘を鳴らし歩きながら)。
というわけでHighway X、ようやくリリース。
残念ながら今回はLPはないようですが、「カセットテープが生産限定盤で付いてくる」は、なかなか嬉しいお知らせでした。

といいますのも、私、地味にB'zさんのカセットテープを集めてきておりました('95 / love me,I love youまでは生産していた)。
ファンになったのは98年なので、当然「中古屋で見つけたら買う」しかなかったのですが、時を経て2017年、なぜかそれらB'zのカセットテープが改めてタワレコで大量に発売されるという珍事がありました。
単純に仕入れ担当さんが「カセットだとは思わず発注した」というオチだったようですが、ありがたく恩恵に預かったもんです。ただあん時はとりあえず行った先のタワレコに在庫があったもんしか買わなかったのはイケてなかったよ、自分。

さて、ところでなんでカセットテープを買ってたのかと申しますと、B'zは謎のルールに基づいてリリースされていた音源があるためにそうなりました。
それが「シングル盤のカセットにのみ、何故かボーカルレスバージョン入れルール」。

のちに「TV STYLE」として一部はCD化されたものの、2nd beatたちはほぼ入らず、このカセットでしか聴くことができないと。
そんなわけで、TV STYLEでCD化されてない音源を求めて、日夜シングルカセットを中心に探しておったのです(というとご執心みたいですが、現実には中古屋に寄ったりWeb探したり)。
その結果が現在はこちら。

うん、まぁ足りてはいない。
出来れば「東京」のためにlove me〜はいつか入手したい(けれど高値を払う気は微塵もない)ところですが、個人的には「Good-bye Holy Days」「JOY」が聴きたかったので、ほぼ満足しとりゃーす。

FRIENDS IIIきっかけでJOYのボーカルレストラックを聴きまくって悦に入ったブログエントリはこちら↓なんですが

https://nihaichi.hatenablog.com/entry/2021/12/26/123038

そりゃもう楽しい。できればトラックシート(1トラックごとに何の音が録音されているかを記したやーつ)が欲しい!と、この時ほど思ったことはない。とち狂って、「なんとかして手書きで自作する手はないのか」と一瞬考えたほど。

というわけで、別になにも「カセット」という形態でなく、音源が普通に欲しいだけなんですけれど、この棚に新たなカセットが並べられるのは嬉しいです。

実際、今の世の中のカセットテープに対するリバイバルブームが起きる前(RISKYは2016年当時500円で投げ売られてた)と後では中古価格が全然変わってしまっているので、できりゃあCDで出してくれないかなとも思いますが、ちょっと並べてみるとミニチュア的に可愛らしい側面もあるので、これはこれでいいのかもなぁ。
あ、カセットはなぜか背表紙が2パターン必ず違うデザインなのも好きです。理由がわからんけど。(って書きながら思ったけれど、もしかして片側だけレコードで言うところの「帯」扱いなのかもね)

ちなみに、カセットに「時代を感じる」部分は、「唄) B'z」とかかれていること。

唄。間違ってはいないけれども。
帯の裏面も。

カラオケ側(B面)は「オリジナル・カラオケ」。(愛しい人よ〜からはTV Style表記)

あと、今やあんまり言わない「CF」(コマーシャルフィルム)表記ね。

で、リリースから35年近くを経た場合のカセットの音ですが、そりゃまあ良くはないです。基本伸びてる。新品の状態だろうが関係はなかったです(新品の方が一度も巻いてないから余計ダメなのかもね)。
元の音を知ってる上で聴いたり、カセット時代を知ってればノスタルジックに味わい深いという表現になりますが。できれば高音質がいいな。
じゃあ作ったばかりのHighwayXの音がどんなもんか、はちょいと楽しみです。

HighwayX、ロゴちっさ!(というか過去のものがギリギリいっぱいまでデザインされてて強すぎる説)

声出しNGの世界で代替物販を眺めてみた

私の参加したBさんのHighwayXツアーは高崎の1本+保険代わりに行った東京公演の2公演。ライブビューイングは行きます。
で、レポには書きませんでしたけど、「声出し厳禁の代替は『拍手』のみ」だったことは振り返って割とぶっちぎりどのバンドよりある意味直球だったなと思ってます。

というのも、他のアーティスト、この2,3年での「声出しの代替」が様々あったんですね。
ちょっと私の好きなバンドで挙げてみますと

・ペンライト
…ド直球アイドルの風物詩と思いきや、Bさんより長く活動してるパンクバンドの「ニューロティカ」。面白いもので、みんな握り方と掲げ方がパンクだった。

あとは「特撮」という、これも20年越えのトラウマパンク(自称)バンドもペンライト。物騒な曲で赤く照らすと、さらに物騒になって良いという効果があると知れた。特撮自体はとてもメロウな曲のパートも多いので、その時だけはアイドル界隈的な掲げ方ができたりするのも面白い。

・光るリング
ユニコーン。なお、どのメンバーのものが当たるかはランダムなやーつなので、色は選べない。個人的にはこれが嵩張らず、かつ、例え複数付けてくる狂人がいても他人の邪魔にならん上に無音なのでベストだと思っている。あと普通にキレイ。

・ライト+タンバリン
筋肉少女帯。「キラキラと輝くもの」というアルバムがありますんでね、それと掛けてる。
ただ、本来ほぼヘドバンか拳なので、実際の会場でどんな具合でどうだったのかはわからない。

・ペンライト+マラカス
氣志團。ボーカル翔やんのグッズ紹介文が相変わらず良い。バットを模すという、ヤンキーっぽさも入れ込むあたりが更に素晴らしい。

・自作の鳴り物
…そんなことを企画するのは当然、マキシマム ザ ホルモンさんですね。「エモートシャウト」という名前が付いてますが、要するにペットボトルで鳴り物を作って持っていくという。とても厳密にルールも考えられていて、各人個性も出しながら楽しめるっていう一石二鳥っぷりはさすがアイデアマン亮君。

というわけで、各バンド、鳴り物か光り物を取り揃えてきてました。こんな流れがあったので、ツアーの物販に何かあるかもな、という予想をしていたのですが…まぁ外れましたね。

しかしよくよく考えてみると、会場の規模がデカくて本数が多く、またファンの母数がデカいが故にコントロールできない可能性を考えてみると、「代替を用意しない」のは妥当だとも思いました。あとは単純に、これらの「客側が持つグッズ」の文化自体が、日本独特のものだったりするので、それこそ下地が洋楽のBさんには似合わないという判断だったんでしょうかね。外タレ公演も昔はジッポライターの灯、今はスマホのライトくらいですかね。…って書いてて思い出しましたが、KISSはお面配られたことあったわ。

とはいえ、かつてB'zさんでも「笛」という鳴り物を全席に置いたり(GREENツアー)、渚園サイリウムサプライズを仕掛けたり(15th)、ミニタオルを置いたり(なんだったか忘れた)という風に、客席に演出の一つとしてバンド側が用意することはありましたわね。物販で売ったのは初回渚園の星形のうちわくらいかしら。

個人的にはちょっとBさんのライブのノリ(腕振り)は画一化されすぎてるのと、あれは後方の席になったときに視界の邪魔なんでジャニーズさんのうちわルール(胸より上にうちわは上げないだったっけかな)的なものできねぇかなと思ったりと、なんかもうちょいみんな個性あってもいいんだけどなーとは思うんですが、そう言ったってこの先ファンが急にヘドバンしたり、ツーステ踏んだり、oiコールを上げたり、折り畳みするような確変は起きないと思うので、このまま郷に入っては郷に従え、「手のひらの鍛錬を積む者たち」として習熟に邁進していきたい所存です。
そしてできれば声出しOKの世界がやってきたんだとしても、やっぱり雑音が聞こえず、素直にバンドが放つ音だけを聴ける環境が維持できたら最高なんだけどなぁ。

B'z LIVE-GYM2022 ‐HighwayX‐@高崎アリーナレポ(2022.6.16)

未知のHighwayの先では何が起こるか誰にもわからん!YTバースデーの初夏・高崎公演レポ。
勿論ネタバレはあるし、いつもどおりメモ取ってないんで適当でーす!

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B'z LIVE-GYM2022 -Highway X- @武蔵野の森スポーツアリーナレポ(2022.5.28)

レポつったって、なんせ曲名もわからんのだからどうにもこうにも。ましてや予習(タイアップの曲を聴くなど)をしないもんだから、マジもんでほぼわからんっす。で、そんな中で思ったことを。これはもう日記と感想ですねー!でもネタバレはあるからそこんとこよろしくお願いしますよ。メモ取ってないから適当よ。

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